10歳超年上女にアプローチする男性が増えている。“出産が難しい”と断り、後悔しないための改善点

内藤みか 作家
更新日:2024-09-05 06:00
投稿日:2024-09-05 06:00
 年下の男性が10歳以上も年上の女性に熱心にアプローチをするケースが、近ごろ増えています。
 喜ばしいことのはずなのに、そのチャンスを自らダメにするアラフォー、アラフィフ女性が多すぎて、とてももったいない状況です。改善ポイントを考えてみました。

なぜ年上の女性が好きなのか?

 近ごろは、年上の女性とデートしたがる男性が増加中です。お金目当てというわけではなく、純粋に年上の女性が好きだという人も相当います。

 なぜかというと、男性たちが口を揃えて言うのが「甘えたい」からだとか。話を聞いてみると、母親が仕事で忙しく、甘えきれないまま成人してしまった男性にそういう傾向があるようです。

 母親的存在を無意識に求めるので、10歳以上も年上の女性にアプローチをしたくなるのでしょう。

なのに年上女性が逃げてしまう理由

 しかし、せっかく若い男の子にアプローチされてるのに、逃げてしまうアラフォー・アラフィフ女性が非常に多く、自らその機会を壊してしまっています。

 彼女たちは「私はもう子どもも作れないから結婚は無理だろうし…」と言うのです。

 若い男と恋仲になった熟女は、「子どもが欲しくなったから」と別れを切り出されることがあります。実は年上の女性たちは、子どもが産めない可能性が高いことを、かなり申し訳なく思っているのです。

私なんてもう若くないから、遊べない?

 またアラフォーやアラフィフの女性たちは、「もう若くない」が口グセのようになっています。「もう若くないから、次の恋で最後にしたい」、「最後の恋は老後まで一生連れ添える人がいい」と言うのです。

 つまり、男性が年下すぎると、一生添い遂げる前に、若い彼が浮気をして別れてしまうんじゃないだろうか…と心配する女性がとても多い。安心して老いていけず、彼の浮気を心配して嫉妬の日々を送るのは、確かにキツそうですもんね。

悪い方向にばかり考えてしまう

 年下男性からのありがたいアプローチを退けてしまう年上女性は、悪い想像ばかりをしています。

「いつか彼は年下の女と浮気するんじゃないか」、「そのうち子どもが欲しくなって若い女を選ぶんじゃないだろうか」などと、良くないことばかり考えてしまうのです。

 すごい女性だと、まだ交際もしていないうちから「彼のご両親は、こんな年上の女が挨拶に行ったら反対するに決まってる」などと考え、「やっぱり結婚できる男性とお付き合いしたいから」と、年下男性を断ってしまうのです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


やっぱり男性と一緒のベッドで眠りたい…そんなアラフォー・アラフィフ女性が増えた切実な理由
 アラフィフやアラフォーになってから、「ひとりで眠りたくない」と言う女性が増えています。今まで別々だったベッドルームをひ...
内藤みか 2025-05-08 06:00 ラブ
「LINEやってない」は嘘バレバレ。教えたくない時の“角が立たない”かわし方6つ
「LINEを聞かれたけど教えたくない…。どうにかしてかわしたい…!」このように、連絡先を教えたくない相手からLINEを聞...
恋バナ調査隊 2025-05-08 06:00 ラブ
熟年離婚する夫婦の「残念な共通点」。今から回避する術はあるの?
 長年連れ添ってきた夫婦でも、些細な出来事がきっかけで「熟年離婚」に至るケースも。今回は、熟年離婚する夫婦の特徴と回避す...
恋バナ調査隊 2025-05-06 06:00 ラブ
不倫女に直撃! ズバリ「相手の奥さんへの罪悪感」ってあるんですか?
 夫の不倫に頭を悩ませている女性もいるはず。中には「相手の女はいったいなにを考えてんの⁉」と、夫の不倫相手のふてぶてしさ...
恋バナ調査隊 2025-05-05 06:00 ラブ
忘れたい…好きピへの「黒歴史」LINE3選。深夜のポエムで恋は終わった
 あなたには、好きな人へ送ったLINEで後悔しているものはあるでしょうか?  恋愛経験が少なかったり年齢的に若かったり...
恋バナ調査隊 2025-05-04 06:00 ラブ
義両親とは「同居NG」のはずが…夫からの要望を“離婚せずに”拒否したい(45歳・パート勤務)
 首都圏在住の45歳パート勤務です。夫は52歳の会社員、高校生の息子と中学生の娘の4人暮らしです。  夫とは結婚相...
植草美幸 2025-05-03 06:00 ラブ
「物価高でねぇ~」じゃない! バブル時代が抜けない49歳男の浪費癖。アルバイト生活が目の前に…
「冷酷と激情のあいだvol.244〜女性編〜」では、事業が下降の一途でも浪費を続ける夫・ヨシツグさん(仮名)に強い不満を...
並木まき 2025-05-03 06:00 ラブ
夫が「パパ活」してるかも…赤字でも生活水準を下げられない44歳妻の苦悩。高級車やゴルフ三昧にウンザリ
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-05-03 06:00 ラブ
「バレたら、一生終わり」義弟との情熱的な密会。介護で疲弊する中、身も心も慰められて… #2
 直美さん(45歳主婦/子供ナシ)は、水商売から保険会社を経て、34歳のときに資産家の勝久さん(55歳)と結婚。しかし、...
蒼井凜花 2025-05-02 06:00 ラブ
これぞ「ぽっちゃり」街コン! 黒沢かずこ似の30女が参戦したら、鬼のように楽しかった話。色気より食い気よね
 はじめまして、世田谷乃たらこと申します。30歳でフリーランス(とは名ばかりのフリーター寄り)ですが、この度婚活を始める...
わかってるのに…なぜ“都合のいい関係”を続けるの? 女たちの切ない言い分
「曖昧な関係を終わりにしたい」と思いながらも、なかなか別れられずにいるそこのあなた。その背景には、満たされていない思いや...
恋バナ調査隊 2025-05-02 08:35 ラブ
上京して人生変えたい…アラサーが陥る「勘違い」と「モテるため」のファイナルアンサー
 人生をやり直すために東京に行く! という人が時々います。中にはノープランで上京するケースもあります。  アラサー...
内藤みか 2025-05-01 06:00 ラブ
大人の男が悩殺された6つのセリフ。「私がいるじゃん!」「やだ♡」は疲れた社会人に刺さるのよ…
 いったい男性はどんなセリフにキュンとしたりメロメロになったりするのでしょうか?今回は、大人の男性が悩殺されるセリフを中...
恋バナ調査隊 2025-04-29 07:22 ラブ
それ、デートDVを受けてない? 束縛や避妊なし…日常に潜む8つのパターン
 交際相手から受ける暴力のことをデートDVといいますが、その暴力の中には精神的な暴力や性的な暴力なども含まれます。しかし...
恋バナ調査隊 2025-04-28 06:00 ラブ
地雷踏んだ? 気になる彼とのLINEが途切れてぴえん。嫉妬させるはずが大失敗!
 気になる男性とのLINEが急に途切れた! 脈なしだから? それとも送った内容に問題があった? 3つの例とともにその理由...
恋バナ調査隊 2025-04-27 06:00 ラブ
ノリ悪すぎてつまらん! 夫婦間の「関西人vs 東京人」バトル。妻が夫に感じる“地域差”あるある
 出身地域によって、常識や価値観が違うのは当然です。当たり前だと思っていたことが通じないと、イライラが溜まりますよね。夫...
恋バナ調査隊 2025-04-26 06:00 ラブ