「40代半ばで毎回ラブホデートなんて…」自分は安い女? 惨めさを募らせる44歳女性

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-09-28 06:00
投稿日:2024-09-28 06:00

40代になってラブホデートを繰り返すなんて

「ありえないですよ。学生じゃあるまいし!!

 ハヤトはそれなりの仕事をしているので、年収だって1,000万円前後はあるはず。

 私だってこのトシまでフルタイムで仕事を続けてきているので、仮に割り勘だったとしても、シティホテルやラグジュアリーホテルに泊まれるだけのお金はあります。

 それなのに、なんで毎度、毎度、飽きずにラブホ? って感じじゃないですか!

 まぁ、ラブホ代はハヤトが全額払ってくれていますが、それにしても不満です」

 自分は、恋人から軽んじられているのではないか…とすら、頭をよぎっていると話す奈々さん。

 恋人とラブホテルに行くのは20代の頃以来。40代になってラブホデートを繰り返す自分が、安っぽい女になった気もして、落ち込んでしまうこともあると続けます。

贅沢な悩みなの?

「40代でラブラブな恋人がいるだけでも、幸せって思わないとダメなんですかね?

 友人にチラッと話したら、『贅沢な悩み』って言われちゃいました。

 だけど私は、ハヤトとラブホに行くたびに自己肯定感が下がるというか、なんだかすごく安い女になってしまったなぁ…って惨めになるんですよ。

 せっかくこれまで仕事を頑張ってきたのに、なんでラブホ? 不倫じゃあるまいし…って。

 若い頃は、お金がないからラグジュアリーホテルには滅多に行けなかったけれど、もう40代なんだから、私はそれなりのデートを楽しみたいんです。

 それなのに…なんで、ハヤトはいつもデートの終盤にラブホに誘うのか。よくわかりません。

 どんなに素敵なデートをした日でも、終わりにラブホに寄ると、窓もないし内装もギラギラしているし、まるで夢から覚めたかのように、みすぼらしい気分になるんですよね。

 このままではハヤトのことを嫌いになるかもしれないし、なんとかならないかなって思うんですけど、解決策がまったく浮かびません…」

 ◇  ◇  ◇

 奈々さんからハヤトさんに対して、それとなく本心を伝えたこともあるそうですが、そのときにはきちんとした答えが返ってこなかったとのこと。

 ではハヤトさんは、恋人である奈々さんがラブホ問題について思い詰めていることを、どう感じているのでしょうか。次回に続きます。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


綾瀬はるかとジェシーに無期限「結婚白紙」報道…アラフォー女性、相手に見切りをつけるタイミングは?
 結婚間近と報じられた女優の綾瀬はるか(39)と「SixTONES」のジェシー(28)の今後は――。  女性自身が...
年末年始の“トラウマ級”がっかりした過ごし方4選。彼の実家でアウェイ感満載のトホホ…
 これからやってくる年末年始、彼氏と過ごすことが決まっている女性もいるでしょう。でも、まさかの過ごし方だったらどうでしょ...
恋バナ調査隊 2024-12-06 06:00 ラブ
死者が結んだ恋、彼との再会は葬儀の場だった…。34歳主婦の告白 #1
 婚外恋愛中の男女に交際のきっかけを聞くと、様々な答えが返ってくる。  同じ職場、仕事関係の飲み会、趣味やサークル...
蒼井凜花 2025-03-03 19:13 ラブ
20代の娘も涙した「シニアの恋リア」。ネトフリ『あいの里』シーズン2が恋活市場を変える!?
 30代から60代が共同生活をしながらパートナーを探すNetflixの番組「あいの里」。先日そのシーズン2が最終回を迎え...
内藤みか 2024-12-06 06:00 ラブ
イライラはしたくない!パートナーに選ぶなら少食 or 大食いどっちがいい? 意外な悩みとメリット
 パートナーが極端に少食、もしくは大食いだった場合、それぞれに悩みは尽きませんよね。健康面はもちろん、経済的な問題や体型...
恋バナ調査隊 2024-12-05 06:00 ラブ
不倫に対して「自分はいいけど夫は許せない」と考える女性の心理とは?
 不倫に対して「自分はいいけど夫は許せない」と考える女性は、自分を省みる必要があるかもしれません。自分勝手ともいえる価値...
恋バナ調査隊 2024-12-04 06:00 ラブ
なぜに? LINEやってない人あるある3選、拒む理由と特徴から恋愛の戦法を探る
 総人口の78%の人が利用しているともいわれるLINEですが、LINEをやっていない少数派も存在し「恋愛のスタートはLI...
恋バナ調査隊 2024-12-02 06:00 ラブ
墓場まで持っていきます! 6人の夫たちが語る「妻に秘密にしていること」
 夫婦だからといって、相手を100%知り尽くしているとは言えないはず。あなたの夫にも隠し事があるかもしれません。今回は6...
恋バナ調査隊 2024-12-02 06:00 ラブ
東京都主催の婚活イベントに興味津々!慎重な50歳独女ライターのハードルを下げた4つの理由
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で処女を卒業し、現在はフリーで自分の時間を楽しんで...
mirae.(みれ) 2025-02-24 09:57 ラブ
不倫カップル必見! バレにくい&言い訳しやすいおすすめデート場所6選
 大人の禁断の恋愛、不倫。いつか終わりが来るのはなんとなく分かっているものの、今は2人の時間を楽しみたい…。これが不倫を...
恋バナ調査隊 2024-12-01 06:00 ラブ
男がキュンとする送迎のお礼LINE3選。ド直球の「もうちょっと一緒に居たかった」で狙い撃ち?
 気になる彼とのデートの際、自宅や駅まで送迎してもらう場合もあるでしょう。そんなときは、他の女性と差をつけられるチャンス...
恋バナ調査隊 2024-12-01 06:00 ラブ
「俺、現妻を選ばないほうが幸せだった?」認知していない息子への思いが募る50男
「冷酷と激情のあいだvol.223〜女性編〜」では、息子の父親である元恋人のダイスケさん(50歳・仮名)から、10年も経...
並木まき 2024-11-30 06:00 ラブ
「認知も養育費も拒否したくせに!」子どもとの面会を要求する元彼に悩む45歳シングルマザー
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-11-30 06:00 ラブ
つらい生理に更年期、女たちが涙した彼氏&夫の“神対応”6選。背中をさすってくれるだけでいい…
 症状の強さや時期は人によって差がありますが、生理や更年期障害はつらく苦しいもの。中には日常生活に支障をきたすほど強い症...
恋バナ調査隊 2024-11-30 06:00 ラブ
レス夫と同性の婚外恋愛相手が対面! 背徳感と緊張に興奮した一夜のあとは… #3
 夫とのレスから女性に恋焦がれるようになった弥生さん(33歳主婦/子供ナシ)。お相手はカルチャースクールでK-POPダン...
蒼井凜花 2025-03-03 19:13 ラブ
小説に描かれた早朝のセックスシーンが口惜しい。“あの対処”がなくて…
 好きな小説家の新刊を、いまいち入り込めないまま読み終えてしまい、口惜しい。それぞれ特殊な幼少時代を過ごした男女が出会い...
新井見枝香 2024-11-29 06:00 ラブ