離婚理由のひとつが「口が臭すぎてキスできなくなった」
若手お笑いコンビ「Gパンパンダ」の一平(32)と人気インフルエンサーのききまる(27)が互いのSNSで離婚を報告した。一平とききまるは、昨年5月に結婚していたことが週刊誌に報じられていたが、今月19日配信のウェブラジオ「Gパンパンダのひとりじゃないよ」で、一平が結婚から約1年半で別れたと明かし、その理由について「結婚観や家族観の違い」のほか、「口が臭すぎてききまるがキスできなくなった」と衝撃的な告白もし、話題を呼んでいる。
「向こうが家に帰ってこないとかもありまして、この3カ月間、一晩たりともお酒が抜けてません」とショックを隠せない様子も報告したが、よくある価値観の違いではなく、口臭や体臭が離婚の原因とはなかなかのインパクトだ。
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口臭が原因でも離婚は可能
協議離婚の場合、「口の臭さ」を理由に挙げ、配偶者が合意すれば成立となる。裁判や調停離婚に発展しても、耐えがたい口臭がセックスレスといった婚姻の継続しがたい重大な事由につながれば、離婚できる可能性があるという。
もっとも、一度は永遠の愛を誓って入籍した相手である。多くのカップルは離婚の結論に至る以前に口臭を治すために努力をする。口臭に効く薬や病院を探し、通院を勧めるなど“最善の策”を講じるだろう。
しかし――。女性心理にも詳しい恋愛・人間関係コンサルタントの小森華代氏はこう言う。
「実は妻側から夫の口臭や体臭を理由にセックスレスとなり、離婚に促すことは珍しくありません。その際、臭い以外に夫の不貞行為や性格の難、金銭関係といった大きな過失は見当たらなくても『あなたの口臭や体臭が気になり、生理的に合わないから別れたい』などと生理現象を持ち出された側は、納得せざるを得なくなり、その結果、破局するケースが多くみられます」
「キスができなくなった」は万能な破局理由
仮に口臭のきつい夫に過失はないものの、他に好きな相手ができて心が離れてしまったとストレートに伝えれば、妻が悪者で加害者にもなり得る。それを回避する際にも「キスができなくなった」は万能な理由として重宝されるという。
「配偶者が互いの努力の提案もなく、臭いを指摘しスキンシップを拒んだら、“別れたいサイン”の可能性が高いでしょう。相当の資産を所有していれば話は別ですが、すでに気持ちは離れているので、関係の修復はなかなか難しいですね」(前出の小森華代氏)
真実は明かされず破局したカップルは、日本中に一体、どれだけいるのだろうか。
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