更新日:2025-03-03 19:12
投稿日:2024-12-20 06:00
彼を試すメッセージを
結果、春美さんは丸々2日間調べたが、妻の名を突き止めることはできなかった。心はすっかり疲弊しきったという。
「そんな時、弘道さんからメッセージが届いたんです。『海外出張のスケジュールが変更になって、帰国が早まったよ。今週末に逢いたいな』というものでした。
私は複雑な気持ちになりました。シンプルに『恵子さんて誰?』と聞くべきか、それともジョーク交じりで『愛の言葉を伝える相手を間違えちゃダメよ。恵子さんて奥様?』などと様々なパターンを考えたのですが、結局は聞けずじまい。
そこで、全く別な返答をすることにしたんです」
春美さんは涙目で語った。
「彼を試しました。本当に私を好きなのかが知りたくて『週末は生理だけれど、一緒に過ごせそうなら食事だけでもどう?』って。
私を愛しているなら、きっと逢ってくれるはず。少なくとも私は顔を見られるだけで幸せでした。祈るような気持ちで弘道さんの返信を待ったんです。でも返信は半日経ってもなし。やっと返事が来たのは翌日の夜。内容は『春美さんの体調がいい時に逢おう。また連絡する』と、実にそっけないものでした」
徐々に減っていく連絡
これには大いに落胆したという。
「名前を間違われた以上にショックでしたね。結局、あっち目当てだったの? って…。誰にも相談できず、鬱屈した1週間が過ぎていきました。その頃には弘道さんのFBを閲覧するのが日常になったんです。
今、誰とどこにいのか。日本に滞在中なら、なぜ連絡をくれないのか。以前なら出張のスケジュールもきめ細かに教えてくれた彼ですが、『恵子、愛してるよ。おやすみ』のメール以降、徐々に連絡が減っていって…」
ラブ 新着一覧
長い結婚生活を送っていると、いろいろな課題や困難に心が折れそうになることがありますよね。実は「夫婦の危機」は、年代別に...
先日Xで「キスやハグはいいけど、行為だけは無理」という投稿を見かけました。
そのコメント欄やリポストを眺めてい...
皆さん、40代になってからの恋愛観は、若いころと変わりましたか? それもと同じ? 酸いも甘いも経験したからこそ、「こう...
「推し」がいるあなたは、推し活にかける時間と恋愛にかける時間、どちらの方が長いでしょうか?
今回は恋愛と推し活...
もし彼氏に、仕事の愚痴を言われたらあなたはなんと答えますか? 答え方を間違えると、二人の関係を悪くしてしまう可能性も…...
「冷酷と激情のあいだvol.271〜女性編〜」では、世間ではアプリ婚が一般的になっているにもかかわらず、結婚目前の恋人・...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
意中の彼といい雰囲気の中、なかなか告白されず悩んでいる女性もいるでしょう。それなら、彼に“きっかけ”を作ってあげるとよ...
アプリやオンラインゲームのチャットを通じて年下の男の子と仲良くなったという既婚女性は少なくないのでは。
けれど...
世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
社内にどう見ても怪しい二人がいると、「さては付き合ってるな」とピンときますよね。もちろん、恋愛は二人の問題。で、周囲が...
「いつも付き合う前にフラれる」「付き合っても必ずフラれる」なんて女性は、もしかしたら男性が逃げたくなる言動をしているかも...
夫婦に関する悩みの中でも、特に最近増えているのが、夫婦の会話がないというお悩み。離婚原因にもつながりかねないので、なん...
2025-11-05 08:00 ラブ
今回は「脈ありだと思ってたけど結局違った」というガッカリエピソードをご紹介します。男性が言うこれらのセリフには、深い意...
好きな人に夢中になるあまり、自分を見失ったり理性が働かなかったりした経験はありますか? 今回はそんな黒歴史エピをご紹介...
常識がない彼氏にドン引きし、気持ちが冷めるケースもあるでしょう。今回はそんなエピソードをLINEのやりとりとともにご紹...
















