更新日:2024-12-01 06:00
投稿日:2024-12-01 06:00
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地名などをピックアップ。
 毎日頑張るあなたがちょっぴり得した気分になれますように…。

【今回の女ことば】「おいど」

 古くは、宮中や遊里など、特殊な社会で発達した「女性語」。この言葉もそのひとつです。

 さて意味は何でしょうか?

 ヒント:カラダの一部です。

【こちらもどうぞ】【難解女ことば】「婆」の部首はさんずいではない。正解は?


 正解は――。








【答え】お尻

 正解は「お尻」です。

 座っているところの意味の「居処(いど)」に「お」をつけたもの。

 ことばや読みからは全く想像できないですね。でもある地域では使っている人がいるかも?

 それは京都です。

 タダ美が先日旅行で利用した「JR東海ツアーズ」の「必修!京都弁講座」の単語集に、<おいど=おしり>をハッケン!

 ことばは時代とともに変化していきますが、「おいど」はどうでしょうか。

 京都でお尻が痛くなったら、「おいどが痛いんどす」と訴えてみる?

 出典元:「日本語語源辞典」(第2版)、「JR東海ツアーズ」公式HP

(日刊現代校閲/タダ美)

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