ちゃんと「甘える」ことできてる? 頑張りすぎる女にこそ、スナックが必要なワケ

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2025-01-24 06:00
投稿日:2025-01-24 06:00

ちゃんと「甘える」ことができてる?

 みなさんは、後輩や年下の子に甘えるのって得意ですか? 私はめちゃくちゃ苦手なんですが、憧れの女たちはすごく上手に、年下に甘えています。というか、上手に使っている。

 今回は、頑張りすぎちゃう女性にこそスナックを勧めたい理由についてのお話。

  ◇  ◇  ◇

【神回の四コマ漫画】席は空いてるのに何故? ママが客を帰した「意外な理由」 もし断られてもめげないで!

上手に甘えることが、軽やかに生きるコツ

 スナックのイメージってやっぱり、『人生経験豊富なママが、疲れた大人をお酒とトークで癒してくれる』みたいなのが強いですよね。それは確かにスナックの大きなセールスポイントだし、それを求めるお客さんが圧倒的に多いです。

 が! 私はもう少し踏み込んだところにも大きな裏ポイントがあると思っています。それが、甘える経験ができること。

 素直になる練習と言い換えられるかもしれません。しかもママのようなみんなの母! みたいな先輩にじゃなくて、自分より人生経験が少ないであろう若い子に。

 私はザ・長女みたいな性質を持っているので、甘えるってぶっちゃけ苦手です。だから甘え上手な末っ子タイプの人を見ると、羨ましいやら腹立たしいやらで心がぐちゃぐちゃになってしまう時期がありました。

 でも、軽やかに生きているな~と感じるお姉さんたちって、甘え方うまいんですよ。なんでも自分ができなきゃいけない! みたいな圧がないから本当に素直。

お姉さんたち、もっと甘えてね!

 昔、すごくしっかり者のお姉さんから「ねえ、LINEってどうやって使うの?」って聞かれた時は、笑っちゃったけれどすごく嬉しかった。だから私も、良い感じに年下に甘えられる大人になりたいなって思ったんです。

 でも職場の後輩だと難しいかもしれません。だからぜひ、スナックでお手軽に練習してみるのはいかがでしょう。

「カラオケの曲探して」「お酒の濃さ変えて」「おすすめのアプリ教えて」。最初はそんなことからでいいと思います。

 自分がしっかりしなくてもいい、気配りしなくていい部分を意識していくのが、風の時代を頑張る女性には必要なのかも。お姉さんたち~! もっと甘えてね~!! そして若い子たちはいろんなことを教えてください!!

【登場人物紹介】

モジョ子:自信がほしい主人公。今年も目標は、ヘアドネーションすること。

マキさん:どろんぱのナンバーワン。おっとりした見た目なのに毒舌。3人の子持ち。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


夫と大喧嘩!発熱の娘に家事させるか、フツー。モヤる私はおかしいのか
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
モデルになる運命にゃ♡ 「黒一点」のヒロイン系“たまたま”君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
春が覆いかぶる道
 春が覆いかぶさってくるような道を、ゆっくりと歩きながら空気を胸いーっぱいに吸い込んでみる。  どう? 少しはラク...
女偏のムズイ漢字3語「好々爺 不如意 嫋やか」確実に読んで書けるように
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
交際1年の彼氏が「俺たち付き合ってた?ヤバ笑笑」って…もう人間不信!
 あなたには、信じていた人に裏切られたり傷つけられたりした経験があるでしょうか? 今回は、女性が人間不信に陥ったLINE...
ほっこり癒し漫画/第73回「ヘルプみーこ」(前編)
【連載第73回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
本当に100歳まで生きたいの?自分の“賞味期間”を延ばすキャラ設定の極意
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
29歳女が結婚相談所で悟る“普通”の定義 最後の最後に選ぶべき男は誰?
 結婚を望み、婚活に励む萌香。週末はいつも東京駅周辺のホテルラウンジでお見合いに臨んでいる。だが、なかなかピンとくる男性...
東京駅に現れた“普通の男”に絶句。ハイスぺ男にはお預け喰らい…Wの不発
 結婚を望み、婚活に励む萌香。週末はいつも東京駅周辺のホテルラウンジでお見合いに臨んでいる。だが、なかなかピンとくる男性...
年収500万、大卒、婚姻歴なしでもムリ! “普通の男”すらなぜ現れない?
「お待たせしました、萌香さん。お待たせしすぎたかもしれません!」  約束の時間に15分遅れてきたその男性は、肌色が...
今だから言える話「犯人は私w」笑えない!思い出をぶっ壊す昔の同級生達
 今回は、思い出が激変した“昔の同級生からのLINE”をご紹介します。あなたの中にある青春時代の記憶と過去に起きた本当の...
お金を出すから叱って…♡ スナック常連は良性マゾだらけ!?
 みなさん「良性マゾ」という単語を聞いたことがあるでしょうか。  実は私もXで初めて知ったのですが、いわゆる「Sか...
Amazonで対面指定注文⇒在宅でも宅配BOXの怪、なぜ改善されない?
 魅惑のショッピング天国Amazon。揃わないモノはないんじゃないの? と思うほど、ポチッとすれば、早ければ当日、遅くと...
2024-05-10 06:00 ライフスタイル
40代本当の「自分らしさ」見つけましょ? やめたい習慣と3つの質問
 コロナ禍で働き方や既存の価値観が大きく変わる中、「自分らしさって何だろう?」と改めて考え直した人もいるはず。特に、メイ...
スクールカースト上位女子の悲しい現実よ 大人になったら無意味だった…
 華やかな青春時代を過ごせるかどうかを決めるのは、ズバリ、スクールカースト上位に君臨しているかどうか。  スクールカー...
ニャツメ先生、再び! 突然の猫パンチを防ぐ“たまたま”をパチリ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...