意中の彼と“宿泊デート”。自宅まで押しかけ、時計の針は21時を過ぎた。

mirae.(みれ) ライター
更新日:2024-10-08 11:44
投稿日:2024-07-15 06:00

新幹線に揺られること2時間

 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。20代でハマったメタル音楽のオフ会で知り合った遠い北の地に暮らす“国宝級”イケメン大学生Kくん。

 そんなKくんに恋した私は、とうとう北の地へ彼に会いに行くことに。しかも彼の家に泊まるという大事件が待っていました。私の“処女”は一体どうなるのでしょうか?

  ◇  ◇  ◇

【読まれています】私が48歳まで処女だったワケ。30代日本人女性の“3人に1人”が性体験なしと言われています

 恋をしたイケメン大学生Kくんを尋ね、遠く北の地へ向かった私。ドキドキしながら新幹線に揺られること約2時間。とうとう彼との待ち合わせ駅に到着しました。

 いつもよりもスキンケアもメイクもボディケアもしっかりし、かわいい勝負下着とかわいいワンピースで着飾った私は、何回も会っているのに、口から心臓が飛び出そうなほど緊張をしていました。

「一体どんな顔で会えばいいんだろう…」と思いながら、駅の改札を出ると、Kくんが待っていました。

「いらっしゃい!」

 爽やかな眩しい笑顔で駆け寄ってきて迎え入れてくれます。そんなキラキラとした眩しい笑顔を見ながら「今日はKくんとセックスしちゃうかも」とエロい思いで胸を熱くしていたのです。

「じゃあ、まずは荷物を置きに僕の家に行こう」と、早速彼の家に。思いがけない展開にますます私の胸の鼓動は高鳴っていきました。

彼の自宅訪問、それなのに…

 駅から徒歩15分程度の場所に、Kくんのアパートはありました。彼の部屋は小さなキッチンと、和室の8畳くらいの広さ。とても綺麗に片付けられていて、几帳面な性格をうかがわせます。

「これが男性の部屋…!」と、初めて入る同世代の男性の部屋の雰囲気や匂いなどを感じていました。その反面「もしかしたらこの部屋で…」と思うと、胸がじわっと熱くなって行くのです。

 彼の部屋の空気をじっくり味わっていると、「大きな荷物はここにおいて」と声をかけてきました。はっ!と我に帰り「ありがとう!」と緊張気味に答え、スーツケースを指定された場所にそっと置くと、彼は笑顔で「じゃあ、出かけよう!」と言ったのです。

「え? 出かけよう??」ときょとんとする私。Kくんは「初めてここに来たのだから、観光案内してあげるよ」とにっこり微笑んできたのでした。

mirae.(みれ)
記事一覧
ライター
アラフィフのフリーライター。ライター歴は15年以上。いろいろこじれて48歳で処女卒業。現在は性に奔放で貪欲に、独身生活を謳歌中。
X

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「そうめんでいい」って何?料理が原因で火蓋が切って落とされた夫婦喧嘩
 夫婦喧嘩といえば、「浮気」や「性格の不一致」が思い浮かびますよね。でも、侮れないのは「料理にまつわる夫婦喧嘩」。今回は...
恋バナ調査隊 2023-08-20 06:00 ラブ
羨ましくさえ感じる今日この頃…結婚しない人を「賢い」と思う5つの瞬間
 最近は、結婚しない女性が増えてきています。「寂しくないのかな?」と思う一方、羨ましく感じる既婚者も少なくないのではない...
恋バナ調査隊 2023-08-19 06:00 ラブ
「前妻に謝りたい…」人並みの奥さんになれない女との再婚を悔いる50男
「冷酷と激情のあいだvol.156〜女性編〜」では、不倫の末に結婚をした和美さん(43歳・仮名)が、夫であるフミオさん(...
並木まき 2023-08-19 06:00 ラブ
「お前は不倫する女だろ?」略奪婚後に本性露わに…モラハラ夫に苦しむ女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-08-19 06:00 ラブ
「誕生日おめでと」をせがむ男…“察してちゃん”LINEが送られてきたら?
「こう答えてほしい」「こっちの気持ちを分かって!」という意図を感じる“察してLINE”が送られてきたら、あなたはどう対処...
恋バナ調査隊 2023-08-19 06:00 ラブ
明石家さんま&大竹しのぶはレア?離婚後も仲良しな元夫婦の特徴と副産物
 離婚後の元夫婦というと険悪なイメージがあるでしょう。もちろん、泥沼裁判まで発展した離婚なら険悪な関係で終わりそうですが...
恋バナ調査隊 2023-08-18 06:00 ラブ
ブラとパンツがバラバラのバレバレ! めちゃ恥ずかしかった下着の失敗談
 好きな男性といいムードになったときに「ヤバ! 今日の下着最悪なんだった……」と焦った経験はありませんか? 今回はそんな...
恋バナ調査隊 2023-08-18 06:00 ラブ
“カードはあるが現金はない”の気苦労 結婚に不向きな金持ち彼氏あるある
 お金持ちな男性と付き合っている女性は、うらやましいですよね。交際中は奢ってもらえたり、結婚すれば大きな安心を得られたり...
恋バナ調査隊 2023-08-18 06:00 ラブ
パパ活の逆!? ママ活狙いの彼女たちがマッチングアプリで増えているワケ
 じわじわと浸透しているかもしれないママ活。パパ活の逆で、若い男性が年上の女性とデートをして、お小遣いをいただくものです...
内藤みか 2023-08-17 06:00 ラブ
結婚していないとかわいそう? いいえ、独身生活が最高すぎる5つの理由
 一昔前までは、30代で結婚していないと「かわいそう……」なんて思われちゃう時代でした。でも今は、独身を謳歌する女性も増...
恋バナ調査隊 2023-08-17 06:00 ラブ
親切の押し売りって…世話焼き夫“うざい”あるあると迷惑な時の対処法
 多くの女性が、家事や育児に協力してくれない夫を嘆き、「家事や育児に協力的な夫になってほしい!」と願う人は多いでしょう。...
恋バナ調査隊 2023-08-17 06:00 ラブ
ベタ惚れ彼氏をゲットしてプロポーズされちゃう3ステップ
 恋愛中の方は今のパートナー、出会いを探している方は次の男性との恋は実りあるものにしたいですよね 。  できれば自...
若林杏樹 2023-08-16 06:00 ラブ
大切な子供の未来のために…離婚予備軍が大事にしたい準備期間と3つの対策
 夫婦関係を続けてはいるけれど、気持ちはもうない……。そんな離婚予備軍の女性でも、子供がいると別れるべきではないのでは?...
恋バナ調査隊 2023-08-16 06:00 ラブ
「夫、いる?」子どもが巣立った後の夫婦関係を考えるとゾッとする
 子どもが低年齢の時は、子どものお世話に手一杯で早く成長してくれないかな……と考えた経験があるのは私だけではないはずです...
豆木メイ 2023-08-15 06:00 ラブ
貴女の度数は? オスを引き寄せる「フェロモンジャッジ」に挑戦!
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-08-15 06:00 ラブ
女子会でも写真付きのLINE報告はマスト! 心配性すぎる夫の仰天エピ
 大好きな旦那さんから心配されるのは、女性にとって嬉しいことですよね。しかし、度がすぎると疲れるケースもあるようです。 ...
恋バナ調査隊 2023-08-15 06:00 ラブ