痛い目に遭わない「担当ホスト」4つの見つけ方。ホストクラブ乱立、近年急増する意外な展開も…

内藤みか 作家
更新日:2024-11-14 06:00
投稿日:2024-11-14 06:00
 ホストクラブ乱立のため、ホストの人数も増えています。そうなると、指名ホストを選ぶ側の女性も「どの店の誰にしよう?」とかなり迷うことに。
 彼女たちはどんな風に担当を決めているのか、調べてみました。

ホストは「永久指名制」、指名されると「担当」に

 多くのホストクラブには「永久指名制」というルールがあります。いったん指名したホストを途中でチェンジできないのです。

 この制度があるからこそ、クラブ店内でホスト同士が客を争ってケンカする…とはならずに済んでいるのです。

 ホストクラブで指名したホストは「担当」と呼ばれます。担当が自分のことをケアしてくれる存在であるかのような気分になる女性も少なくありません。

 実際、ホストたちは姫(ホストクラブを訪れる女性は姫と言われます)にマメにメッセージを送ったりと機嫌を損ねないよう尽くすのです。

【こちらもどうぞ】増殖中の「男装コンカフェ(男装のコンセプトカフェ)」は、想像以上に居心地の良い空間だった!

1. “男カタログ”から選ぶ

 では女性客は、どうやって担当を決めているのでしょうか。

 一つの方法として、“男カタログ”の存在があります。卒業アルバムのように、在籍ホストの名前と顔写真が並んでいるものです。女性客は入店するとこれを手渡され、その中から話をしてみたいホストを選べます。

 しかし「男カタログから担当を選んだ」という女性は多くはありません。アルバムに掲載されている男性の顔は、メークや加工などによって、通常よりもずっと盛っている可能性があるからです。

 実際、「写真と全然違う男性が現れた」という経験をしている人のほうが多いのです。

2.「場内指名」する

 こうした加工写真を信頼しない女性たちは、店内を見渡し、いいなと思ったホストを場内で指名します。

 ホストクラブでは、まだ担当が決まっていない女性に限り、話してみたいと思ったホストを場内指名できるのです。

 実際自分の目で見て好みを選ぶわけですから、写真指名よりもかなりルックス面での満足度は高いわけです。

 しかし、「話してみたから会話が弾まなかった」「なんか雰囲気が苦手」などという理由で担当にしなかったケースも少なくありません。

3. 店外で知り合う

 実は、ホストと店外で知り合ったケースのほうが、写真指名よりも多いのでは、と言われています。

 バーなどでホストと知り合い個人的に仲良くなり、恋愛感情を抱いたところで「実はホストなので売上に協力してほしい」と言われるケースです。

 コロナ禍以降、リアルの場ではなく、オンラインでホストと知り合うケースが増えています。

 例えばオンラインゲームで親しくなったり、マッチングアプリでマッチングするなど、ホストはさまざまなきっかけで女性と親しくなります。

 普段から女性が喜ぶ言葉を発しているので、コミュニケーションスキルも高く、仲良くなりやすいのです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


マジで?カップルの謎ルール集…社内恋愛の合言葉は1番~3番
 あなたと彼氏の間にルールはありますか? 「おやすみのメールをする」「記念日は一緒にお祝いする」などの、オーソドックスな...
恋バナ調査隊 2022-10-30 06:00 ラブ
離婚に同意したよね? グダグダ夫にしびれを切らす41歳妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-10-29 06:00 ラブ
俺の人生を何だと思ってる?離婚届を焦らし抵抗を画策する夫
「冷酷と激情のあいだvol.114〜女性編〜」では、離婚に合意しながらも2カ月以上にわたって離婚届を書いてくれない夫・ヤ...
並木まき 2022-10-29 06:00 ラブ
彼と服の趣味が合わない!愛情が冷めないうちに手を打ちたい
 彼氏が大好きなのに、どうしても服の趣味が合わないと悩んでいる人は多いようです。気持ちが大事だとわかっているものの、やっ...
恋バナ調査隊 2022-10-29 06:00 ラブ
年下男子の“必死3択”に思わずOK!面白いデートのお誘いLINE
 異性として意識していない男性からデートに誘われたら「期待されても困るし……」と思い、断るかもしれませんね。でも、思わず...
恋バナ調査隊 2022-10-29 06:00 ラブ
「円満に彼氏と別れる方法」同棲中やモラハラにも通用する?
 付き合っている彼氏と別れたいと思っていても、別れを切り出すのってつらくて重たいですよね。情があったり、傷つけるのが怖い...
恋バナ調査隊 2022-10-28 06:00 ラブ
15歳下の彼氏で立証済!年下恋愛の達人が実践する愛されテク
 年下彼氏が欲しいと願っている女性は大勢います。しかし、いざ年下と親しくなると「私みたいな年上じゃ、申し訳ない」と逃げ腰...
内藤みか 2022-10-27 06:00 ラブ
「浮気した」と自分から言う男性心理 自白の裏にある狙いは
 彼から「浮気した」と報告されて、「そっか! わかった」と流せる女性はいないでしょう。それなのになぜ、彼は「浮気した」と...
恋バナ調査隊 2022-10-27 06:00 ラブ
そろそろ潮時?彼と一緒でも全っ然楽しくないからすべきこと
 彼氏とケンカしてしまったり、付き合いはじめは優しかったのに素が出てきてテキトーになったり……。パートナーといても楽しく...
若林杏樹 2022-10-26 06:00 ラブ
彼の“不良アピールLINE”がウザい「皆ペコペコ頭下げてくる」
 気になる女性や好きな女性へ「俺、昔悪い奴だったんだよね」とアピールする男性って、今の時代にも意外といますよね。  悪...
恋バナ調査隊 2022-10-26 06:00 ラブ
職場の後輩君が気になる…恋愛成就は憧れの先輩ポジション♡
 職場の後輩に恋をすると、仕事に集中できなかったり、嫉妬してしまったりして気持ちが不安定になる場合がありますよね。また、...
恋バナ調査隊 2022-10-26 06:00 ラブ
おディーン様か?女性がドン引きした「男のキザな言動」3選
 ドラマや映画などで観るロマンチックな恋愛シーンにキュンキュンしながら、日々のストレスを発散している女性もいるのではない...
恋バナ調査隊 2022-10-24 06:00 ラブ
追うより追いかけさせる!“心がけ一つ”でモテ女になれる方法
 あなたは追う恋と追われる恋、どちらがお好みですか? 「ガツガツしたくない」と思う大人女性には、追われる恋を好む人が多い...
恋バナ調査隊 2022-10-22 06:00 ラブ
体の相性◎で4年もズルズル 酒の勢いで元彼と寝る女性の憂鬱
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-10-22 06:00 ラブ
「世にいうセフレ?」酒に酔っては元カノとHする男性の後悔
「冷酷と激情のあいだvol.113〜女性編〜」では、足かけ4年間もの間、お酒の勢いで肉体関係をもち復縁を繰り返している恋...
並木まき 2022-10-22 06:00 ラブ
今さら聞けない「ガチでリアルな離婚話」それは幸せか不幸か
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。「私、バツつきました!」と誰かの話を聞いても驚かない時代ですが、離婚する時の...
山崎世美子 2022-10-22 06:00 ラブ