そもそも、平手は本当に「天才」なのか?
“平手友梨奈評”がネガティブなものになってきているわけですが、そもそも世間が勘違いしていることがあります。
それは、平手様は「天才」ではなく「天才風」だということ。そう、彼女は“天才っぽく見せるプロフェッショナル”なのです。
よくよく平手様のキャリアを振り返ってみると、実は個人ですごい実績があるわけではありません。
アーティストとしては主に“表現力”という曖昧な要素がフィーチャーされ、それを論拠として「天才だ!」と持て囃されてきました。けれど歌唱力は、決してヘタではないですが、ずば抜けてうまいわけでもなく、トップアーティストの域とは言い難いレベル。
作詞・作曲を全部行っているシンガーソングライターならば、歌唱力が飛び抜けていなくても天才と呼ばれることもあるでしょうが、たとえばソロデビュー曲「ダンスの理由」は、作詞は秋元康氏で、作曲は平手様を含めた3名の共作になっています。
他2人の作曲家との共同名義とは、これいかに…。「作曲ができるなんて天才だ!」と思わせるための演出として考えると、非常に秀逸です。
近年演じたヒロインは2作とも孤高の天才役
では俳優業のほうも見ていきましょう。
平手様の近年の主な役者仕事は『六本木クラス』と『うちの弁護士は手がかかる』ですが、演じたヒロインはなんとどちらも“孤高の天才”キャラ。
普段から「天才風」に振る舞っている彼女からすれば、その手のキャラクターが十八番なのは言わずもがな。イメージと真逆の役柄であれば真の演技力が問われますが、両作品とも平手様のタレントとしてのイメージとほぼ合致しているので、演技が酷評されるリスクは最小限だったことでしょう。
さらに言えば、そういった同系統のキャラを演じれば演じるほど、「天才」というパブリックイメージをより強固なものにできるというメリットまであります。役者として大ヒット作があるわけでもないのに、彼女の天才感はますます増していくというわけです。
遅刻、バックレも「天才」ブランディングのため
“天才っぽく見せるプロフェッショナル”の平手様。
きっと「いくら天才だからってワガママ・生意気・身勝手すぎる」と悪評が立ったところで、痛くも痒くもないのでしょう。
なぜなら、実際は実力にも実績にも疑問符が付くわけですが、「天才だからって~」と世間に思い込ませているうちは、「天才風」のブランディングは成功していることになるからです。
ですから平手様は「クラウドナイン」所属になったからといって、「いい子ちゃん」になんてなりません。天才っぽく見せるプロとして“真面目”に、これからも遅刻、バックレ、ドタキャンなどを繰り返していくことでしょう。
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