「玉木ガチ恋」勢も登場。30歳女子が国民民主党・玉木代表の若者ウケを考察、最大の武器は?

コクハク編集部
更新日:2024-12-09 06:00
投稿日:2024-12-09 06:00

嫌われる石破氏、対して「玉木ガチ恋」勢が登場

 メディアに登場する政治家もビジュアル基準価値を向けられる対象になる。現に、石破茂首相は見た目のだらしなさで時々炎上している。石破内閣の発足に伴う記念写真撮影の際には「シャツが出ていてだらしない」と批判され、農家に視察にいけば「おにぎりの食べ方が汚い」と嫌悪感を向けられてしまった。

 若者は石破首相の身なりや振る舞いがありのまますぎて受け入れられないのだ。「人目に付く写真や動画なのに、なんで見た目に気を付けないの?」と思ってしまうのである。

 このような石破首相の失態により、清潔な見た目の玉木氏の株が反比例的に上昇していく。SNSには「玉木ガチ恋」という動画さえ投稿されており、ビジュ良しのおかげで若者からの人気を盤石にしているのだろう。

他党の切り抜き動画は流れてこなかった

 私は仕事以外のほとんどの時間をSNSに費やしている中毒者だ。TikTokもかなり長い時間見ているが、選挙期間中は玉木氏の生配信の切り抜きが大量に流れてきた。特に興味がなかったので最初は流し見でスワイプしていたが、それでも何度も目にした。

 生配信では、くだけた口調の玉木氏が視聴者のコメントを拾って、小粋に返す様子が流れている。たった数分の動画だが、玉木氏の明るい人柄が見える気がして好感を持った。

 生放送だからこそ準備している感じがなく、自分の言葉で話しているような雰囲気があり、国民に寄り添って考えてくれている気になるのだろう。生放送の魔力だ。

 玉木氏が熱い演説をしたり、自ら掲げている政策の説明を噛みくだいてみたり…といった切り抜き動画が流れてきて、国民民主党の主張は調べずともなんとなくわかるほどだった。国民民主党の政策は若者向けをアピールしているため、コメント欄は絶賛の嵐。

「どの党を応援したらいいんだろう」と悩む若者は、国民民主党が同世代の人たちに絶賛されているのを見て、さらに共感を募らせていく。

 ちなみに、選挙期間中に他党の政治家の動画はほとんど見なかった。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ライフスタイル 新着一覧


それ、ミドルエイジ・クライシスじゃない? 40代の焦りや不安を乗り越える5つの方法
「40代、もう若くもないし体力もなくなってきたし、何をしても楽しく感じられない…」「毎日ルーティーンのような退屈な日々を...
並んだ猫の“たまたま”がキュートすぎる♡ シッポが上がった瞬間をパチリ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
幼き日、帰り道の記憶
 幼き日、帰り道の記憶――。  僕らのこどもの時代を思い出してみる。
嫁に「ブス!」「出来が悪い」モラハラ義母から身を守る4つの方法。なめられないために、どうする?
 義母との関係は、なかなか難しいものです。 中には、人をなめているのか、嫁いびりがストレス発散になっている姑も…。
【女偏の漢字探し】「振」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
トホホ…義母へのLINEは後悔の嵐。「いつでも来て」は社交辞令なのに!
 今回お送りするのは「義母への後悔LINE」。送るか迷ったときは少し時間を置いてからLINEしたほうがいいかも。「あんな...
2025-05-03 06:00 ライフスタイル
“会話下手”はそこがダメ! スナックママが指摘する「3:1」の法則とは?
 みなさんは自分のことを会話上手だと思いますか? スナックなどの水商売で最も大切なスキルがこの会話力なのですが、何をもっ...
理解不能!「外出キャンセル界隈」あるある。空腹は寝て解消、高級レストランよりカップ麺…ってウソでしょ
 お風呂に入るのが億劫になり、入浴を諦めてしまうクセがついている人を指す「風呂キャンセル界隈」。SNSを中心に話題になり...
なんて経済的! タフでお得な花々5選。おしゃれ植物「ラックス」はゴミ捨て場でも美しく咲く
 本日も猫店長「さぶ」率いる我がお花屋に隣接している「ほっぽらかしラボ」(売れ残った二軍、三軍の花鉢商品の置き場)をボー...
もう嫌!「節約疲れ」する前に…ストレスなく試せる5つの貯金方法
「毎日毎日節約のために出費を抑えた生活をしていて、全然楽しくない」と感じているそこのあなた! それは、節約疲れが出てきて...
ツー“にゃんたま”撮影に成功!さらに茶色のイケ猫が…♡ 可愛いアクシデントあるある
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
お客は昔の恋人か? 傲慢な一言に「じゃあ、あんたがやってみろよ」と反論するか問題
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
酔っ払い同士のLINEに爆笑! きのこたけのこ論争から記憶喪失コンビまで恥ずかしっ…
 人はお酒を飲むと日頃心に秘めている本音が出てきますよね。酔っ払い同士のLINEをのぞいてみると、本音同士の面白い会話が...
商店街で「縄張り荒らし」騒動が勃発! ムキムキお兄さんを近隣おじさまと奪い合う…顛末はいかに
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
中年のニラが歯に挟まる問題。口内インフラも老朽化するのだ。治療は保険治療か、それとも自費か
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
ワーママも専業主婦も、みんな違ってみんないい。それでも女は“自分の収入”を持った方がいいと思う
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。