松本人志“裁判取り下げ報道”事実なら「認めた」も同じ "アテンド後輩芸人"復帰も絶望的

更新日:2024-09-19 17:03
投稿日:2024-09-19 17:00

 ダウンタウン松本人志(61)と週刊文春の裁判は終焉を迎えようとしているのか。8月14日に予定されていた第2回弁論準備手続きの期日が延期されてから、何の発表もなく1カ月以上が過ぎた。松本は「当たり前の権利やし」と再開したXでもなぜか沈黙を貫いている。

「当初は裁判所側の都合もあり得ると言われていたが、ここまで理由もなしに延期されることは通常ない。文春サイドが20個の証拠を提出したということは、延期になっている事情は松本さんサイドにある可能性が高そうです」(ワイドショー関係者)

「女性自身」(10月1日&8日合併号)の記事「松本人志 沈黙の裏で進む文春裁判の“電撃和解”準備…訴え取り下げ後は年内テレビ復帰も」の中では、「松本が裁判から撤退する方向で動いていて、訴えを取り下げた後には、年内でのテレビ復帰が発表される」という関係者のコメントが紹介されている。

 一方、18日にネットで配信された同記事のコメント欄には、《松本側の都合で和解なら、文春は訂正記事も謝罪文も出さないだろう。となると、一連の報道は事実だったと世間は受け取る》《完全勝利以外での復帰はどう考えてもマイナスイメージ》《取り下げとなれば、松本は文春報道を認めたに等しい状況》などと厳しい声が殺到している。

■事実関係がはっきりするまでスポンサーはつかない

「忘れている人もいるかもしれないですが、当初この報道が出たとき、アサヒビール、サントリー、アコムなどの大手スポンサーが、松本さんが出演する番組では社名表示を取りやめたことを発表しています。要するに事実関係がはっきりするまでは、スポンサーを降りるということ。世界的に有名な企業がこの基準を明確に示したからには、他の企業もそれに追随しなければ、世間からコンプライアンス意識を疑われかねない。あの報道当初から何が変わったかといえば何も変わっておらず、むしろ被害を訴えているA子さんに松本サイドが尾行したり、仲裁者のような人物が1億円を提示したという報道があって、むしろイメージは悪化しています」(広告代理店関係者)

 松本は今年の1月8日に「事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす。」とXに投稿したが、いまだに何も語っていない。"闘う"というからには裁判にも出廷して身の潔白を証明するのかと思われていたが、20個の証拠を突き付けられ、裁判は進まないままだ。

 もし復帰するというのなら、時間無制限の記者会見でもしなければ世間は納得しないだろう。

「厳密にいえば公訴時効は過ぎていますが、ホテルでの出来事が事実なら、場合によっては刑事事件になってもおかしくないような出来事です。それを説明せずうやむやにしたままテレビ復帰などすることはあり得ないでしょう。いくら熱狂的なファンがいようと、テレビ局はクレーム殺到することや、スポンサー企業の不買運動へ発展することを恐れています。そもそも松本さんが説明責任を果たさないのであればアテンドしたとされるスピードワゴンの小沢一敬さんなども一蓮托生で余計に復帰できないと思います」(前出のワイドショー関係者)

 法廷ではっきりと「事実無根」として身の潔白を証明すればいいと思うが、なぜ躊躇しているのか。後輩のためにも今こそ「闘いまーす」と宣言するべきではないだろうか。

  ◇  ◇  ◇

 松本のテレビ復帰が難しいのはスポンサー側の問題だけでなく、彼の独特な金銭感覚も大きく影響しているという。●関連記事【もっと読む】松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに…で詳しく書いている。

エンタメ 新着一覧


「じゅん散歩」のロケに突然、朝ドラ女優が登場! しかも黒髪から“ファンキーヘア”になっていた
 リモートワークの日は、羽鳥さんのモーニングショーからそのまま「じゅん散歩」(月〜金曜9時55分、テレビ朝日系)を見るの...
「クソばばあ」に「クソ小僧」、涼子のリアクションにも注目
 寅子(伊藤沙莉)は、戦争によって航一(岡田将生)が背負った苦しみに寄り添いたいと思う。  一方、寅子から「よりど...
桧山珠美 2024-08-08 16:37 エンタメ
早くも“NHK御用達俳優”の片鱗が?「虎に翼」出演の岡部ひろきはそんじょそこらの2世俳優とは違う
 1日放送「ダウンタウンDX」(日本テレビ系・読売テレビ制作)に故・西城秀樹さんの息子・木本慎之介(20)が出ていました...
なぜ令和ロマンは賞レースに出続ける?3冠制しヘイトも無視する戦闘力
 芸歴10年以下のお笑い賞レース「ABCお笑いグランプリ」(テレビ朝日系/以下ABC)が7月7日に開催。M-1に続き、令...
帽子田 2024-08-03 06:00 エンタメ
航一の秘密、明かされる。久々の回想シーンでも発揮した直道の顔芸パワー
 判決後、涼子(桜井ユキ)の店で寅子(伊藤沙莉)らと杉田(高橋克実)たちは偶然顔を合わせる。  戦争で娘と孫を亡く...
桧山珠美 2024-08-02 16:00 エンタメ
【写真特集】ワンピース姿を披露する、珍しく清楚なあやまん監督
【この写真の本文に戻る⇒】 【独自レポ】あやまんJAPANは健在だった! Tバックにぽいぽいコール、コンプラ無視の危ない...
優未の言葉「困っている子を助けるのは普通」に教えられた真っ当なコト
 寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)は、涼子(桜井ユキ)の店がたびたび嫌がらせを受けていたことを知る。警察に相手にされず...
桧山珠美 2024-07-31 16:30 エンタメ
赤いミサンガの女・美佐江、来た~!“放置エピソード”の回収がお見事
 寅子(伊藤沙莉)と優未(竹澤咲子)の姿を見ていきなり号泣した杉田(高橋克実)。実は杉田は昭和20年の長岡空襲で娘と孫を...
桧山珠美 2024-07-29 16:45 エンタメ
目黒、ニノを“沼落ち”続出の松村北斗「西園寺さん」が猛追!視聴率やTVerではない意外なデータが急上昇
 7月も後半に入り、2024年夏期主要ドラマの初回がほぼ出揃った。その中でも特に、STARTO ENTERTAINMEN...
こじらぶ 2024-07-27 06:00 エンタメ
「ごめんなさい」を連呼する航一。“戦時中の何か”は来週判明する?
 玉(羽瀬川なぎ)の将来を奪ったのは自分だと、涼子(桜井ユキ)も悩んでいた。寅子(伊藤沙莉)は2人の決断を応援するため、...
桧山珠美 2024-07-29 15:49 エンタメ
涼子さまの消息も明らかに…「ヒロインじゃない面々」のその後を描く意味
 寅子(伊藤沙莉)は「学校に友達はいない」という優未(竹澤咲子)の発言が気にかかる。  出勤すると、杉田(高橋克実...
桧山珠美 2024-07-23 15:45 エンタメ
夏ドラマ何見てる?『新宿野戦病院』『ブラックペアン2』への本音を調査
 2024年7月スタートの夏ドラマが出揃ってきましたね。今期もたくさんのドラマが放送していて、どれを見ればいいのかわから...
“カウンセラー”星航一(岡田将生)、ちぐはぐぶりがチャーミングだった件
 父親の話が聞きたいと言う優未(竹澤咲子)に、寅子(伊藤沙莉)は優三(仲野太賀)の話をすることができない。寅子は航一(岡...
桧山珠美 2024-07-18 15:50 エンタメ
なぜ塚地武雅、藤井隆はドラマ出演が続く? 不人気芸人との決定的な違い
 7月に入り、2024年夏の新ドラマが次々にスタートしています。なかでも話題になっているのが、宮藤官九郎脚本の『新宿野戦...
高橋克実「ショムニ」超えの名演技に注目!歴代朝ドラで舌打ちといえば…
 山の境界線をめぐる現地調停で書記官の高瀬(望月歩)と申立人の森口(俵木藤汰)との間にトラブルが発生。寅子(伊藤沙莉)も...
桧山珠美 2024-07-17 15:30 エンタメ
木村拓哉は逆に演技がうまい! わざと「いつもキムタク」を貫く役者魂
 最新主演ドラマ『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系)が高視聴率でフィニッシュし、かつての人気ドラマの映画版...
堺屋大地 2024-07-17 06:00 エンタメ