見た目もダメなら仕事もダメ
「自分で言うのもおかしな話ですけど、私はまわりからかなりの頻度で『若く見える』って言われるんです。
その私の夫なんだから、もうちょっと外見や身だしなみに気を配るのは、エチケットだと思うんですよ。
それなのに夫は、とにかく“ザ・おじいさん予備軍”。すでに50代とは思えないほど体型も崩れていて、貧相そのもの。着ているスーツもヨレヨレ、肌だってガサガサで血色も悪くて。
ヘアスタイルにも無頓着だから白髪が汚い感じで伸びているし、挙げればキリがないほど、“イケてない”んですよ!
仕事ができればまだいいですけど、人並みかそれ以下。年収だって、結婚してからほとんど上がっていないし…」
話しているうちに、夫への不満が爆発してしまった千鶴さん。聞けば夫の容姿に幻滅したと同時に、愛情も日増しに薄れているのだとか。
私は努力しているのに
千鶴さんは、自分は努力を重ねているのに、夫が明らかな努力不足によって日増しに老けていくのがとにかく許せないと強調します。
このまま今の状況を打破しないと、夫婦関係にもひびが入りかねないと強い危機感を覚えているそうです。
「あまりにもみっともないので、友人たちに写真を見せる気にもなりませんね。
当然ながら、夫と一緒に歩くのも恥ずかしい。だから夫婦でお出かけなんて、ここ何年もしていません。
バツ2になることには抵抗があるから、夫婦を継続している感じ。もし私が初婚だったら、とっくに離婚に踏み切っています。
でも、ここへきてやっぱりこんな夫と添い遂げるのは、やめたほうがいいんじゃないかとも思います。
夫がもう少し清潔感を持ってくれれば、違うんでしょうけど。このままでは離婚するしか選択肢がなさそうで、将来を考えると暗い気持ちにしかなりません」
たかが容姿、されど容姿。毎日をともに過ごすパートナーの容姿に生理的な嫌悪感を覚えてしまうと、一つ屋根の下に暮らし続けるのは困難になる理由にもなりえるのでしょう。
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