この縁を実らせたい
これまでは恋愛にも結婚にも消極的だったと振り返るマコトさん。
50代になって結婚したいと思える相手と出会えたことを奇跡だと感じています。そして“奇跡”を形にするために、由紀さんには最大限の気遣いをしていると続けます。
「こんな僕と付き合ってくれて、しかも今は結婚の話まで出ている。いや〜、由紀チャンは僕にとっては女神ですよ!
しかも由紀チャンのほうが、僕よりも学歴も収入も上なんです。かっこいいですよね〜。
僕なんて、もはやくたびれたオヤジですから。なんで僕を選んでくれたのか、何度考えてもわからないくらい。本当に奇跡ですよ。
だからね、この縁は絶対に実らせなくちゃいけないなって。
僕を選んだことを後悔しないように、由紀チャンが心も体も満足できる、最高な環境を提供したいんです」
具体的な結婚の時期は決めていないものの、マコトさんは今すぐにでも由紀さんと入籍したいとのこと。
まずはしっかりとしたプロポーズの儀式を行わなければと、プランを考えている最中です。
最高のプロポーズをしたい!
「由紀チャンが喜んでくれそうなシチュエーションで、カッコよくプロポーズしたいですね。
イケメンでもないし、そんなにカネもないけれど、由紀チャンへの尊敬心と愛情だけは誰にも負けない自信があります。
そうだなぁ、海辺で指輪を渡すっていうのはどうですか? 僕は古い人間だから、どうしても昔ながらのプロポーズのシチュエーションに憧れるんですよ。
レストランでひざまずいて求婚するってのも考えたんですけど、それだと由紀チャンが恥ずかしいかもしれないから、今のところは誰もいない海辺でやるのが1番かなって思ってます。
他にも、いいアイディアありますか? なんか思いついたら教えてくださいよ。
あんまりお金はかけられないけれどあっと驚くような、一生の思い出に残る最高のプロポーズをしたいんですよね。
そうすればきっと由紀チャンからOKをもらえるはず!」
◇ ◇ ◇
恋人同士であれ、夫婦であれ100%同じ価値観を有する男女は稀です。ましてや交際前の男女となれば、なおのことです。少しのすれ違いが、大きな溝に発展することも少なくないのが異性間における現実でしょう。
まさにこれこそが、男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。
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