「玉木ガチ恋」勢も登場。30歳女子が国民民主党・玉木代表の若者ウケを考察、最大の武器は?

コクハク編集部
更新日:2024-12-09 06:00
投稿日:2024-12-09 06:00

なぜ玉木氏は若者世代に刺さったのか?

 10月に行われた衆議院選。自民・公明が過半数割れし、結果は大荒れとなった。そんななか大躍進を遂げたのが国民民主党だ。若者向けの政策を基盤に、巧みなSNS戦略で認知度を広げた玉木雄一郎氏の戦略は、30歳の私から見ても見事だったとしか言いようがない。今の若者はバズっていない政治家のことは知らないのだ。

 文字を読む習慣がある私でも「政策とか徹底的に調べるのダルいな~」という気持ちはすごくわかる。

 普段ニュースを見ない、文字を読む習慣がないSNS世代の若者にとっては「投票に当たって下調べをする」ことは結構苦痛だ。それゆえ、自ら積極的にSNSでの活動を重視した「国民民主」が若者世代に支持を広げたのはとても納得できる。

 では、玉木雄一郎氏の何が若者に刺さったのか。周囲の20代から30代の若者の声を聞いた。

【関連記事】 彼が『石丸伸二氏』『ひろゆき氏』推し、論破系男子との結婚でうまくいく女性と回避法は?

写真加工は当たり前。「ビジュ」重視の世代

 国民民主党は政治に興味のない若い世代からの圧倒的支持を受け、今回の躍進につながった。「賃金を上げる、手取りを増やす」というキャッチコピーが刺さったのは前提として、玉木雄一郎代表(25年3月3日まで代表の役職停止)の「ビジュアル」も若者支持に大きくつながった一因だったようだ。

 若者言葉を借りると「ビジュがいい」のである。

 玉木氏は御年55だが、すらりとしたスタイルと優しげな笑顔を持つ「イケオジ」だ。年配層と違って、若者層は政治家に対する知識が少ない。となれば、見たものから得た印象が大切になる。周囲の友人やSNSでの若い層の反応から、玉木氏が爽やかな男前で「聡明そう」「清廉潔白そう」という印象を抱いたのだ。

「ビジュがいい」は若者にとって重要な要素である。「ルッキズム」という言葉が浸透してきたにもかかわらず、令和の若者は以前よりビジュアルに厳しい判断基準を持っている。

 メイク技術は発展し、整形も当たり前。なおかつ、SNSに掲載する画像や動画は加工が必須だ。盛れてない姿を晒すのは言語道断だ。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ライフスタイル 新着一覧


伴侶、ペット…大事なパートナーの死の乗り越え方。花屋が痛感する「ほどほど」と「さっぱり」
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、ギフトやデイリーユースの販売に加え、冠婚葬祭をはじめとした「ライフイベント」...
バツイチ女一匹、大学院での「ポンコツ商店会研究」が高評価! 学問と実践、どっちがムズイ?
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
グレイヘアは腰が引けるよね…。それでも中年女性の白髪はチャンスだと思えた“素敵な一言”
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
既婚者マチアプが大盛況。更年期=女の終わりにあらず、恋も人生もアップデートしたい40代女性の決意
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。  今回は「更年期」...
ママ友の裏表に震えた3つの話。子どもつながりとはいえ、皆と仲良くする必要はない?
 子どもを通して接点を持ったママ友。仲良くなるにつれて、良くも悪くも「こんな人だろう」とイメージが固まるものですが、果た...
遊び疲れた帰り道…夕日の中、友達の声に耳を澄ませる“たまたま”君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
都電が走る風景もどんどん変わっているようだ
 歩行禅って知ってる?  歩きながら「ありがとう」や「ごめんなさい」を唱えると、ココロがすっきりするらしい。 ...
【異なる句読点探し】「!?」の中に隠れた異なる“一文字”は?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。毎日頑張るあなたがちょっぴり得した気分になれますよう...
まだ40代?もう40代? 老いを痛感した切ない瞬間6選。夜の生活で途中休憩したくなるトホホ
 年齢を重ねると、体の老いを実感する瞬間が増えてきますよね。今回は、40代を過ぎて老いを実感した人のエピソードをご紹介し...
他人への「うらやましい」をやめられない人の対処法3つ。嫉妬心を少しでも手放そう
「なんで私はこんな生活をしているのに、友人ばっかり幸せそうなの…」「みんな毎日充実してそうなのに、私は全然充実していない...
40代の倖田來未が《全盛期と変わってない》と話題に…20年前と同系ファッションでも、なぜ痛くない?
 歌手の倖田來未(42)が23日、自身のインスタグラムを更新。4月13日に開幕する『2025年大阪・関西万博』関連のイベ...
猫になりたい! 春の訪れを教えてくれる自由奔放な“たまたま”8連発
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 2025年2月にご紹介したもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかし...
「私もう〇〇じまいしました」解放感半端ない!40代女性がやめたこと6選
 あなたには「そろそろやめようかな」と思っている習慣はあるでしょうか? 今回は40代の女性たちに「やめたこと」を聞いてみ...
ゴミは減る、お金は減らない!100均の「使い捨てない」アイテム3つ。ティッシュ使いすぎ問題も解決かっ?
 ラップ、ウェットティッシュ、液晶クリーナーなど今までは使い捨てできるものを使っていましたが、何度も繰り返し使えるものに...
子供を傷つけるかもしれないNGワード7選。無意識に使いがち、SOSを見逃す可能性も
「愛する我が子を傷つける親はいない」と信じたいところですが、普段の何気ない一言で無意識に子供を傷つけてしまっている親がい...
オヤツ時間に3つの“たまたま”が大集合♡ みんな仲良くありがたま
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...