【調香師が推す】夏疲れを絶つ!アルガンオイルで作る簡単アロマ化粧水。フェロモンタイプ別に解説

太田奈月 調香師・IFA国際アロマセラピスト
更新日:2024-08-20 06:00
投稿日:2024-08-20 06:00

【8月後半】貴女のフェロモン度を判定!

     ↓   ↓   ↓   ↓

フェロモン度90%の貴女は…

官能と純粋さを合わせ持つ最強モテ「処女」

 気遣い上手で笑顔を絶やさない処女は、表情豊かなところも魅力のひとつです。

 表情を動かす回数が多い貴女が人一倍動かしているのは、意外にも「おでこ」の筋肉。大きく笑うときにおでこの前頭筋が動くので、疲れがたまりやすい場所ともいえます。

 この前頭筋が老化すると「おでこの横じわ」ができて処女の魅力が大ピンチ! いつも明るく振る舞い、おでこの筋肉をよく動かしているからこそ、隅々までていねいにケアして労わってあげてくださいね。

【夏のお疲れ肌を労わるフローラルスキンケア術】
 ネロリウォーター

 ネロリは美しい“ネロラ王妃”の名前にちなんで付けられ、派手にしていなくてもオーラと存在感を感じさせます。

 そんなネロリは、大勢の中でもひときわ輝く処女にぴったり。白いシルクのような花弁からも、きめ細やかで透明感あふれる肌に整えてくれそうな期待が高鳴ります。

 上品な香りにも癒されるネロリウオーターの化粧水を、おでこにたっぷりつけて保湿しましょう。乳液とクリームも忘れずに塗って、おでこの肌がふっくらしたように感じられればOK。おでこは見落としがちな部分なので、きちんとケアすると効果も出やすいはず。

フェロモン度80%の貴女は…

大人の色気を持つ妖艶な「熟女」

 年齢を重ねたからこそ醸し出す大人の色気をもつ熟女ですが、夏の紫外線を浴びて衰えの出やすい場所が首とデコルテです。

 特に首は、深いしわができると一気に老けて見え、さらに首やデコルテが老化すると顔も引っ張られてたるんでしまいます。

 夕方になると疲れが表情に出やすいので「疲れている?」「怒っている?」と心配されたら要注意。熟女の色気を倍増させるために、顔だけでなく首とデコルテも意識してたっぷりと保湿ケアをしましょう。

【夏のお疲れ肌を労わるフローラルスキンケア術】
 ローズウォーター

 花の女王・ローズが美しく開花した瞬間を閉じ込めた香りには、女性として一番輝くエネルギーと、美しく年齢を重ねるメッセージが秘められています。

 どんなに疲れていても、ローズの香りを嗅げば美意識がリセットされ、美しさをキープしたい気持ちが高まるはず。また、頑張りすぎず自分らしく生きる誇りも与えてくれます。

 ヨーロッパでは「デコルテより上は顔」といわれています。首とデコルテも顔の一部と考えて、首にもたっぷり化粧水を入れこみ、乳液とクリームを塗って首のしわが薄くなったと感じるまでていねいにケアしましょう。

 好きな音楽をかけたりして、リラックスしながら行うことも大切です。

フェロモン度50%の貴女は…

同性が惚れるかっこいい「イケメン女子」

 この夏も、仕事に恋に、常に全力で走り回ったイケメン女子。闘いの中では男性ホルモンが刺激されるため、メンタルは鍛えられますが、肌の毛穴が開いて疲れとともに老廃物も抱えこんでしまったかもしれませんね。

 老廃物がたまると毛穴が重みでたるんで、顔の輪郭がぼやけて大きく見えてしまうことも…。締まりのない顔ではイケメン女子らしいクールビューティなオーラも霞んでしまいます。

 毛穴の汚れをしっかり落とし、保湿で引き締めて疲れ知らずの肌を手に入れましょう。

【夏のお疲れ肌を労わるフローラルスキンケア術】
 ローズマリーウォーター

 その昔「若返りの水」で有名だったハンガリアンウォーターの原料として知られているローズマリーウォーター。収れん効果でたるんだ毛穴をキュッと引き締め、肌のキメを整える効果が期待できます。

 ローズマリーウォーターは葉から採れる芳香蒸留水で、さっぱりとした香りは朝にやる気を出したいときにも、夜のリフレッシュタイムにもおすすめ。爽やかな香りが、たるんだ毛穴や精神をビシッと立て直してくれます。

 クレンジングでしっかりと毛穴の汚れを落としてから、化粧水をたっぷり使って保湿してくださいね。

フェロモン度30%の貴女は…

独自の世界観を放つ個性的な「無臭の女神」

 もともと不要な外出はしない無臭の女神ですが、暑い日が続くとますますフットワークが重たくなってしまいます。

 日中が暑いぶん、夜に仕事や趣味が集中する夜行性になり、気がついたら睡眠不足で肌が荒れ、目の下にクマができているなんてことも…。

 きれいな顔立ちをしていても、クマや肌荒れがあると顔全体がくすみ、表情が暗くなって実年齢より老けて見えてしまいます。化粧水をたっぷり使って保湿を意識したスキンケアと十分な睡眠で、美しさとフェロモンをチャージしましょう。

【夏のお疲れ肌を労わるフローラルスキンケア術】
 カモミールウォーター

 カモミールは朝に花弁を開きはじめ、日中咲いた後、夕方には花を閉じます。太陽の光とともに1日のリズムを刻むので、自律神経のバランスをとるのにもぴったりの植物。カモミールローマンから採れたフローラルウォーターはやさしい香りで、リラックスして心地よい眠りを誘います。

 睡眠不足で疲れがちな目のまわりは乾燥しやすく皮膚も薄いので、化粧水やクリームを塗るときも力を入れずにやさしく塗って保湿しましょう。

  ◇  ◇  ◇

 ※化粧水は自己責任でご使用ください。
 ※精油の成分中には、皮膚刺激の強いものや光毒性をもつものもあります。敏感肌の方、妊娠中の方、基礎疾患・アレルギーのある方などは事前に安全性を確認し、使用するときは十分ご注意ください。

太田奈月
記事一覧
調香師・IFA国際アロマセラピスト
 静岡県生まれ、茶農家の父、美容家の母を持ち、幼少期から香りと美に関する知見を深める。英国ケンブリッジにてホリスティックアロマテラピーを学び、アロマセラピストとして活動、様々な人種・国籍のクライアントのトリートメントを体験する。

2011年、「Natsuki Ohta JAPAN」香水ブランドを設立。「肌は嘘つかない」がコンセプトのフェロモンジャッジ🄬、天然アロマ香水 アロマパルファン🄬の創設者で、2000年開校の「アクトインターナショナルスクール」校長を務めるかたわら、調香師として企業とのコラボ企画やメディアに出演。あらゆる可能性を秘めたアロマテラピーの啓蒙活動を行う。

公式HPInstagram

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


江角マキコ芸能界引退から7年、初めてデビュー作を語る(前編)伴走してくれた能登の人たちに「感謝と恩返し」を
 芸能界から引退している江角マキコさんが、7年ぶりとなるインタビュー取材に応じた。目的は、石川県輪島市を支援するために特...
2024-08-07 07:00 ライフスタイル
「夏の庭の花・植物の水やり問題」災害級の暑さで1週間留守に…対策は?
「災害級の暑さ」なるフレーズ、耳にする日が続いていますが、気付けば夏休みシーズン到来!  我が花屋は神奈川の片田舎の温...
深夜3時にメッセ連続投下!グループ脱退したい…常識知らず&KYなママ友のお騒がせLINE10連発
 保育園や幼稚園の保護者同士でやりとりするママ友LINE。同じクラスのママに誘われて断るわけにもいかず、半ば強制的にグル...
ふるさと納税について夫婦で考えたら、意見が食い違って爆笑の大喧嘩に…「特別vs日常」何が正解?
 選んだ自治体に寄付をしてお礼をもらうことができるだけでなく、一部の税金が還付または控除される、“ふるさと納税”。  ...
2024-08-07 06:00 ライフスタイル
「子どもの夏休み暇対策」どうしてる? 頑張るママのお助けアイデア7選
 子どもが小学生になると、夏休みの過ごし方で悩む大人がたくさんいます。近年では外遊びも猛暑による熱中症の心配があるので、...
【調香師解説】夏バテ解消アロマでフェロモンも復活!睡眠、胃腸、イライラを鎮める香りは?
 毎日暑いですね。フェロモンは最低限の生命力が維持されたうえで、余力から生まれてくるものです。うだるような暑さが続くと心...
【独自】大満足の新作すいか「夕焼けセレブ」を収穫! 白州のすいかばか'24~究極のレシピを求めて#3
 すいか生産量全国47位、ごくごくレアな山梨県ですいか作りに情熱を注ぐ「寿風土(こどぶきふうど)ファーム」代表の小林栄一...
無意識な「フキハラ」あるある4選 職場や家庭でやらかしていない?
 ここ最近でできたハラスメント用語の一つとして「フキハラ」があるのですが、ご存じでしょうか。 「不機嫌ハラスメント」の...
「キメ顔、お願いします!」と念じて叶った“たまたま”な1枚
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
暑いときは「花魁」に限る?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
娘に「ママは全部諦めた」って愚痴るのは反則だ!被害者面炸裂LINE3選
 世の中には、「私は悪くない」と自分を正当化したり、自己中心的な視点から何かにつけて被害者面(づら)する人がいますよね。...
なんでもハラスメント扱いする人への対処法3つ、“ハラハラ”は正論が正解
 セクハラ、パワハラ、マタハラ、新型パワハラ…。ハラスメントに厳しくなっている現代では、職場の人に接する際に今まで以上に...
「お義母さんが大好きです」大敵に嫌われてるなら試したいLINEテク3選
 大好きな人と入籍しても、幸せな結婚生活のハードルとなり得るのが義母との関係です。  世間には、義母と仲の良い嫁も...
夫の死、女優引退…ママがスナックを開いたわけ どん底を抜けるコツは?
 時に優しく、時に厳しく、含蓄のある話からくだらない話までなんでもできる人生の先輩。スナックのママってそんなイメージあり...
ダイソーさん、助けて~! 夏を乗りきる「暑さ対策グッズ」5選。猫ちゃん耳のハンディ扇風機はズルい
 毎日、尋常じゃない暑さが続きますね。へたりながらSNSを眺めていたら、「ダイソー」の暑さ対策グッズがバズっているのを発...
【独自レポ】あやまんJAPANは健在だった! Tバックにぽいぽいコール、コンプラ無視の危ない芸に会場は爆笑
 2010年に『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)出演をきっかけにブレイクした、下ネタ宴会芸チームあや...