泣きながら彼の熱いエキスを
――ああっ…ソジュン君!
凶暴な連打に、私は彼の腕をつかみ、爪を立てました。内臓が押し上げられて苦しい。でも、この苦しさこそが彼に愛されている証拠…。
――もっと欲しい…私の体にソジュン君の爪痕を刻んで。
彼に愛されたい一心で告げました。彼もそれに応じるように腰を振り立て、私を貫いてきます。
――おお…愛香さん…イキます、イキます…ッ!
――来て…私の中にいっぱい吐き出してぇッ!
渾身の一撃が浴びせられたのち、ギュッとつむった目の奥に、強烈な白い閃光が走りました。体中の毛穴が開き、汗と体液がどっと滲み出ていく感覚。どこかに放り出されるような浮遊感と、恍惚が私の全身を包み込んだんです。
――私も…私もイクぅ!
ガクガクと総身が痙攣した直後、子宮口付近でザーメンが噴射されました。水鉄砲さながらに勢いよく迸(ほとばし)った精液が、彼の興奮と悦楽を物語っていて…。私、泣きながら彼の熱いエキスを受け止めたんです。
激しいセックスのあと、2人で抱き合ったまま、まどろみました。情熱的なセックスに身も心も満たされて、心から幸せでしたね」
デビューに向けて進み続ける彼
――悲しみに堪えながらも、激しいセックスで心身は満たされた。その後をお聞かせください。
「はい…彼は正式に事務所と契約を結び、デビューに向けてのレッスンが始まったようです。『ようです』と言うのは、彼は『デビューの件はまだシークレットで、外部に漏らせないから』という理由で、私にも詳しいことを話してくれなくなったんです。そして、
――万が一、情報が漏れた際、愛香さんを疑いたくないから。
そう言われました。誠実な彼らしい言葉に、私も多くを聞きません。ただ、引っ越しはしたようです。のちにデビューするメンバー6名とともに事務所が借り切ったマンションに住んでいることを明かしてくれました。
――僕らはまだデビュー前なので、メンバーとは共同部屋です。デビューしたら、同じマンションの個室をもらえるみたいです。行動制限もあって、なかなか逢えなくてごめんなさい。
ソジュン君は申し訳なさそうに言いましたが、デビューに向けて着実に進んでいるのは嬉しいこと。
――今はデビューに向けて頑張って。逢えない時も応援しているから。
そう言うと、
――愛香さん、他の男とデートしちゃダメですよ。
そんな可愛いことを言ってくれるのが、また嬉しくて(笑)」
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