平手友梨奈移籍後初のTV出演、事務所の先輩Adoとコラボ!
10月16日、歌手・俳優・モデルとして活動する平手友梨奈(23)が、新所属事務所となるクラウドナインの5周年特別番組「雨音」(フジテレビ系)に出演した。
平手は同番組で移籍後初の新曲となるデジタルシングル「bleeding love」、同事務所の歌い手・Ado(21)と一夜限りのスペシャルコラボレーションで「唱」を披露。平手は2021年のソロデジタルシングル「かけがえのない世界」以来、約3年ぶりの歌唱披露で国内外のファンと、コラボ相手であるAdoを沸かせた。
同日0時に「bleeding love」楽曲配信がスタートすると、iTunes Store総合ランキングでは日本だけでなく、台湾、香港、タイでもチャートイン。「雨音」放送2時間前の21時には同曲MVが解禁され、海外ファンからは愛称の“Techi(てち)”呼びで、「Welcome back!」「Techi最高!」「Techiは私の全て」と各国言語でコメントが寄せられた。
日本のファンからも新曲やMVを称える声だけでなく、平手に人生を救われてきたこと、平手がまた表現の場に帰ってきたことに感謝する言葉などで溢れた。
また、同曲MVには、振付けにCRE8BOY、スタイリストに尾内貴美香氏、監督に大久保拓朗氏など、欅坂46時代から平手に関わってきた制作陣が集結した。
CRE8BOYは17年の「FNS歌謡祭」(フジ系)で、平手と平井堅(52)の「ノンフィクション」コラボ、欅坂46として最後の平手ソロ曲「角を曲がる」などで振付けを担当してきた。
有名クリエイターから信頼を得てきた“証し”
総合カルチャーサイト「Real Sound」で掲載された彼らのインタビュー(20年)では、パフォーマー・平手について「最高ですかね。自分たちが付けた振りの持つパワーを倍にして返してくれる」、「平手さんの場合は(僕らが作った)枠組みをバーンと取っ払ってしまうような感じなんです。僕らが作った枠組みに対して、その可能性をもっと広げてくる」と絶賛していた。
尾内氏もX(旧Twitter)上にて、平手から曲に対する考えをたくさん聞いた上で今回の衣裳製作にあたったことを明かし、「益々魅力的になった平手さんの活動にお力添え出来ていたらとても嬉しく思います」と投稿。平手が長年に渡り、数々の有名クリエイターから厚い信頼を得てきたことがうかがい知れる。
「bleeding love」は“あたしから君への愛”を“溢れる赤い涙”などで表現する、情念のこもったラブソングだ。ソロ転身後初のデジタルシングル「ダンスの理由」などで見せてきた激しいダンスに特化したMVとは対照的に、同曲MVで平手は、身がちぎれるような想いを痛切に訴えかけるように、暗い海辺で彷徨い舞っている。
とにかく楽曲の世界観を伝えることにこだわっているであろうことは、欅坂46デビュー時から変わっていない。
音楽特番「雨音」での同曲パフォーマンスでも、基本的にはスタンドマイクを使って切実な想いを歌いあげていたが、間奏に入ると狂気も入り交じったような激しいダンスを披露。切ない愛情の中にも、大きな感情の起伏がある愛を表現しているようにも見える。ダンスのキレや艶のある歌声の進化はもちろん、何より彼女が醸し出す色気はマシマシでダダ漏れていた。
Adoの欅坂46平手への敬愛の思い
同番組をX上で、ファンと共に同時視聴スペース配信していたAdoは、終始平手のパフォーマンスを絶賛しながら、「倒れちゃうんじゃないの? 平手さんのファン」と、自身もまた平手に魅了されている様子を隠さなかった。
Adoは何年も前から、X上で欅坂46の平手への敬愛の思いを表していたことで知られている。それは彼女がプロデュースするアイドルグループ・ファントムシータの目指す方向性を見ても明らかだ。「雨音」での平手とのコラボも、Adoからの熱烈オファーだったとも報じられている。
そのAdoとのコラボ「唱」では、檻から世界に向け歌を放つAdoに対し、平手は同じ檻から登場した後、その檻を飛び出し、椅子や自身を囲う鉄枠を使いながら縦横無尽に踊り狂った。時に笑顔を見せ、コミカルな表情をしたり、感情を爆発させたりと、“唱タイム”を見事に体現するパフォーマンスを見せた平手。音楽活動については静かな動きのみだったこの3年から、解き放たれたように自由だった。
Adoは同コラボ放送中、そんな平手について「うわー!」「凄い!」「カッコいい!」をひたすら連呼。「こんな表情してたんだ!」と感嘆のため息も漏らし大興奮。
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