地雷踏んでませんか? 年下男子が“即ブロ”認定する年上女性のLINEとは

内藤みか 作家
更新日:2024-05-30 06:00
投稿日:2024-05-30 06:00
「どうして? 彼からブロックされちゃった…」と、茫然とする年上女性が増えています。
 うまくいってると思っていたのに、突然ブロックされるそうですが、その理由について、年下男子の意見も入れて探ってみました。

まんまとLINE友達になることに成功

 K子さん(41)の話は、年下男子にブロックされる典型的な事例です。

 彼女はパートで働いていたファミレスで、年下の大学生のMくん(22)を気に入ってしまいました。筋トレにハマっているという彼のガッチリした体つきや爽やかさに惹かれたのです。

 そして、彼と同じ時間帯にシフトに入り、あれこれ話しかけて仲良くなろうと試みます。

 ある程度雑談もできるようになった頃合いを見て「緊急連絡の時に使うために」と言って、彼とLINE友達になることに成功します。

「親しくなった」と錯覚を起こしてしまい…

 まずはLINE友達を目指すというのが、年下男子に熱を上げる年上女性がよくやる行動です。

 けれどK子さんもそうですが、LINEでやり取りするようになると、自分たちはプライベートでも親しい関係だという錯覚を起こしてしまったのです。

 K子さんは、緊急連絡以外にも「今日は暑いから気をつけてね」などと、世話を焼くようなメッセージを彼に送るようになってしまいます。

 すると、彼からの返信が次第に来なくなり、しまいには既読もつかなくなり、パート先で顔を合わせても避けられるようになってしまいました。

目を合わせなくなったのは「好意のサイン」

 そんなMくんの態度を「きっと照れているのね。もしかして私のことを恋愛対象として意識してる? キャー!」などと勝手に勘違いし、舞い上がるK子さん。はたから見たら痛い人ですが、このような女性が、実は結構多いのです。

 K子さんは、Mくんがバイト中に目を合わせなくなったのを「好意があるサイン」だと思い込み「彼は年上の私を誘う勇気がないだろうから、私から誘ってあげなくちゃ!」と思い切った行動を起こします。

デートに誘ったのに突然の音信不通

 K子さんは、彼がバイト中に観たいと話していた映画のチケットをペアで購入しました。そしてLINEで「この前観たいと言ってた映画のチケットあるけど、一緒に行かない?」とデートに誘ったのです。

 しかし、既読は付くのに、待てど暮らせど返事が来ません。「いつ行く? 早くしないと上映が終わっちゃうよ〜」と再度LINEをしてみると、今度は既読すらつかないのです。

 …もしやと思って調べてみたら、彼にブロックされていたのです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「妊活代なんて出したくない」30代夫が“親に請求すべき”と主張するトンデモ理屈
「冷酷と激情のあいだvol.268〜女性編〜」では、5歳年下の夫が両家の親に“タカリ”をしているようで「幼稚」と感じてい...
並木まき 2025-10-18 11:45 ラブ
「偉そうな態度も不快です」老いた親に酒を“タカる”夫にゲンナリ。35歳姉さん女房の深い後悔
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-10-18 11:45 ラブ
「断るならバラすよ」マッチした男の“正体”に愕然。ときめきが地獄に変わった残酷な瞬間
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-10-17 11:45 ラブ
文系男子に一目惚れ♡→現実はだたのオタク!? 婚活女子が忘れらない“ドン引き”体験談3つ
 いまや恋活・婚活の主流となったマッチングアプリ。手軽に理想の相手と出会える一方で、合コンや友達の紹介などとの出会いとで...
恋バナ調査隊 2025-10-16 08:00 ラブ
「本当に好きなのか分からない」“別れ”を決める前のサイン、6つの判断基準を聞いてみた!
 長く交際していたり、ケンカが絶えなくなったりして、相手のことが好きかどうか分からなくなるときもあるはず。そんなときは別...
恋バナ調査隊 2025-10-15 08:00 ラブ
恋が終わる危険も!? 「とりあえずドライブデート」の落とし穴。沈黙、渋滞、迷子…帰りたくなった瞬間5つ
 会話を楽しみ、小旅行気分も味わえる「ドライブデート」。でも実は、ちょっとしたミスで失敗に繋がりやすいデートでもあるんで...
恋バナ調査隊 2025-10-14 08:00 ラブ
【漫画】「避妊しなくていいよ」女の悲しい言葉。一夜限りの男が返した“意外な一言”に救われた夜『できても、できなくても』#3
【『できても、できなくても』あらすじ】  「桃生翠さん…残念ですがあなたは不妊症です」――ブライダルチェックで発覚した...
「いいよ」連発は離婚のサイン? 夫婦関係が壊れる寸前の“危険ワード”6つ
 離婚を経験した男女に、離婚直前に飛び交っていたワードをうかがいました。ご夫婦の間で、これらのワードが口癖のようになって...
恋バナ調査隊 2025-10-13 08:00 ラブ
【漫画】「家には帰りたくない」クズ男との別れ…“魔王”と呼ばれるイケメンは何者?『できても、できなくても』#2
【『できても、できなくても』あらすじ】  「桃生翠さん…残念ですがあなたは不妊症です」――ブライダルチェックで発覚した...
「寄生虫としか思えない」47歳男性が“専業主婦 希望”を一蹴。更年期の妻を受け入れない複雑事情
「冷酷と激情のあいだvol.267〜女性編〜」では、仕事への活力が下がり、退職して専業主婦になりたい夏菜子さん(仮名)の...
並木まき 2025-10-11 11:45 ラブ
専業主婦になりたいのに…貯金ナシの44歳妻、夫が意地悪すぎると嘆き「結婚の“特権”ですよね?」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-10-11 11:45 ラブ
【漫画】「あなたは不妊症です」婚約者も仕事も失って…私は女として“失格”なの?『できても、できなくても』#1
【『できても、できなくても』あらすじ】  「桃生翠さん…残念ですがあなたは不妊症です」――ブライダルチェックで発覚した...
順風満帆だった45歳 経営者の転落。美人CAから若い女に乗り換えるはずが…地獄の「三者面談」の顛末
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-10-10 11:45 ラブ
閉経前にもう一度…“癒し”を求める50代女性「ただ話を聞いてもらいたい」男性を求める切実な理由
 ドラマやネットなどで「女性用風俗」が取り上げられることが増え、一般の女性たちにもその名が浸透してきました。  ア...
内藤みか 2025-10-10 11:45 ラブ
「恋愛は効率か、それとも不要か?」タイパ世代に広がる新しい恋愛観。20代で結婚相談所に登録も
「最近のJ-POPは、前奏が短すぎて歌いにくい」カラオケでそう感じたことはありませんか?  我々、40代が青春時代...
男の「私たち付き合ってるよね?」への本音。告白はなくても“彼女認定”されるきっかけ
「彼からの告白はないけど私たちって付き合ってるのかな?」と、曖昧な関係性に不安を抱えている女性もいるでしょう。  ...
恋バナ調査隊 2025-10-08 08:00 ラブ