品薄なヴァセリンパック。試しにバームを直塗りしたら“ギョッ”な事態に…

コクハク覆面調査班 「コクハク」中の人
更新日:2024-05-28 06:00
投稿日:2024-05-28 06:00
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口コミがいまいち信じられなくて迷う」「芸能人プロデュースだけど、本当にいい商品なの?」etc……こんな声にお応えするべく、コクハク編集部では覆面調査班を設置! 忖度なしでレビューします。

【メンバー】

☆美容業界歴15年以上の美容マニア・華子(30代後半)

☆女性メディア経験豊富な編集者・ナナエ(40代後半)

☆モテを追求し続けるライフスタイルオタク・ズッキュン丸美(40代前半)

☆駆け出し美容ライター・チビ子(20代後半)

【今回のブツ】Unileverの『シートマスクパック』23ml (330円・税込)

 ヴァセリンといえば、透明でべっとりしたジェルタイプが定番。そんなヴァセリンのシートパックが、今SNSでバズっているんです!

 でも、普通に考えたら、あえて「パック」にしなくても、ヴァセリンを顔に塗れば済む話なのでは…って思いませんか?

 パックになると、なにがどう違うんだろう…?と気になったチビ子は、Amazonでポチッとしつつ、お試ししてみることにしました!

これ大丈夫なの?珍しい白いクリームタイプのパック…

 日本発のパックかと思いきや韓国発の製品です。

 余談ですが、韓国のDAISOでお土産として購入する日本人も多いそうです。保湿タイプ、栄養タイプ、水分タイプの3種類で、お肌の状態に合わせて選べます。チビ子は日頃から肌の乾燥が気になるので、今回は保湿タイプのパックを選びました。

 ところが、ここでいきなり出鼻をくじかれる展開に!

 封を切って中を覗いてみると…、液が真っ白ではありませんか! まるでパックが乳液に浸されているかのよう。いかにもヴァセリン風の半透明の製品を想像していたので、これ、大丈夫なの?って、不安がよぎりました(笑)。

「もしやヴァセリンって名前だけで、全く別の成分…!?」という不安から成分表記を見て、ほっと一安心。

「ヴァセリンパック」というだけあって、ヴァセリンと全く同じ成分が入っていました!

 よかった、よかった〜。

きちんと貼るのに苦戦する形状

 この日は、洗顔後タオルで軽く拭いてから、パックを貼り付けました。

 サイズがやや大きめで1cmほど余ってしまい、パックのふちが髪の毛の部分についてしまっている…。でもパックが小さくて足りないよりは、いいですよね。

 全体的に大きいわけではなく、鼻まわりだけは少しシートの長さが物足りないという中途半端なサイズ感です。

フェイスパックの切れ込みがない問題

 日本製のものにはほぼ必ずある「切れ込み」もないので、空気が入らないようにパックを貼り付けるのは少し難しいです。

 失礼ながらも、この時点でチビ子は戦意喪失…。「ヴァセリンパックは、本当にバズっているのか?」と考えつつ、10分ほど待ちました。

 さて! 10分経ったので、おでこから順番にパックをゆっくりと剥がして、残ったクリームを顔に馴染ませていくと…。

 お? おおお?

 ここで、嬉しい驚きが!なんと、肌が手に吸い付くような感覚…!驚くほどもっちりとした手触りです。

 クリームタイプなのに、ベタつきは全然なく、むしろ気持ちのいいほどの保湿効果を感じます。しかも次の日の朝も、しっとりとしていて化粧ノリもよかった気がします。

コクハク覆面調査班
記事一覧
「コクハク」中の人
美容業界歴15年以上の美容マニア&化粧品検定1級ホルダー、経験豊富な編集者、モテ追求オタク、駆け出しライターらによる30代・40代の辛口先鋭集団。男の趣味は違えど、三度の飯より買い物が好き。

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


今夜もぐっしょり…寝室温度をめぐって夫と大喧嘩!【医療専門者監修】寝汗は更年期だけじゃない?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代が「垢抜け顔」になれないワケは?【美容家が使って実感】激推し最新コスメ3品
“垢抜け顔”になりたいけど、思いどおりの仕上がりにならない…。そんなお悩みは、選ぶコスメで解決!  40代の時短美容家...
生理前に限らず些細なことでイライラ!【医療従事者監修】アラフォーが注意したいPMSではない意外な理由
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
春先の紫外線も乾燥も怖くない!【美容家厳選】アラフォーに激推ししたい“二刀流”UV対策
 春の陽気を感じる日も増えてきましたね。日差しが強くなってくると気になるのは、UV対策です。春夏は特に紫外線量が増えるた...
加齢で増えがちな「ほくろ」はシミと何が違う?【美容外科医が解説】電気メスで削ると? 保険適用の条件は?
 この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問を分かりやすく“一発回答”。今回はお悩みの多い「...
うさぎ舌リップってなんぞ? 40代でも挑戦できる作り方と色選びのコツ
 純欲メイクや白湯メイク、地雷メイクなど、これまでいろいろなメイクがトレンドに上がってきましたが、もっかSNSで話題なの...
寒暖差疲労の原因と対処法【医療従事者監修】季節の変わり目はイベントてんこ盛りで休めない…どうする?
 寒暖差が激しい季節は、いつもと同じように睡眠時間を確保したつもりでも、なんだか疲れてしまいがち。そんな「寒暖差疲労」を...
40代がやりがちなNGメイクとインナーカラー全8選。痛いおばさんは回避したい…
 アラサー・アラフォー女子は、メイクやヘアカラーというパーソナルなことですら、常に厳しい目線を向けられてしまうから大変で...
長財布はダサい&時代遅れとされる3つの理由。令和におすすめの財布は?
 最近、長財布を使っている人をあまり見かけなくなってきましたね。今でも長財布を愛用しているものの、「もしかしてダサい? ...
女性は30代以降、筋肉量が年間1%ずつ減!?【医療従事者監修】今すぐ試せる“ぽっこり下腹”引き締め術3選
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【検証】メイクしたまま寝ると汚肌一直線?20代美容ライターが3日間オフなしで過ごしたら意外な結果に…
「メイクを落とさないと肌が荒れる」とはよくいったもの。メイクをしたまま寝ると毛穴に詰まった汚れや皮脂が酸化して、肌荒れや...
「美容医療」反対派と賛成派の意見。トライする前の参考にしたい
 いつの時代も、女性は美しくなりたいと思うもの。そして、今の時代、美容医療や美容整形がより手軽になり、挑戦する人も増えて...
更年期の“意外と知らない”基礎知識/更年期症状は遺伝する? 出産経験の有無は影響する?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
熱狂する韓国コスメブームに違和感。顔につけるのに、低価格、パケ買い、なんとなく…だけで買って大丈夫?
 つい先日、資生堂の最終赤字が100億円超との報道がありました。主な理由は中国での事業不振にあるそうですが、実際のところ...
急に夜が淡白になり、枯れてしまった彼氏…【薬剤師監修】浮気以外で考えられる原因は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代で「実年齢+5歳老け見え」は絶対回避したい!【美容家激推し】お助けアイテム3選
 40代を迎えると、ちょっとした老け見えにも落ち込みますよね。「43歳なのに、48歳くらいに見られた…」なんてしょんぼり...