木村拓哉は中居正広へメッセージを贈ったのか否か…ファンはもちろん、報道でも解釈割れる

更新日:2025-01-25 17:03
投稿日:2025-01-25 17:00

 昨年12月19日発売の「女性セブン」の報道以降、わずか1カ月で元SMAPの中居正広(52)は引退に追い込まれた。1月23日の引退発表には多くの人が驚かされたが、そんな中、元同僚の木村拓哉(52)のインスタグラムに注目が集まった。

 正午ごろの引退発表からほどなくして、木村はストーリーズに静止画を投稿。内容は夕暮れの中での飼い犬との散歩の際の写真が2枚。それぞれに「10000歩の出動!」「夕陽に口づけ」というメッセージが添えられていた。アップした時間帯こそ引退発表の後だが、中居についての言及は皆無。この投稿に対し、X(旧ツイッター)には《キムタクこんな時にも通常運転で犬のインスタあげてて最高》といった、木村の「無関心ぶり」が面白いとする声が上がった。

 中居と木村といえば、2016年のSMAP解散騒動の際に「袂を分かった」というのが世間の解釈。そのため、中居の引退という大きな出来事が起きた際であってもマイペースを貫く「ぶれない姿」に多くの注目が集まった形だ。一方、「新しい地図」の稲垣吾郎(51)、草彅剛(50)、香取慎吾(47)は同日夕方に連名で中居の引退に対する声明を出したのは周知のとおりだ。

 これらの声を拾う形で中日スポーツはネットニュースで「木村拓哉、中居正広の電撃引退から初のインスタ投稿が反響『ほんとに好き おもしれぇ男すぎる』『別世界生きてる?』」との見出しで同投稿を報道。また、女性自身の電子版は「木村拓哉 SMAPでただ一人“中居引退”に沈黙…2週間前の会見では騒動に“大人の対応”」とのタイトルで、やはり、木村の「無関心ぶり」を報じた。

■「夕日の中での散歩」という要素から、「メッセージである」との解釈が飛び出す

 しかし、これとは違う解釈も登場した。木村が投稿した2枚の写真から分かる「夕日の中での散歩」という要素から、木村の投稿はSMAPの楽曲「オレンジ」を想起させる中居へのメッセージではないかとの解釈がXに浮上したのだ。同曲の歌詞は友や恋人との別れを描いているとファンの間で解釈されているほか、夕日について言及する一節があるため、《オレンジの歌詞のメッセージってことだよね? 涙止まらん》と、木村はきちんとメッセージを出しているという解釈が勢いを増した。

 この動きに関してはデイリースポーツが「木村拓哉のインスタ SMAPの隠れた名曲を想起か ネットで考察広がる『泣ける』『歌詞のメッセージってことだよね』」と速報。また、スポニチも「SMAPの名曲を連想? キムタク投稿にネット考察、ファン感涙『涙止まらん』『泣ける』『良い歌詞』」と、やはり、木村の投稿は中居へのメッセージであるとの解釈で記事を配信した。視聴者の間ではもちろん、メディア間でも解釈が割れた木村の投稿だが、芸能に詳しい週刊誌記者は「やはり、メッセージだったのではないか」との考えを示す。

「例としては炎上案件になってしまいますが、2023年9月7日の旧ジャニーズ事務所の記者会見の直後の『show must go on!』の一件を見ても分かるとおり、木村は直接的な表現を避けてメッセージを出すのを好む人物です。真意を匂わせる形で発信するところが実に木村らしいと言えるのでは?」

 元同僚を送り出す時も、キムタクらしさを貫いたということか。

  ◇  ◇  ◇

 記事中にもあったが、木村拓哉は果たして「大人の対応」が出来る人間なのだろうか? 関連記事【もっと読む】木村拓哉は結局、「大人の対応」ができる人間か?「重々しい話はなしで」の一方で「虹の橋」発言…“ツギハギ常識人”ぶりの謎…では、振れ幅の大きい本人に対する評価について考察している。

エンタメ 新着一覧


なぜ令和ロマンは賞レースに出続ける?3冠制しヘイトも無視する戦闘力
 芸歴10年以下のお笑い賞レース「ABCお笑いグランプリ」(テレビ朝日系/以下ABC)が7月7日に開催。M-1に続き、令...
帽子田 2024-08-03 06:00 エンタメ
航一の秘密、明かされる。久々の回想シーンでも発揮した直道の顔芸パワー
 判決後、涼子(桜井ユキ)の店で寅子(伊藤沙莉)らと杉田(高橋克実)たちは偶然顔を合わせる。  戦争で娘と孫を亡く...
桧山珠美 2024-08-02 16:00 エンタメ
【写真特集】ワンピース姿を披露する、珍しく清楚なあやまん監督
【この写真の本文に戻る⇒】 【独自レポ】あやまんJAPANは健在だった! Tバックにぽいぽいコール、コンプラ無視の危ない...
優未の言葉「困っている子を助けるのは普通」に教えられた真っ当なコト
 寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)は、涼子(桜井ユキ)の店がたびたび嫌がらせを受けていたことを知る。警察に相手にされず...
桧山珠美 2024-07-31 16:30 エンタメ
赤いミサンガの女・美佐江、来た~!“放置エピソード”の回収がお見事
 寅子(伊藤沙莉)と優未(竹澤咲子)の姿を見ていきなり号泣した杉田(高橋克実)。実は杉田は昭和20年の長岡空襲で娘と孫を...
桧山珠美 2024-07-29 16:45 エンタメ
目黒、ニノを“沼落ち”続出の松村北斗「西園寺さん」が猛追!視聴率やTVerではない意外なデータが急上昇
 7月も後半に入り、2024年夏期主要ドラマの初回がほぼ出揃った。その中でも特に、STARTO ENTERTAINMEN...
こじらぶ 2024-07-27 06:00 エンタメ
「ごめんなさい」を連呼する航一。“戦時中の何か”は来週判明する?
 玉(羽瀬川なぎ)の将来を奪ったのは自分だと、涼子(桜井ユキ)も悩んでいた。寅子(伊藤沙莉)は2人の決断を応援するため、...
桧山珠美 2024-07-29 15:49 エンタメ
涼子さまの消息も明らかに…「ヒロインじゃない面々」のその後を描く意味
 寅子(伊藤沙莉)は「学校に友達はいない」という優未(竹澤咲子)の発言が気にかかる。  出勤すると、杉田(高橋克実...
桧山珠美 2024-07-23 15:45 エンタメ
夏ドラマ何見てる?『新宿野戦病院』『ブラックペアン2』への本音を調査
 2024年7月スタートの夏ドラマが出揃ってきましたね。今期もたくさんのドラマが放送していて、どれを見ればいいのかわから...
“カウンセラー”星航一(岡田将生)、ちぐはぐぶりがチャーミングだった件
 父親の話が聞きたいと言う優未(竹澤咲子)に、寅子(伊藤沙莉)は優三(仲野太賀)の話をすることができない。寅子は航一(岡...
桧山珠美 2024-07-18 15:50 エンタメ
なぜ塚地武雅、藤井隆はドラマ出演が続く? 不人気芸人との決定的な違い
 7月に入り、2024年夏の新ドラマが次々にスタートしています。なかでも話題になっているのが、宮藤官九郎脚本の『新宿野戦...
高橋克実「ショムニ」超えの名演技に注目!歴代朝ドラで舌打ちといえば…
 山の境界線をめぐる現地調停で書記官の高瀬(望月歩)と申立人の森口(俵木藤汰)との間にトラブルが発生。寅子(伊藤沙莉)も...
桧山珠美 2024-07-17 15:30 エンタメ
木村拓哉は逆に演技がうまい! わざと「いつもキムタク」を貫く役者魂
 最新主演ドラマ『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系)が高視聴率でフィニッシュし、かつての人気ドラマの映画版...
堺屋大地 2024-07-17 06:00 エンタメ
【写真で振り返る】『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3の名場面
【この写真の本文に戻る⇒】我々は何を見せられていたのか…さよなら『バチェロレッテ・ジャパン』S3
我々は何を見せられていたのか…さよなら『バチェロレッテ・ジャパン』S3
 毎週木曜日のお楽しみ『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3がついに完結しましたよ!
【写真特集】美脚が眩しい、ワンピース姿の小池栄子
【この写真の本文に戻る⇒】 『新宿野戦病院』小池栄子の英語、海外はどう思う?「下手というより…」