冬ドラマを調査!炎上騒動『べらぼう』への評価は? 『ホットスポット』や『御上先生』への期待も聞いた

コクハク編集部
更新日:2025-01-14 06:00
投稿日:2025-01-14 06:00

 2025年冬ドラマが続々とスタートしました。まだ初回放送前の作品もあるなか、それでも今期のドラマに期待している人は多い様子です。

 そこで、今期注目しているドラマをリサーチしてみました!

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『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』実力派の豪華共演!

 もっとも票を集めたのは1月よりスタートした大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK)でした。『大奥』や『おんな城主 直虎』などの森下佳子さんによる脚本で、江戸のメディア王 “蔦重”こと蔦屋重三郎の生涯を描きます。

 遊郭・吉原が舞台のため、女性の裸体の描写に賛否両論もありましたが、ドラマを称賛する声は止みませんでした。


「1話が十分すぎくらい完璧な1話だったので今後も期待」(44歳・シナリオライター)

「実力派かつ華がある俳優陣が、それぞれのイメージを越えた役どころで揃っている。NHKのドラマはかなり面白くてずっとチェックしているけど、今期はこの大河ドラマが面白そうだと思っています」(50歳・会社員)

「一回見て続きが見たくなった。退屈しない。主人公の演技に期待出来ました。小芝風花さんもよかったです」(71歳・ホテルバイト)

「綾瀬はるかのナレーションがいい」(76歳・無職)

『ホットスポット』バカリズム節は健在


 次点はバカリズムさん脚本によるドラマ『ホットスポット』(日本テレビ系)でした。「地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー」というキャッチコピーの本作。どこか前作『ブラッシュアップライフ』を想起させるようなバカリズム節がきいたテイストで、放送前から話題に。

「CMの時点でもう見ようと決めていたドラマです。1話を見てみましたが、東京03の角田さんが宇宙人という設定がもう面白くて(笑)。確かに日本に3000人くらいいそうな顔ですよね」(42歳・事務)

「バカリズム脚本だから期待値は高い。しかし、静岡県民としては山梨県側からの富士山を描くことに複雑な思いがある」(43歳・ライター)

『御上先生』日曜劇場×教師ものはどうなる?


 また、『ホットスポット』と同票で注目を集めていたのは日曜劇場『御上先生』(TBS系)です。松坂桃李が主演を務める本作は、文部省官僚が教師となり腐敗した教育現場に立ち向かうというストーリー。定番の「教師もの」を日曜劇場風味にどう落とし込むのかに注目が集まっていました。

「松坂桃李くんの官僚教師という役柄に期待」(76歳・無職)

「キャストが豪華。学園ものだけと日曜劇場らしい重厚なドラマになりそう」(45歳・制作)

「予告が面白そうだった。特にこれといった見る理由はないけど、日曜劇場だから期待しています」(44歳・美術)

 多くの票が集まったのが『べらぼう』『ホットスポット』『御上先生』の3作品でした。まだまだたくさんのドラマが控えている今期、他作品への期待の声をご紹介します!

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