中居正広が払った“法外示談金”9000万円の内訳は?…民放聞き取り調査で降板、打ち切りが濃厚に
波紋を呼んでいる女性トラブルの影響で、レギュラー番組で差し替えや放送休止などの措置がとられたことから、中居正広(52)の活動休止や引退説まで流れた。9日、所属事務所の公式サイトでコメントを発表した中居は、トラブルの事実を認めたものの、「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても、支障なく続けれることになりました」と、芸能活動の継続を宣言している。
「トラブルの被害女性は『一時、警察に訴えることも考えた』と話しています。警察に訴えることまで考えていたということで、さまざまな疑いが掛けられている。しかし、被害女性とトラブルについて口外しないと守秘義務を交わしていると言われていることから、具体的な内容が彼女の口から語られることはない。中居はカネを払って示談が成立したんだから、復帰しても問題ないというスタンスです」(芸能ライター)
「女性セブン」(2025年1月2日・9日号)が「中居正広 巨額解決金 乗り越えた女性深刻トラブル」という記事で、中居の女性トラブルについて報じている。
「セブンによると、トラブルは2023年にAプロデューサーの声かけで、中居と芸能関係者の女性3人で、会食が予定されていたが、直前になって、Aプロデューサーが来られなくなり、中居と二人きりで飲むことになった、そこでトラブルに発展したと報じている。その後、双方が代理人を立てて話し合い、中居が示談金9000万円を払うことで示談が成立したと言う内容でした。しかし、フジテレビ側はAプロデューサーの関与を完全否定しています」(芸能ライター)
その後、会食の場は飲食店でなく、中居の自宅マンションだったと週刊文春が報じている。
■慰謝料相場をはるかに超える金額を提示したワケ
「被害女性は中居に“今日は大雨でみんな来られなくなってしまったけど、二人でもいい?”と言われ、断ることができず、密室で2人っきりになってしまった。彼女は意に沿わない行為を受けてしまったとある。意に沿わない行為によって、法外な示談金が支払われたということになります」(前出の芸能ライター)
中居が《解決に至っては、相手さまのご提案に対して真摯に向き合い、対応してきたつもりです》とコメントしている。示談金9000万円の内訳について、ある弁護士はこう話す。
「示談金は被害女性が退職時にもらっていた年収の10年分プラス慰謝料だと言われています。被害女性は『今でも許せない』と話していて、かなりの精神的ダメージを受けるほどだったこと。さらに、女性は一時、警察に訴えるつもりだったことから、中居さんはなんとか思いととどまってもらおうと、民法の不法行為の慰謝料の相場をはるかに超える金額で精一杯の誠意を示したのでしょう」
中居がコメントを発表したことで、中居のレギュラー番組のあるテレビ各局も対応に追われている。
「『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』『THE MC3』といったレギュラー番組のあるTBSは、今後の方針について話し合う中で、一部の上層部から“中居を契約違反で訴えろ“という強硬意見も出ていると聞いています。フジテレビも日本テレビも同様に、中居の起用に及び腰のようです」(大手芸能プロマネジャー)
番組の続行、打ち切り、降板等の判断をするため、民放各局は、中居側に聞き取り調査を行うことに。“示談したから許さる”という考え方そのものが、間違いだと気づくべきだろう。
(本多圭/芸能ジャーナリスト)
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