60代男性とマチアプで出会い交際中。旅行に誘われ“隠れた性欲”に怯える40代女「気持ちが悪い」

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-08-10 06:00
投稿日:2024-08-10 06:00
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。

40代後半、恋人は60代

 40代後半になったばかりの美雪さん(仮名)は、60代の男性・トシオさん(仮名)と交際中。出会いはマッチングアプリで、半年ほど前だそうですが、相手からの熱心なアプローチが続き、つい最近になって交際を了承したとのこと。

「そもそも私はアプリでの出会いに疑心暗鬼だったので、ビビビっとくる人とも出会えなかったし、もう恋愛はいいかな〜って思っていたんですよ。

 けれど、トシオさんはかなり熱心で、私がアプリを退会したあともずっとLINEもまめにくれていたし、デートのお誘いも何度お断りをしてもめげずに誘ってくれて…。

 熱意がすごいなぁ〜と感心したこともあって、お付き合いをしたいと言われたときに、OKをしてみました」

【読まれています】ゆるっと婚活で射止めた彼氏はサイコパス“ほぼ確”案件。ビビりながらも43歳女が別れないワケ

肉体関係を匂わせてきて

 しかし、美雪さんはトシオさんとの交際で大きな誤算があったと一抹の後悔をしているそう。その理由とは…?

「肉体関係です。

 相手は60代ですので、もうそういったことには関心が薄いのではないかと踏んで、それなら付き合ってもいいかなって程度だったのですが…。

 どうやら彼はまだソッチのほうに興味があるみたいで、しつこくは誘われないけれども『泊まりでどこかに行かないか?』や『露天風呂付きの部屋に旅行に行って、ふたりでのんびり過ごそうよ』などと言ってくるのが、気になっています」

 美雪さんが、トシオさんからデートの帰りにホテルに誘われた経験はゼロ。トシオさんはお酒を一切飲まないので、アルコールの勢いで泊まる流れには絶対にならないところが、美雪さんにとっては安心材料だったそうですが…。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


恋の季節♡ 冬はカップルで何する? おすすめデート5選!
 冬というと、クリスマスに年越しと、一年を締めくくるイベントが続きます。寒くなって、人肌恋しくなることから、冬は“恋の季...
恋バナ調査隊 2021-12-25 06:00 ラブ
どうしたらいいの…二股で一人だけを選べない時の対処法4つ
 不倫や浮気などで二股をかけてしまっているという女性は、意外と多いようです。もちろん心の中では「どちらかに決めないといけ...
恋バナ調査隊 2021-12-24 06:00 ラブ
いい雰囲気だったのに…男性が突然冷めてしまう理由&対処法
 同じ男性と何度かデートをして、すごくいい雰囲気だったのに、突然連絡が途絶えてしまった経験はありませんか? 一方的に距離...
恋バナ調査隊 2021-12-24 06:00 ラブ
バチェラーに学ぶ 恋を実らせるためにしてはいけないこと3つ
 Twitterのトレンド入りするほど話題のアマゾンプライムの恋愛リアリティーショー番組「バチェラー」。20人ほどの女性...
内藤みか 2021-12-23 06:00 ラブ
嫌でも目に入る…職場恋愛で嫉妬しない方法&辛い時の対処法
 一緒の職場で仕事をしているうちに、恋愛関係になったという人は多いでしょう。そんな職場恋愛は、仕事中も一緒にいられるメリ...
恋バナ調査隊 2021-12-23 06:00 ラブ
お酒の力を活用♡ 居酒屋デートの楽しみ方4つ&モテテクも
 まだ付き合う前の気になる男性と行く、居酒屋デート。レストランよりも気楽な雰囲気にお酒の力も加わって、ぐっと関係を近づけ...
恋バナ調査隊 2021-12-22 06:29 ラブ
「好きだけど付き合えない」の本音とは? 3つの理由と対処法
 恋愛感情がある男性から「ごめんね、好きだけど付き合えない」と言われてしまうとショックですよね。お互いの関係にもよります...
若林杏樹 2021-12-22 06:13 ラブ
“即レス”ってモテない?5つの理由&レスポンスのポイント
 気になる男性から連絡がきたら、嬉しくなってすぐに“即レス”をする人が多いでしょう。即レスはやり取りがスムーズに進みます...
恋バナ調査隊 2021-12-21 06:00 ラブ
男性が夢中になる“飽きない彼女”の5つの特徴&目指す方法♡
 大好きな彼と交際できたからといって、彼の気持ちがいつまでも続くとは限りません。しかし、中にはマンネリ知らずの飽きさせな...
恋バナ調査隊 2021-12-21 06:00 ラブ
“大人の恋愛”って難しい…5つの原因&思い切り楽しむ方法
 年齢を重ねると、経験が増えることで難しく感じることがあります。恋愛も、そのひとつではないでしょうか? でも、本来、恋愛...
恋バナ調査隊 2021-12-20 06:00 ラブ
彼に近づく“相談女”に要注意!上手な撃退法&危険なタイプ
 何かと相談を持ちかけて男性に近づこうとする「相談女」。彼女たちはフリーの男性だけでなく、彼女がいる男性や既婚者の男性に...
恋バナ調査隊 2021-12-20 06:00 ラブ
大人の恋愛に駆け引きは不要!4つの理由&アプローチのコツ
 上手に駆け引きできることが恋愛テクニックのひとつだと言う人もいますが、実は大人の恋愛に駆け引きは不要です。そこで今回は...
恋バナ調査隊 2021-12-19 06:00 ラブ
人生で“3回のモテ期”ってどんな時に訪れる? おすすめ行動4つ
 よく「人生にはモテ期が3回ある」なんていいますよね。ネットの書き込みを見ても、「確かにモテ期と思われる時期があった!」...
恋バナ調査隊 2021-12-19 06:00 ラブ
離婚から4年なのに…元夫の不気味な偵察行為に苦悩する女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-12-18 06:00 ラブ
幸せになるのは許さない…元妻の動向を探る男性の勝手な理屈
「冷酷と激情のあいだvol.69〜女性編〜」では、離婚した夫が自分の近況を定期的に探ってくることへの憤りを感じている女性...
並木まき 2021-12-25 04:49 ラブ
思わずドキッとしてしまう! オトナ女子の色気の法則とは?
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。思わずドキッとしてしまう、魅力的な惹きつけられる雰囲気を「色気」と表現すると...
山崎世美子 2021-12-18 06:00 ラブ