楽天1位常連「-10℃日傘」実力は? 遮光率100%、雨天兼用だけどアラフォーならではの意外な弱点が…

コクハク覆面調査班 「コクハク」中の人
更新日:2024-09-06 16:47
投稿日:2024-08-20 06:00

外気温34℃の日にさっそくお出かけ

 外気温34℃の日に『折りたたみ日傘 完全遮光 自動開閉』を使ってお出かけしてみました。タグを切って、使える状態にするとシンプルですね〜!

 この日は連日の真夏日が続いていて、朝からもわっと暑く、日差しだけでなくアスファルトからの熱気も感じるほど。

 これまで使っていた別の日傘と比べて、快適度は上がるのか!? 期待が高まりますね〜!

 ワンタッチのプッシュ開閉なのでボタンをポチッとするだけで開きます。荷物があるときでもシュッと開けて便利です。

 さぁ〜、レッツお出かけ! 開くとこんな見た目です。

 余談ですが、キナコは「オフホワイト」を選んでいます。他にも「ライトピンク」とか「ベージュ×ホワイト」など全7色展開でした。

涼しいかも!

 裏面は黒いビニールが貼られたような見た目で、ちょっとゴミ袋っぽい…けど、まぁいいか!

 真夏日には、3分炎天下を歩いただけでも、ムワ〜っとした熱気が気になって仕方がないキナコですが…、なんと、この日傘をさしてみたら「あれ? いつもほどムワ〜っとしないかも?」というのが最初の感想でした!

 これまで使っていた日傘も遮光率や遮熱率はそれなりの製品ですが、それと比べて値段が相当安いのに、『折りたたみ日傘 完全遮光 自動開閉』のほうが涼しいかも!!

 まぁ正直なところ「マイナス10℃」まではさすがに感じませんでしたが…、炎天下なのにどことなく「涼」を感じる使用感。「ちょっとした木陰とともに移動する感じ」といったところでしょうか。

 しかも軽いから、日傘を持つのが苦にならない。今まで使っていた日傘と比べても軽いっていうのは、長時間の移動でも助かる〜!

きちんとした場には使いにくいチープ感が…

 使っていて気になったのは、見た目がチープなところ。まぁ実際のところお安い商品なので、高級感を求めてはいけないんでしょうけど、開いたときにペラペラのビニールみたいな安っぽさはあります。

 家の近所を歩いたり、誰とも会わずに職場と往復したりっていうだけなら気にならないけれど、この日傘を持って誰かと会うってなると、ちょっと、いやかなり気になってしまうチープ感。

 若い頃はそうでもないけれど、40代にもなるとチープ感丸出しなアイテムを持って人前には出にくい…。特に仕事関係者と接する場では、それなりの装いが求められますし。

 そういう点では、残念だなぁというのが正直な感想です。少しお値段が上がってもいいから、見た目のチープ感が改善されれば、ビジネスシーンでもガンガン使えそうなんだけどなぁ…。

さっそく調査班メンバーに報告!

華子「涼しいけれど、見た目問題アリかぁ…。確かにいいトシした大人がチープなものを持ってちゃんとした場には行きにくいよね…」

チビ子「毎日シャレにならないレベルで暑いから、涼しさを感じられるのはいいですよね。お安いし、私も買おうかな」

ズッキュン丸美「機能や使用感を考えると、コスパ抜群でむしろお値打ち? 売れているのも納得ですね、これ」

キナコ「総合的には高評価! 使用感もいいし、確かに炎天下の不快感は和らぐ気がする!

 あとはほんと、見た目問題かな。オトナ世代になるほど、取引先とかお客様と会うのに、チープすぎる日傘は、やっぱり使いにくいからねぇ〜…」

 ◇  ◇  ◇

 このように忖度なしのレビューをお届けする、コクハク覆面調査班のガチンコレビュー行脚。さて、次回はどんな商品が登場するのでしょうか? お楽しみに!

コクハク覆面調査班
記事一覧
「コクハク」中の人
美容業界歴15年以上の美容マニア&化粧品検定1級ホルダー、経験豊富な編集者、モテ追求オタク、駆け出しライターらによる30代・40代の辛口先鋭集団。男の趣味は違えど、三度の飯より買い物が好き。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「妊娠アウティング」経験者たちのエピソード 悲劇はどうすれば防げたのか
 皆さんは、「妊娠アウティング」という言葉を知っていますか? もしかしたら、実際に被害を受けたことがある人もいるかもしれ...
あの人気観葉植物が地震を予知!? 植物の異変から事前兆候を察知する話
 テレビ画面に映し出される南海トラフの「巨大地震注意」の文字…。不安で心が押しつぶされそうになりますな。ワタクシが生...
アプローチ中のおんにゃの子は塩対応? “たまたま”の恋の行方にドキドキ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
盆地を見下ろす丘で
 盆地を見下ろす丘で。  くるくると回る風に吹かれ、空に風の交差点を観た。
ほっこり癒し漫画/第79回「来るかな? ニャー」
【連載第79回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「女郎花と男郎花」読める? ヒント:ジョロウは間違い。初秋に愛でたい
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ミルクに難色、昭和育児の「母乳信仰」って何なん? 押しつけがましい上から目線LINEにイラッ
 初めての育児や、何人もの育児をしているお母さんは、とりわけ、毎日大変! そんなお母さんを追い詰める身内、どうにかならな...
セレブ妻が赤羽のサイゼリヤに落ちるまで 上流階級との「品格の差」に絶望
 悠々自適なセレブ生活を送っている医師の妻・大宮由香。ある日、お嬢様学校に通う娘のクラスメイト・愛舞(らぶ)とその母親・...
勝ち組ママ友が放った屈辱的な一言。私を「一般人」と一緒にしないで!
 四ツ谷・番町エリアに暮らす医師の妻である大宮由香は、娘・葵を名門お嬢様学校に通わせている。小学校に入った葵から友人がで...
嘘でしょ…娘の友達が「キラキラネーム」? 玉の輿セレブの大きな誤算
 都会の中心でありながらも、ハイグレードな住宅街として知られる四ツ谷・番町エリア。  大宮由香は、小学校に入ったば...
スメハラ? 90年代の出版社は“異臭”がプ~ン…男と香水と時代の変化
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
移住の思わぬ落とし穴。収入激減で大後悔!こんなはずじゃなかった…
 コロナ禍でリモートワークに対応する会社が多くなり、地方への移住を一つの選択肢として捉える人は増えました。でも、あまり調...
直木賞作家・荻原浩氏インタビュー 世にはびこる誹謗中傷「耳の痛い意見が人を成長させるとは言い切れない」
 パリ五輪でも選手や審判などに対する誹謗中傷は深刻な問題となっている。誹謗中傷は、他人への悪口(誹謗)と根拠のない出鱈目...
まるで最高級の餡子玉! 黒猫のプリプリ“たまたま”がキュートすぎる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
江角マキコ芸能界引退から7年、初めてデビュー作を語る(後編)父を亡くした喪失感を「ゆみ子」に重ね合わせた
 芸能界から引退している江角マキコさんが、7年ぶりとなるインタビュー取材に応じた。目的は、石川県輪島市を支援するために特...
2024-08-07 07:00 ライフスタイル