「主夫になってやる」夫の言葉にブチ切れ! 40代フリーランス主婦の葛藤

豆木メイ フリーライター
更新日:2024-09-10 06:00
投稿日:2024-09-10 06:00

経済的依存と自己嫌悪

 結婚してから専業主婦やパートを経てフリーランスとして活動していますが、当時はまだフリーランスとして活動して間もない頃で、今よりも収入がありませんでした。

 フリーランスという特性上、なかなか収入が安定しないのも悩みの種です。

 夫と同じだけ稼げない自分に対する自己嫌悪も大きく、夫の一言は私の弱点を突くものでした。

 もちろん、家事や育児を優先してきたのは私自身の選択。

 でも「生活費を稼ぐ側が強い」という現実を目の当たりにした時、心のどこかで「私は間違った選択をしてきたのではないか」と悔やんでしまうこともあります。

出産を機にキャリアを諦める女性

 子育て支援サービスを運営するBABY JOB株式会社が子育てしながら働く男女1486名を対象に行ったアンケート調査によると、子どもが生まれてから「キャリアアップを諦めた、もしくは目指さなくなった」人は男性が11.8%であるのに対し、女性は19.4%という結果でした。

 出産を機にキャリアを諦める女性が男性の約2倍も多いことが分かります。

 もちろん、自ら望んで諦める人もいるでしょうが、多くの女性は仕方なく諦めざるを得ないのではないでしょうか。

 私自身もそうでしたが、社会的な期待や家庭内での役割分担が女性のキャリア形成に大きく影響を与えています。

いつか見返してやるというモチベーション

 それでも私は、このネガティブな感情をモチベーションにしています。「いつかお前より稼いでやる!」という気持ちで仕事をしています。

 私の目標は、夫の収入を超えること。

 ポジティブな目標よりも、ネガティブな感情を燃料にしているタイプなので、夫の「主夫になってやる」という言葉が私を奮い立たせています(笑)。

 いつか夫より稼げるようになったとき、「いつでも主夫変わってやるけど、どうする?」と軽く言い返してやるのが、私のささやかな夢です。

豆木メイ
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アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
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