面白かった「秋ドラマ」を調査!『海に眠るダイヤモンド』を抜いた1位は?期待外れに“あの作品”がまた…

コクハク編集部
更新日:2024-12-26 06:00
投稿日:2024-12-26 06:00

期待外れ作品には“あの作品”が再度ランクイン…

 一方、もっとも「期待外れ」という意見が集まったのは、前回に引き続き連続テレビ小説『おむすび』(NHK)でした…。さらっとご紹介しましょう!

「つまらない」(64歳・パート)

「ひどかった」(53歳・公務員)

「ギャル編はいらなかった」(68歳・主婦)

「話が飛びすぎてツッコミ所が多かった」(50歳・自営業)

「脚本がうすっぺらい、ギャルギャルとうるさい」(67歳・主婦)

 みなさん、多く語る時間も惜しいのでしょうか。はい、次の作品に移りましょう。

世代の違うイケメンの共演だけど…『オクラ~迷宮入り事件捜査~』

 次にガッカリされてしまったのが火9ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(フジテレビ系)でした。

 昭和な反町隆史さんと令和な杉野遥亮さんが事件を追うというサスペンスドラマ。当初は世代の異なるイケメン俳優ふたりの共演に期待されていたようですが、「演技が下手で見ていられなかった」(51歳・会社員)という厳しいコメントが。


 ストーリーに関しても「内容がよく理解できませんでした。主役お二人が大好きなので、ずっと見てはいました」(73才・無職)、「見るのが苦痛になるくらい、つまらないストーリーで途中でやめた」(35歳・主婦)と、せっかくの設定を活かしきれていなかったという意見が見られました。

『全領域異常解決室』『放課後カルテ』…その他ドラマの評判は?

『ライオンの隠れ家』と『海に眠るダイヤモンド』の2大巨頭が圧勝していたといっても過言ではない今期。

 他にも2024年秋にはいくつもの良作ドラマが放送され、視聴者を熱中させていたようです。みなさんから届いた感想を一挙掲載します!

■『全領域異常解決室』(フジテレビ系)
「出演者が神っていう設定で日本の神を勉強したくなった」(47歳・パート)

「日本の神様の話が面白い」(40歳・会社員)

「脚本がしっかりしている。演者も適役だった」(75歳・主婦)

「なんだかよくわからない内容だった」(49歳・主婦)

「展開が読めてチープだった。話が面白くなかった。広瀬アリスが不快だった」(20歳・大学生)



■土ドラ9『放課後カルテ』(日本テレビ系)
「松下洸平のいつもと違う演技。現在の子どもたちの状況、牧野先生の言葉、とても良かった」(59歳・嘱託職員)

「松下洸平さんの魅力全開ドラマだったなと思いました。これまで彼のことはそこまで意識していなかったのだけど、今回の役どころはピッタリハマって、よりファンを増やしたのではないかと思う。

 無愛想だけど嘘のない保健室付の学校医役で、心身に不調のある子どもたちの頑なな心をほぐしていくのですが、お茶の間のうちの小3の娘も心奪われていたようでした(笑)。ひだまりのようなドラマでした」(46歳・編集)

■木曜ドラマ『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系)
「S2となって各キャラクターの骨格がより強固になり、活写され、安心して見ていられた。中井貴一演じる静の広島弁はクセになり、『私失敗しないので』じゃないけれど、今回は出るか出ないのかと期待しながら見ました。早くもS3の放送が待ち遠しい!」(48歳・記者)


■『モンスター』(関西テレビ、フジテレビ系)
「面白かった。それぞれの話の題材も興味深くて、展開もいい意味で予想外なことがたくさんあって見応えがあって良かったです」(40歳・ライター)

■『宙わたる教室』(NHK)
「それぞれの事情を抱え定時制高校に通っている学生たちが、年齢や国籍、障害などをも乗り超えて科学部での活動にのめり込んでいく。その過程の人間模様やお互いの影響の与え方、偏見など、見事な描き方だなと思いました。

 イッセー尾形さんに引き込まれ見続けることを決めましたが、全体を通して部長の柳田くん役を演じた小林虎之介くんが良かったです。最後の発表会での演技は本当に素晴らしかったです」(43歳・翻訳)

満足度が高かった!

 今期ドラマは満足度の高い作品が多かったようで、「期待外れ」への投票は少なく、圧倒的に「面白かった」作品に票が集中する傾向がありました。
 
 もうすぐ2025年。1月期からのドラマも楽しみにしていましょう。

(編集MS)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


「あんぱん」一瞬のヤムおんちゃんに嵩は気づいたか? 寛の名言が“友蔵の俳句”並みに楽しみな件
 東京高等芸術学校合格発表の日。嵩(北村匠海)は結果を見る勇気が出ず、ひとり座っていた。そこに寛(竹野内豊)が現れる。嵩...
桧山珠美 2025-05-03 16:00 エンタメ
田中圭の不倫疑惑にちょっと待った!「令和の価値観」で永野芽郁との騒動を見てみると…
「週刊文春」のスクープで永野芽郁との不倫疑惑が報じられた妻子持ちの田中圭。  恋愛コラムニストであり、恋愛カウンセ...
堺屋大地 2025-07-03 12:04 エンタメ
永野芽郁が「清純派」って誰が言った? 批判するのはお門違いなワケ。江頭2:50への“涙”も大正解!
 日曜劇場『キャスター』(TBS系)で共演中の韓国人俳優であるキム・ムジュンを自宅に連れ込みお泊りし、なんとその翌日に妻...
堺屋大地 2025-05-02 06:00 エンタメ
「あんぱん」蘭子と豪の秘めたる恋に“過去の名作”を思い出す。河合優実は百恵ちゃんによく似ている
 縁談の返事をしに出掛けた蘭子(河合優実)を連れ戻したのぶ(今田美桜)に、蘭子は本心を明かす。季節は巡って秋になり、うさ...
桧山珠美 2025-05-01 19:16 エンタメ
なにわ男子・道枝駿佑は“肉食女子”から守られたのか?「キャスター」男性俳優陣が気になるよ
 芸能界広しといえども清純派と呼べるのは芦田愛菜だけ。長年、そう訴えてきましたが、今回の一件が図らずともそれを証明したの...
共亜事件は「虎に翼」のオマージュか。あんぱん、ブギウギの3人が同時代を生きている
 昭和11年、家族や嵩(北村匠海)に見送られ、のぶ(今田美桜)は女子師範学校の寮に入る。軍国主義の担任・黒井雪子(瀧内公...
桧山珠美 2025-04-28 18:40 エンタメ
「あんぱん」最後まで毒親だった登美子(松嶋菜々子)。去っていく彼女に問うてみたいこと
 受験したのぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)の明暗が分かれる。静まり返った柳井家で、寛(竹野内豊)たちに頭を下げる嵩。そこ...
桧山珠美 2025-04-26 12:50 エンタメ
春ドラマの評判を調査!『最後から二番目の恋』は令和の鬼渡?『あんぱん』『対岸の家事』の感想は
 2025年4月期も話題のドラマが続々スタート! 多すぎてどれを見るのか迷ってしまう…。そんな人のために忖度なしでドラマ...
「あんぱん」千尋(中沢元紀)は本当に良い子…史実どおりの展開なのか。しょくぱんまんのようなイケメンだ
 けんかした嵩(北村匠海)と千尋(中沢元紀)に、寛(竹野内豊)は改めて後継ぎはいらないと告げる。そして、何をしながら生き...
桧山珠美 2025-04-23 17:51 エンタメ
こうでなくちゃ! 志尊淳の正解を「恋は闇」で見た。いい人よりも“妖しい姿”に妄想が駆り立てられる
 新ドラマ「恋は闇」(日本テレビ系)の志尊淳が良きです。  前クールの「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった...
「あんぱん」なんて贅沢!今が旬、河合優実の“目で語る”表現力と色気に驚く。俳優・ソニンのEE JUMP感を消した演技も見事
 なりたい夢を見つけたのぶ(今田美桜)は、女子師範学校合格に向けて猛勉強をし始めるが、成績が思わしくなく頭を抱える。同じ...
桧山珠美 2025-04-21 14:23 エンタメ
怪演・市原隼人に「ヤバい超大物」2人が熱烈ラブコール。迫真すぎる“ガンギマリ”の演技がモテる理由か
 大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)にて、盲目の大富豪にしてゾクッとする異様な雰囲気を放つ鳥山検校を怪演...
堺屋大地 2025-04-21 06:00 エンタメ
ラランド・サーヤは「名誉男性」なのか? お笑い界の“女すぎる”という悪口に思うこと
 ラランド・サーヤが参加するバンド「礼賛」が大阪で行ったライブで、痴漢行為が発生。被害女性がSNSで被害を訴えたことで発...
帽子田 2025-04-20 06:00 エンタメ
「あんぱん」松嶋菜々子の“毒”さえチャーミングにする厄介な美しさ。ドキンちゃんにも見えてしまった
 8年間音沙汰のなかった登美子(松嶋菜々子)が突然帰ってくる。登美子に対してわだかまりが残ってはいるものの、自分の漫画を...
桧山珠美 2025-04-19 06:00 エンタメ
「あんぱん」登美子(松嶋菜々子)の登場が不穏…色っぽいけど。貴島中尉(市川知宏)は“あのキャラ”を意識?
 新聞社に出した漫画で賞金をもらい、ご機嫌の嵩(北村匠海)。一方のぶ(今田美桜)は、パン食い競走で転びそうになったところ...
桧山珠美 2025-04-17 16:02 エンタメ