不倫相手の性癖はネトラレ。「他の男にも抱かせてみたい」と相談され… 32歳ホステスの悦び #1

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2024-10-25 06:00
投稿日:2024-10-25 06:00
 不倫相手との逢瀬は、女としての悦楽を存分に味わわせてくれる。背徳感や切なさは、時に婚外恋愛の醍醐味ともいえるかもしれない。

 だが、相手の性癖が意に沿わぬものだったら、あなたはどう考えるだろう。彼の嗜好を優先するか、自分の意志を貫くか――。

 今回、取材に応じてくれた真理子さん(仮名・32歳ホステス/独身)は、不倫相手の性癖に困惑しつつも「彼を優先した」側である。

45歳のイケオジ社長と不倫関係に

 真理子さんは語る。

「婚外恋愛の相手は亮平さん(仮名・45歳建築会社社長/妻子アリ)です。もともとはチーママのお客さまでしたが、チーママが病気で退店することとなり、以前から指名をもらっていた私が新しい担当になりました。

 彼の趣味はワインとゴルフ。細マッチョの体に洒落たスーツを粋に着こなすセレブなイケオジタイプ。本来ならお客さまと男女の関係になるのは『マクラ営業』と呼ばれて揶揄されるのですが、私は仕事抜きで好きになってしまったんです。

 チーママが辞めた背景もあって、不倫関係になりました。

 彼、いつも高級なホテルをリザーブしてくれて、食事はルームサービス。『家族は大事だけれど、仕事でも家庭でもない、自分を解放できる時間が必要なんだ。真理子との時間は僕にとってかけがえのないものだよ』と言ってくれたんです。

 男女関係になっても、定期的に来店して私の売上に貢献をしてくれますし、ありがたい存在です」

【読まれています】「処女妻」初夜の儀式 夫公認でセレブ義父母の性奴隷に… #1

不倫相手の奇妙な申し出

 でも、付き合って3カ月あたりから亮平さんは妙なことを言い出すようになったという。

「行為後、彼は私を腕枕しながら囁くんです。『真理子のようないい女を他の男にも抱かせてみたい。僕はどれほど嫉妬に狂うだろう』って。最初は『冗談でしょう?』と笑いました」

 その時は亮平さんも笑っていたというが、徐々に風向きが変わってきた。真理子さんは続ける。

「逢うたびに言われるんです。『僕の愛する真理子を他の男に抱かせたい』『猛烈な嫉妬に狂ったあとで、真理子を抱きたい』『僕の願望が叶ったら、この先、僕はもっと真理子を愛せるはずだ』って…。

 正直、怖かったですね。でも、彼が『もし相手が、真理子のタイプの男ならどうだろう? 一度真剣に考えてくれないか?』と真顔で言ってきて…。恥ずかしいんですが、好きな男性像を思い描きました。

 亮平さんはセレブなイケオジタイプですが、一方で、カッコいい年下男性も好みです。例えば流行りのボーイズグループアイドルのような、若くて爽やかなイケメン男性。そんな人になら抱かれてもいいかなって…(笑)」

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「お前は不倫する女だろ?」略奪婚後に本性露わに…モラハラ夫に苦しむ女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-08-19 06:00 ラブ
「誕生日おめでと」をせがむ男…“察してちゃん”LINEが送られてきたら?
「こう答えてほしい」「こっちの気持ちを分かって!」という意図を感じる“察してLINE”が送られてきたら、あなたはどう対処...
恋バナ調査隊 2023-08-19 06:00 ラブ
明石家さんま&大竹しのぶはレア?離婚後も仲良しな元夫婦の特徴と副産物
 離婚後の元夫婦というと険悪なイメージがあるでしょう。もちろん、泥沼裁判まで発展した離婚なら険悪な関係で終わりそうですが...
恋バナ調査隊 2023-08-18 06:00 ラブ
ブラとパンツがバラバラのバレバレ! めちゃ恥ずかしかった下着の失敗談
 好きな男性といいムードになったときに「ヤバ! 今日の下着最悪なんだった……」と焦った経験はありませんか? 今回はそんな...
恋バナ調査隊 2023-08-18 06:00 ラブ
“カードはあるが現金はない”の気苦労 結婚に不向きな金持ち彼氏あるある
 お金持ちな男性と付き合っている女性は、うらやましいですよね。交際中は奢ってもらえたり、結婚すれば大きな安心を得られたり...
恋バナ調査隊 2023-08-18 06:00 ラブ
パパ活の逆!? ママ活狙いの彼女たちがマッチングアプリで増えているワケ
 じわじわと浸透しているかもしれないママ活。パパ活の逆で、若い男性が年上の女性とデートをして、お小遣いをいただくものです...
内藤みか 2023-08-17 06:00 ラブ
結婚していないとかわいそう? いいえ、独身生活が最高すぎる5つの理由
 一昔前までは、30代で結婚していないと「かわいそう……」なんて思われちゃう時代でした。でも今は、独身を謳歌する女性も増...
恋バナ調査隊 2023-08-17 06:00 ラブ
親切の押し売りって…世話焼き夫“うざい”あるあると迷惑な時の対処法
 多くの女性が、家事や育児に協力してくれない夫を嘆き、「家事や育児に協力的な夫になってほしい!」と願う人は多いでしょう。...
恋バナ調査隊 2023-08-17 06:00 ラブ
ベタ惚れ彼氏をゲットしてプロポーズされちゃう3ステップ
 恋愛中の方は今のパートナー、出会いを探している方は次の男性との恋は実りあるものにしたいですよね 。  できれば自...
若林杏樹 2023-08-16 06:00 ラブ
大切な子供の未来のために…離婚予備軍が大事にしたい準備期間と3つの対策
 夫婦関係を続けてはいるけれど、気持ちはもうない……。そんな離婚予備軍の女性でも、子供がいると別れるべきではないのでは?...
恋バナ調査隊 2023-08-16 06:00 ラブ
「夫、いる?」子どもが巣立った後の夫婦関係を考えるとゾッとする
 子どもが低年齢の時は、子どものお世話に手一杯で早く成長してくれないかな……と考えた経験があるのは私だけではないはずです...
豆木メイ 2023-08-15 06:00 ラブ
貴女の度数は? オスを引き寄せる「フェロモンジャッジ」に挑戦!
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-08-15 06:00 ラブ
女子会でも写真付きのLINE報告はマスト! 心配性すぎる夫の仰天エピ
 大好きな旦那さんから心配されるのは、女性にとって嬉しいことですよね。しかし、度がすぎると疲れるケースもあるようです。 ...
恋バナ調査隊 2023-08-15 06:00 ラブ
給料日に「5000円貸して」の少額無心…別れた夫のしょーもなLINE3選
 離婚大国とも言われる日本では、毎日実に多くの夫婦が愛にピリオドを打っています。でも「離婚したからもう自由!」とはいかな...
恋バナ調査隊 2023-08-15 06:00 ラブ
コクるのもデートも基本受け身!? 女性にリードされたい男性の心理
 女性をかっこよくリードしてくれる男性って素敵ですよね。でも近年では「女性にリードされたい男性」が増えているそうで……。...
恋バナ調査隊 2023-08-14 06:00 ラブ
気づかないのは当人たちだけ? どう見てもバレバレな「ご近所不倫」話
 不倫といえば、配偶者にバレないようにできるだけ遠くでデートをしているイメージがありますよね。でも実は、意外にも家のご近...
恋バナ調査隊 2023-08-14 06:00 ラブ