更新日:2024-05-25 06:00
投稿日:2024-05-25 06:00
依存する気持ちはわかるけど
ただし、マコトさんは、美由紀さんがこれまで“親一人子一人”で生活してきた背景から、息子にべったりしたくなる気持ちも理解できないわけではないと言います。
「これまできっと、息子だけが生きがいだったんでしょうね、美由紀は。
だから僕は、息子に彼女でもできれば、美由紀も変わってくれるんじゃないかなって期待しているんですよ。
これまでずっと親子でべったりしながら生きてきたんだろうから、僕と結婚したからといって、美由紀の気持ちは全部こっちに向くわけじゃないのでしょうし。
それに、僕が何かを言えば、強気な口調でギャーギャーと言い返してくるから、話をしたくなくなっちゃいます。
息子が結婚すれば…
そのうちに、息子が結婚してくれることにでもなれば、僕としては嬉しいですね。
美由紀を子離れさせなくちゃいけないと思って僕なりに頑張っていますけど、息子が母親を受け入れてしまっているうちは、美由紀の性格も考え方も変わらないでしょうから。
早く息子が、好きな女性を見つけて、母親からうまく距離をとってくれたら良いなぁ〜って、僕の願いはそれだけですね」
◇ ◇ ◇
恋人同士であれ、夫婦であれ100%同じ価値観を有する男女は稀です。ましてや交際前の男女となれば、なおのことです。少しのすれ違いが、大きな溝に発展することも少なくないのが異性間における現実でしょう。
まさにこれこそが、男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。
ラブ 新着一覧
恋愛にガツガツしていると、周囲から「焦ってるんだな……」と思われがちな大人女子。そんな視線が気になると、好きな人にアプ...
不倫には大きなリスクが伴うとわかっていても、好きになってしまった気持ちに負けてズルズルと関係を続けてしまう人はたくさん...
片思い中の男性とデートが盛り上がらず、お互いにテンションが下がったまま解散することってありますよね。
いまいち食事...
職場の男性と日頃LINEしている女性もいるでしょう。でももし、男性から好意を感じるLINEが届いたら、あなたはどうしま...
愛があれば外見なんて関係ない! とは言いますが、実際問題、結婚相手がハゲていたり、白髪だらけだった場合、世間の女性はど...
恋愛につきものなのが「倦怠期」と「安定期」です。付き合いたてのカップルより落ち着いている共通点だけで、あまり見分けがつ...
あなたは“ドS彼氏”と聞いて、どのようなイメージを持ちますか? 「怖そう」「大事にしてくれなさそう」などとネガティブな...
芸能人のスピード婚のニュースを見るたびに、「すぐ別れちゃうんじゃないの?」と感じる人は多いようです。でも、中にはスピー...
夫婦って、自然とお互いの性格のバランスをとるようにできているのかもしれません。今回は、過度に心配性な夫とどんどん冷静に...
一見、地味でモテなさそうな女性なのに、なぜか男性にモテる人っていますよね。可愛くて人気者の女性もいるのに、どうして目立...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.111〜女性編〜」では、結婚当初と比較して性欲が増したのに、夫婦間で解決ができていないと嘆く...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。男女のカラダの相性には割れた茶碗がひとつになるような他に代えがたい感覚がある...
「不倫にハマッたら抜け出せない」って、よく聞きますよね。自制心のある女性なら、ときめきを感じても「よからぬ行動」を起こす...
「私、モテ期かも……」と複数の男性とのやりとりを楽しんでいたつもりなのに、気がついたら孤独になっていた。そんな女性が増え...
料理にケチをつける男にイライラした経験のある人は多いですよね。普通の仕事とは違い、家事には休みも定年もお給料もありませ...