杏との離婚から4年、東出昌大“デキ再婚”で話題の養育費問題。子のために前妻が即やるべき事【弁護士解説】

コクハク編集部
更新日:2024-08-30 06:00
投稿日:2024-08-30 06:00

東出昌大が11歳年下の後輩女優と再婚発表

 なかなかパンチのある再婚発表だ。俳優・東出昌大(36)が8月27日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、再婚と「今年の冬か新春に子供が誕生する」と公表した。お相手は、今年1月放送の『めざまし8』(フジテレビ系)で山で共同生活をしている後輩女優3人のうち、一番若い女性(25)だった。

 5月に配信されたインターネット番組ABEMAの『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』で、ディレクターから再婚の可能性を質問された東出は、「子供たちが大きくなった時に、その時に、お父さんのところだったら、いつでも来ていいよって言えるオヤジでいたいんですよ。だから新しい家庭を持つとかは全然考えてない」と再婚を否定していた。

 3カ月程度で“前言撤回”の再婚に批判の声も多いが、世間の関心は、前妻で女優の杏(38)との間にできた3人の子供の養育費問題にも及んでいる。


【写真特集】10年前の初々しい東出昌大。オールバック、ナチュラル、横流し…髪型3変化

ふたたび取りざたされる養育費問題

 杏とは東出の不倫を理由に2020年に離婚。有責配偶者である東出は、一部メディアで「(子供一人当たり)月1万支払っている」と報じられている。先のABEMAの番組で親交のある、ひろゆきこと実業家・西村博之氏(47)は自身のYouTubeチャンネルでこう説明した。

「東出さんって、振り込みはしてるらしいんですよ。本人に聞いた限りでは、昔は少なかったんですけど、今はある程度の金額が余るので、それを送っている。『養育費を払ってない』とか『月1、2万円』っていうのは、僕が知る限りデマです」

 新しい妻子を養うとなれば、支払そのものの状況も変わる可能性は十分考えられる。もし元夫が急に再婚、ましてや“デキちゃった婚”をしたら、前妻は元夫との子供の養育費を取り損ねない対策はあるのか?

【弁護士が解説】子供の養育費を取り損ねない対策

 民事訴訟に詳しい弁護士の山口宏氏が言う。

「一般的な相場は月2万~4万円ですが、支払う側の収入の増減に合わせて改定できます。杏さんは値上げ交渉もできますが、東出さんは再婚した妻や子供の生活費があるとして杏さんに値下げ交渉もできます」

 多くは再婚すると減額されてしまうという。そのため、話し合いで一時金をもらう元妻もいる。

「夫が給与が安定しない職業や年収が下がることを見込んだり、金遣いが荒い性格など再婚によって支払いが滞る可能性を考えて、今後の月々の支払いを求めない代わりに500万円、1000万円とまとまった金額を請求する方法です。新しい妻も毎月前妻とかかわるのは嫌だからと同意するケースは珍しくありません。その際は必ず家庭裁判所で手続きしてください。なぜなら、付帯条件が必要だからです」(前出の山口宏氏)

 家庭裁判所では、《元妻が死亡または病気で収入を失った際はその限りではない》《子供に手術が必要になった際の費用はその限りではない》《子供が私立大学に入学した場合の授業料はこの限りではない》など専門家を通して、トラブル回避できる文言をアドバイスしてくれるという。

 信用できない元夫がいる女性は頭に入れておきたい。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ラブ 新着一覧


夫婦の会話がなくなる10の理由。予兆があったら要注意! あなたたちの原因はどれ?
 夫婦の会話がなくなったことに不満や寂しさを抱えている人もいるはず。中には会話を増やそうと、無理して話題を作ったりパート...
恋バナ調査隊 2025-06-21 06:00 ラブ
失恋確定!?「なんか用だった?」にガックリ…彼からの“塩対応”LINE6つ
 LINEには別れや失恋の予兆が見られるものです。今回は、女性たちが「ヤバい、この恋終わるかも」と悟ったLINEをご紹介...
恋バナ調査隊 2025-06-21 06:00 ラブ
元不倫相手からの連絡に揺らぐ女…いい人風“下心オジサン”から七夕の夜に届いた言葉【なぜ禁断の恋をするのか?】
 世の中が不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-06-20 10:25 ラブ
夫「肌にはこの成分が…」ってうるせ~! 美意識高い系男子に振り回される妻のホンネ
 男性も美意識が高まってきている時代。ですが、アラフォー妻のなかには、夫の美意識の変化に戸惑っている人もいる様子。 ...
恋バナ調査隊 2025-06-20 06:00 ラブ
独りはイヤ、でも彼氏はいらない…そして「彼女」を探すようになった女性たちのココロの中
 近ごろ「彼氏はいらない」「結婚もしなくていい」という女性が増えてきました。  生涯未婚率も上昇しているなか、新た...
内藤みか 2025-06-19 06:00 ラブ
「おもしれー女」を目指しちゃダメ! 恋愛“こじらせ”男女がやっちまった恥ずかしい言動
 今回はこじらせ女性とこじらせ男性の恋愛あるあるを5つ、ご紹介します。あなたは「ないわ〜」と感じますか? それとも「ピュ...
恋バナ調査隊 2025-06-19 06:00 ラブ
夜は疲れてる…令和の男女は性欲よりも“睡眠欲”を優先したい。でも、それでいいの?
 「とにかく寝たい」  正社員の総合職として働きはじめてから、夜の時間に求めるものは“睡眠”一択になりました。 ...
豆木メイ 2025-06-17 06:00 ラブ
「真っ赤なTバック」をあげて疎遠に…男たちが“勘違い”されたプレゼント5選
 今回は“勘違いされてしまったプレゼント”をテーマに、男性の体験談をご紹介! 意中の男性や彼氏からなにかプレゼントされた...
恋バナ調査隊 2025-06-17 06:00 ラブ
「妊娠中の不倫は時効でしょ」…って何それ!? “モラハラ不倫”息子をかばい続ける義母【身内のありえない発言】
 嫁と姑の付き合い方が見直され、昔ほどフィーチャーされにくくなった「嫁姑問題」。ですが、実際はトラブルが発生しているもの...
くらげ 2025-06-16 17:48 ラブ
この物価高に! 妻が許せない「夫の浪費」5選。でも“あの言葉”は禁句です
 男性からは「自分で稼いだ金をなにに使おうと自由!」と主張されそうですが、家計は家族みんなのもの。それに、やりくりしてい...
恋バナ調査隊 2025-06-16 17:43 ラブ
夫とは2年、まともに口をきいていません。(46歳・パート主婦)
「夫とは2年、まともに口をきいていません」――。  46歳パート主婦です。48歳の夫(大手メーカー勤務年収1200...
植草美幸 2025-06-15 06:00 ラブ
“元夜職と客”の夫婦、結婚7年目で入った亀裂。男との出会いを嫌悪する49歳夫「考えてなくてイライラする」
「冷酷と激情のあいだvol.250〜女性編〜」では、節約生活に嫌気がさして、夜のアルバイトに復職したい妻・優香さん(仮名...
並木まき 2025-06-14 06:00 ラブ
「40前だけどイケると思う」自称・若見えする39歳妻の“夜職”復帰計画。浮気じゃなければいいでしょ?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-06-14 06:00 ラブ
38歳女性が堕ちたのは「色ボケ」ナルシスト男の罠だった。SNSのゴージャスな虚像に騙される女
 世の中が不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-06-15 17:29 ラブ
「彼女が全員メンヘラ化する」…ってお前のせいだよ! ダメ男が言いがちな“あるある”6つ
 恋愛において、メンヘラな自分に悩んでいる女性もいるでしょう。でもそうなってしまう原因は、彼氏や気になる男性が“メンヘラ...
恋バナ調査隊 2025-06-13 06:00 ラブ
40代で「パパ活」を望む女性たち。生活苦でもないのに…彼女たちが欲しがるものとは
 パパ活したいと考える40代女性が、以前より増えてきているそうです。それだけ生活が大変だということなのでしょうか。そして...
内藤みか 2025-06-12 06:00 ラブ