“いいね500件楽勝”の茶飯ボンビー女が化石男子とAIマッチングした話

時短美容協会 一般社団法人
更新日:2024-08-06 06:00
投稿日:2024-08-06 06:00

最新のAIマッチングアプリにも手を出してみた

 ところで、当初は自分好みの顔、年収、職業などから相手を選んでプロフィールを読み、面倒でもDMで会話をしてから食事を取り付けていた。しかし2カ月もやったら疲れるし飽きた。

 筆者は毒舌キャラなところがあり、どうでもいい人に愛想よくふるまうのもめんどいと感じる。

 そこでAIマッチングを取り入れてみた。顔の好みや年収、性格などを勝手にマッチさせてデートできる日を選ぶと、勝手にデートの予定場所まで決めておいてくれるのだ。

 もし場所の変更があれば前々日くらいからチャット機能が使えるので、場所の希望を伝えて会うだけ。

 AIマッチングは、会うまで顔がわからないので会いに行くのに気乗りしないのが難点だし、外れを引けばさらに憂鬱だが、評価システムがあるので愛想が良くないとこちらの評価も落ちる。だからこそ、気合を入れて臨んでみた。

外れを引いたが茶飯に使える男との出会い

 まさかの1回目でかなりの外れを引いた。好みの顔とはほど遠く、年収はそこそこ、話もまったく弾まない。三十路にして親が毎月のように家にスキンケア用品を送り、実家にも頻繁に帰っている正真正銘のマザコンだ。

 とりあえず近くの寿司屋に入ったのだが、これがもう間違い。男側は勝手に自分に好意があると浮かれているのが見てわかった。

 その後3回くらい会ったが、毎回アフタヌーンティーやら焼肉もシャトーブリアンやらが出てくるお店をチョイスしてくるので、ご馳走させていた。なんなら交通費も負担するから会ってほしいと言い出したが、いい加減に気持ち悪いので距離を置くことにした。

 しかし…。

1年に1回よみがえる化石男子とは

 マッチングアプリで出会った男の中には、頻繁にやり取りをしていないのに、急に慣れ慣れしく「お久しぶりー!」とLINEを入れてくるやつがいる。筆者は彼らを「化石」と読んでいるのだが、このマザコン男は、まさに化石として、1年に一回だけ必ず食事の誘いをしてくるようになった。

 ま、手を繋いでくるとかキスをするとかのスキンシップを求めてくることもなく、ただ会ってご飯だけ済ませて帰るから気楽といえば、気楽だ。

 とはいえ「この男性は、何のために私に会いに来ているのか? 1年振りに誘っても私がノコノコと会うから、自分にまだ気があるとでも思っているのだろうか?」と疑問に思う。1年に1回蘇ってくる化石は謎すぎるし、AIによるマッチング性能はこの程度なのか…と愕然とする。

 AIによって「あなたはこの人と会いますよ」と太鼓判を押された相手が、ただのマザコン化石男子だったことで、筆者のAIへの信頼性は急速に揺らいだのは言うまでもない。

(時短美容協会所属/キャシー)

時短美容協会
記事一覧
一般社団法人
「時短美容」を単なる「省略美容」「ながら美容」ではないものと定義し、多忙な現代女性が「美容の時間を効率的に確保するため」に欠かせない正しい美容知識の普及に努めるとともに、美容にまつわる正確な時短知識を有する「時短美容家」「時短美容協会認定美容家」ならびに、薬機法(旧薬事法)を遵守する「美容ライター」の育成および普及活動を行っています。
WEB:https://fastbeauty.biz

関連キーワード

ラブ 新着一覧


不倫相手とレス…でも47歳女が本当に恐れているのは「固定手当の消滅」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-01-06 06:00 ラブ
コナン君張りの小さな名探偵参上!子供がきっかけで不倫がバレた衝撃エピ
 子供は素直で純粋。それが「不倫がバレるきっかけ」になる場合もあるようです。いったいどのようにしてバレるのか、経験談をご...
恋バナ調査隊 2024-01-06 06:00 ラブ
「浮気されて別れた」「私も…」出たー!悲劇のヒロインは話をかっさらう
 まるで自分が物語の主人公であるかのように振る舞う「悲劇のヒロイン症候群」を知っていますか?  周りの人に「かわ...
恋バナ調査隊 2024-01-06 06:00 ラブ
夫婦の会話にツッコミ要求までする? 大阪人の夫にストレスを感じた瞬間
 夫婦の出身地がどこかによって、家庭の雰囲気は変わるかもしれません。特にノリがいい大阪人の夫がいる家庭は、なんとなく明る...
恋バナ調査隊 2024-01-06 06:00 ラブ
「貧乏な男と結婚」は愛があっても正直しんどい…おすすめしない理由5つ
 人は見た目や条件ではなく、心だなんていいますが、実際問題はどうなのでしょうか? 貧乏な男と結婚しても、愛があれば大丈夫...
恋バナ調査隊 2024-01-05 06:00 ラブ
土曜夜は仲良しデー♡ セックスレスは無縁のツワモノ夫婦に学ぶ秘訣5つ
「出産してからほとんどしてない…」と、レスに悩んでいる夫婦は多い様子。しかし反対に、レスとは無縁の夫婦が存在するのも事実...
恋バナ調査隊 2024-01-05 06:00 ラブ
たくさんモテても意味ないって言うよね? その4つの理由を紹介します。
「モテまくって、男性を手のひらで転がしてみたい♡」「たくさんの男性から貢がれたい♡」なんて願望は、非モテ女が一度は抱くも...
恋バナ調査隊 2024-01-05 06:00 ラブ
久しぶりで股関節も硬い…40女“ご無沙汰ベッドイン”を楽しむヒント3つ
 久々にいい感じの男性が現れた時、女性もエッチの予感が多少なりともするもの。  けれど、久しぶりすぎて、どんなふうにす...
内藤みか 2024-01-04 09:38 ラブ
【2023年人気記事】認知症の兆候?義父との性生活を赤裸々に話す義母
 2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
並木まき 2024-08-17 08:42 ラブ
女性の収入を頼りにするヒモ男 2024年は好きになる前に嗅ぎ分ける!
 女性の収入を頼りに暮らす「ヒモ男」は、積極的にあまり彼氏にしたいタイプではありませんよね。でも、世の中にはヒモ男を好き...
恋バナ調査隊 2024-01-04 06:00 ラブ
【2023年人気記事】Hってどんな感じだっけ?濃厚ベッドシーン映画3本
【内藤みかのあたらしいのがお好き】  あけましておめでとうございます。2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にあり...
内藤みか 2024-01-02 11:45 ラブ
【2023年人気記事】体の相性が運の尽き 不倫に溺れた男女の失楽園LINE
 あけましておめでとうございます。2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
恋バナ調査隊 2024-01-02 11:45 ラブ
【2023年人気記事】パートナーのオナニーを偶然見ちゃった…
【解消されない夫婦のモヤモヤ】  あけましておめでとうございます。2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがと...
豆木メイ 2024-01-02 11:43 ラブ
30代40代の恋活はX(Twitter)がベター♡やり方とヤリモク回避の注意点
 若い子だらけのInstagramよりも、X(Twitter)の方が30代・40代の恋活には向いています。趣味や時事ネタ...
同級生「好きだった」私「初耳w」同級生「本気になりそう」不倫の着火剤
 多くの人から反感を買いやすい不倫問題ですが、実は既婚男性のほうから好意をほのめかしてくるケースが後を絶たないようです。...
恋バナ調査隊 2023-12-31 06:00 ラブ
キラキラが苦手なんだよ…田舎育ちの地味系40男が抱く劣等感
「冷酷と激情のあいだvol.175〜女性編〜」では、副業のインフルエンサー活動に非協力的な恋人・コウジさん(40歳・仮名...
並木まき 2023-12-30 06:00 ラブ