「抱きしめてもいい?」セラピストの彼と観覧車デート…ズキュンの連続!

mirae.(みれ) ライター
更新日:2024-10-21 06:00
投稿日:2024-10-21 06:00

ふたりきりの観覧車で抱き寄せられて

 観覧車に乗り込むと、そこはふたりきりの空間。男性と狭い密室空間で過ごす経験はほぼゼロ。心臓はバクバクです。

 さっきまであんなに盛り上がっていたのに、突然、無口になる私。ガチガチな状態で向かい合わせに座っていると、

「miraeちゃんの横に座ってもいい? せっかくだからもっと近くに行きたいな」

 いつの間にかタメ口になり、じっと見つめてきます。受け入れる意味で黙ってうなずくと、にっこり笑って私の横に移動してきます。右肩に彼の体温を感じて「ち、近い!」と動揺するまもなく、「抱きしめてもいい? ふたりきりで誰も見ていないから大丈夫」

 耳元で囁かれ、ドキドキは最高潮へ。言葉も出ないままコクリと小さく首を縦に振ると、M氏は右肩に手をかけ、そっと抱き寄せたのです。

 細身の割に広い肩幅と分厚く硬い胸板を感じて、「見た目は綺麗なのに、身体はとても男性的なんだ」と、無意識に、脱いだ姿を想像しては興奮する気持ちがおさまりません。

「miraeちゃん緊張してる?かわいい~!」

 緊張している私の姿を見て、さらに強く抱き寄せられ…。免疫がなさすぎて、もう崩壊寸前…! 自分の感情をコントロールできず勘違いの大暴走をしてしまいそうです。

 抱きしめられたまま、1周約10分のラブラブの時間は、あっという間に終わってしまいました。

デートの後はラブホへ

 オプションでつけた100分のデート特典は気がつけばもう半分が経過。観覧車の後は食事の予定でしたが、ゆっくりするにはちょっと中途半端な時間です。

「残った時間はそのまま施術に当てることもできるよ。よかったらこのままホテルに移動して、miraeちゃんをたくさん癒してあげたいな」

 この言葉に私のアソコはじわっと熱くなります。そうだった、今日はこのイケメンに気持ち良くしてもらうんだ! と、本来の目的を思い出し、「そうしましょう!」と即答。

「じゃ、ホテルに行こう! たくさん気持ち良くしてあげる」

 そうふたたび耳元で囁かれ、私たちは恋人つなぎをしながら電車に乗って、ホテル街のある新宿方面に向かったのです。

 次回へつづく。

mirae.(みれ)
記事一覧
ライター
アラフィフのフリーライター。ライター歴は15年以上。いろいろこじれて48歳で処女卒業。現在は性に奔放で貪欲に、独身生活を謳歌中。
X

関連キーワード

ラブ 新着一覧


おしゃべりor無口な彼女どっちがいい?男性の本音を紹介
 おしゃべりな彼女と無口な彼女、あなたはどちらですか?「無口だとつまらないと思われるかも……」「おしゃべりな女は嫌われる...
恋バナ調査隊 2021-10-12 06:00 ラブ
ぞぞっ!パートナーが“DV男”かどうかを見抜く質問と禁句の話
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。今回は番外編です。のべ3000人以上の離婚案件の相談に乗ってい...
内埜さくら 2021-10-12 06:00 ラブ
次のデートに♡カラオケデートの4つのメリット&成功の秘訣
 彼とのデートが決まったら、「どこに行こう?」と、盛り上がるプランを考える人も多いでしょう。デートといえば映画や遊園地と...
恋バナ調査隊 2021-10-11 06:00 ラブ
恋愛に見返りを求めてしまう人必見!デメリット&抜け出し方
 好きな人と付き合えただけで幸せを感じていたはずなのに、交際が進むにつれて「もっと愛されたい」と欲張りになる人は少なくあ...
恋バナ調査隊 2021-10-11 06:00 ラブ
LINEに隠された彼の本心は? 文章から分かる男性心理5つ
 男性の知り合いや友達とLINEのやりとりをしていると、「ん? これってどういう意味だろう?」と、相手の本心が気になるこ...
恋バナ調査隊 2021-10-10 06:00 ラブ
一緒に暮らしているのに“ホウレンソウ”を怠る彼に募る苛立ち
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-10-09 06:00 ラブ
最低限のマナーなのに…謝罪も感謝も言えない恋人に呆れる彼
「冷酷と激情のあいだvol.59〜女性編〜」では、恋人からの“ホウレンソウ”が不十分であることに、怒りを抱き続ける女性・...
並木まき 2021-10-10 05:34 ラブ
「もう、うんざりだ」夫から離婚を告げられる妻の6つの行動
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。離婚を切り出すのは女性からというイメージはもはやありません。ここ最近目立つの...
山崎世美子 2021-10-09 06:00 ラブ
シンデレラに学ぶ恋愛に効果的な心理学♡ 終電で帰るべき理由
 誰もが知っている「シンデレラ」の話。ガラスの靴を持って探しに来た王子様と結ばれるというファンタジーに、ときめいた女性も...
恋バナ調査隊 2021-10-08 06:00 ラブ
カップルの同棲はデメリットが多い?幸せに暮らすためのコツ
 カップルの同棲は、「家賃の負担が減る」「結婚前のシミュレーションができる」などのメリットがある一方、きちんとルールを決...
恋バナ調査隊 2021-10-08 06:00 ラブ
口下手彼氏の気持ちを探るポイント5つ&上手な付き合い方
 好きな男性から、言葉で愛情を表現されると安心する女性は多いでしょう。でも、男性の中には、言葉にしなくてもちゃんと愛情を...
恋バナ調査隊 2021-10-07 06:00 ラブ
浮気された過去から彼を疑ってしまう…不安を消す3つの方法
 過去に浮気されたことのある女性は、「信じていたのに裏切られた」というトラウマから、恋人をどうしても疑ってしまうと苦しん...
恋バナ調査隊 2021-10-07 06:13 ラブ
おひとり様の期間が長すぎて…どんな人を恋人にすればいい?
 一人でいる時間が長くなれば長くなるほど、次の恋愛へのフットワークが重くなりがちですよね。最近はアプリなどで異性に出会え...
若林杏樹 2021-10-06 06:00 ラブ
“恋愛したい”と言う男性の心理って? 本音を見極めるポイント
 男友達から「恋愛したい」と言われると、ドキッとしてしまいますよね。「もしかして、これって告白?」なんて、舞い上がってし...
恋バナ調査隊 2021-10-06 06:00 ラブ
倦怠期かもしれない…5つのチェックポイント&乗り越え方
 交際期間が長くなると、どんなカップルにも訪れるのが「倦怠期」。もちろん、倦怠期知らずのカップルもいますが、ごく稀しょう...
恋バナ調査隊 2021-10-05 06:00 ラブ
“リアル離婚弁護士”が説く「結婚したら地獄な男性」特徴8つ
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。今回は番外編です。のべ3000人以上の離婚案件の相談に乗ってい...
内埜さくら 2021-10-05 13:29 ラブ