行列餃子に「今までの餃子、何だった?」
京都と言えば町中華の店が多くあることをご存知でしょうか。ええ、私は知っています。来京するたびに1店舗ずつ、ゲームで敵を潰すかのように攻めています。
しかもどの店もうまい! 何なの、京都!! 円卓の高級中華もいいけれど、町中華でしか得られない何かってありますよね。
今回ターゲットに定めたのは西大路にある『ミスター・ギョウザ』! 近所には桜で有名な東寺があります。とはいえ、店周辺にはカフェも何もなく、住宅街に突如現れた名店、でしょうか。
餃子の味は京都ナンバーワンとも言われていて、生まれも育ちも京都の友人にいわく「あの店、いつも客が並んではる」。私も平日のオープン前の11時15分に並びました。
無事に一巡めで入店。ちなみにメニューは至ってシンプルで、ギョーザやキュウリの丸漬け、唐揚げ、ラーメンなど。詳しくは公式ホームページをご覧ください。とにかく餃子を食らえ! ということです。
威勢も手際もいい店員さんたちを見ながらカウンターで、女一人、生ビールとギョーザ、キュウリを注文。昼間飲むアルコールの背徳感は、何物にも代え難いですね。
浜松餃子超え?
さて入店から10分少々。ついに餃子が焼き上がってきました。
「待ちに待ったギョーザ…! 会いたかったよ…!!」
と心の中で叫びました。野菜と肉の量のバランスもいいし、うま味もある。皮はパリパリ。私、餃子大国で有名な静岡県浜松市出身なのですが、地元の味を軽く超えていました。
浜松餃子ももちろん、うまい。でも野菜たっぷりなのであっさり味。こちらの餃子はそこに何かしらの旨味が加わった雰囲気でした。箸が止まりません。
注文で失敗したと思ったのは、最初から二人前を注文することでした。周囲のお客さんは当たり前のように二人前=一人分として、注文。一皿に6個のっているだけだと考えると、二人前、三人前なんてへっちゃらです。結局、一皿追加注文をして、約2,000円のお会計で念願の夢が叶いました。
やっぱり京都、最高だぜ!
【後編へつづく:秋の京阪神「穴場あり」グルメ旅。外国人観光客にバレていない!? 胃で溶けるカツレツ、会館飲み…】
(店データ、価格などは編集部の調べに基づきます)
※京都府観光連盟公式サイト「京都府観光ガイド」には、京都府内各地の紅葉状況が掲載されています。旅行を計画する際の参考に。
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