推し活も夜の娯楽も“色恋営業”がなくちゃ面白くない!? 51歳独女が実践する「傷付かない楽しみ方」

mirae.(みれ) ライター
更新日:2025-02-24 10:00
投稿日:2025-02-10 06:00
 パートナーなしの51歳独女ライター、mirae.(みれ)です。前回のコラムで私が実際に見た“色恋営業”の修羅場についてお話しました。しかし、色恋営業で本気になり翻弄される人もいれば、同じように色恋営業をされてもなびかない人たちがいるのも事実です。
 個人的には「ホスト遊びに色恋をなくしたら一体何が残るのか?」と考えていますが、“ガチ恋”せずとも揉めずに楽しむ方法などをお伝えしたいと思います。

“色恋”のないホストはつまらない

 もし、ホストクラブやキャバクラなどのリアルな接触がある接客業で“色恋”のような営業がなくなったら…と考えてみて欲しいです。ホストとただ話をするだけのために、高いお金を出して飲食をする気持ちになれるでしょうか?

 都心部にあるホストクラブの多くは、初回の飲み放題のセット料金は0円~5,000円が相場ですが、2回目以降は2時間で約1万5,000円ほどのセット料金に加えて自分とホストの飲食代は別にかかります。

 たとえば、2時間の滞在で基本料金が1万5,000円かかるとして、そこにホストと自分の分のビール4杯分6,000円 (@1,500×4)、ポテトフライ2,000円を加え、さらに消費税も乗っかると、 総額で3万円以上と決してリーズナブルな金額ではありません。

【こちらもどうぞ】私が48歳まで処女だったワケ。30代日本人女性の3人に1人が性体験なし

 そんな状況の中で、ただおしゃべりするだけで高額なお金を出す気になれるのか? と考えると、推しのホストを見返りなく応援する気持ちがない限り、厳しい気がするのです。せっかく高いお金を出すなら、甘い言葉も囁いて欲しいし、特別なこともして欲しい! とそれなりの見返りを期待するのは、ある意味当たり前でしょう。

 私はバンドやアイドルのヲタ活で大金を使ってきました。特別な色恋営業をされていたわけではないですが、なぜ貢ぐのかといえば、彼らから音楽やパフォーマンスという“見返り”があるからです。

 ホスト遊びでの見返りは、いわば、色恋。本心かどうかはさておき、お気に入りのホストからの愛を感じたい――。つまり、“色恋”をなくしたら、残るのは、どこにでもある普通の飲食店です。それなら、わざわざホストクラブに行かなくても良いのではないでしょうか?

“色恋営業は茶番”だと思え

 アイドルの追っかけ時代は、オタク友達と接触のあるイベントに足しげく通っていました。そこでは、アイドルによる“熱いファンサービス”が行われており、参加するオタクたちが狂喜乱舞するのです。

 熱いファンサービスとは、

・サイン会の時に恋人つなぎをして見つめ合う
・オタクひとりひとりに専用のサインをする
・「愛してるよ」などの熱い言葉をかける
・オタクが贈ったプレゼントを身につける
・キスするぐらいの距離感でツーショット撮影をする

 などなど、あげればキリがないですが、これらは実際に私がしてもらった&見た熱いファンサービスの一部です。どうでしょう? 「色恋営業と変わらないじゃん」と思いませんか。ちなみに、熱いファンサービスを数々受けてきた私はガチでハマることはありませんでした。「これは茶番(見え透いた芝居)だ」と割り切っていたからです。

“色恋営業は茶番”の連続です。どんなに相手が「僕は本気だよ」と言っても、ホストと客である以上、それは芝居だと思うのが、自分が傷つかずに楽しむ“最善策”だと思うのです。

mirae.(みれ)
記事一覧
ライター
アラフィフのフリーライター。ライター歴は15年以上。いろいろこじれて48歳で処女卒業。現在は性に奔放で貪欲に、独身生活を謳歌中。
X

ラブ 新着一覧


信じたいけれど…不安にさせる年下彼氏の特徴3つ&対処法
 年下彼氏のいる女性は、若くてフレッシュな男性と付き合えて嬉しい反面、やはり心配がつきもの。でも、年下彼氏と付き合ってい...
恋バナ調査隊 2022-01-10 06:00 ラブ
気になる彼を落としたい♡ 男性が喜ぶあざといモテテク6選
 女性にとってはマイナスのイメージが強い、あざとい系の女性たち。しかし、男性ウケは抜群にいいと言われているのが現実ですよ...
恋バナ調査隊 2022-01-09 06:00 ラブ
都合がいい女性にならない方法3選! こんな男性には要注意!
 呼び出せばすぐに来てくれる、終電を逃したら泊めてくれる、いつでも体を許してくれる……。男性にとっての都合のいい女性って...
恋バナ調査隊 2022-01-08 06:00 ラブ
未婚独身アラサー女子、はじめての結婚相談所へ♡ 〜シーボン マリアージュサロン 体験記〜
 時世も相まって、出会いそのものが限られている生活に「もう慣れてしまった」という人も多いかもしれません。未婚・独身・恋人...
ミクニシオリ [PR] 2022-01-12 01:11 ラブ
交際2年も…実家に紹介してくれない恋人に不信感を抱く女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-01-08 06:00 ラブ
口うるさい両親に辟易…恋人の存在を隠し続ける男性の事情
「冷酷と激情のあいだvol.71〜女性編〜」では、交際2年目を迎えているのに、実家に自分の存在を隠し続ける恋人・ケイタさ...
並木まき 2022-01-08 06:00 ラブ
職場の彼…「彼女いない」って本当? 見抜く方法&確定行動
 職場に好きな男性がいる人は、「彼女がいるのだろうか?」と気になってしまいますよね。中には「彼女いない」と言っているくせ...
恋バナ調査隊 2022-01-07 06:00 ラブ
カップルで価値観が違ったらどうしたらいい?合わせ方5STEP♡
 価値観が合うかどうかは、カップルにとって重要なポイントでしょう。どんなに見た目がタイプの男性でも、価値観が合わなければ...
恋バナ調査隊 2022-01-07 06:00 ラブ
実は天然で計算なし? 思わせぶりな女性の恋愛心理&言動3選
 男性に対して思わせぶりな態度を取る女性に、「計算高い」「あざとい」という印象を持っている人も多いようですが、実は天然で...
恋バナ調査隊 2022-01-06 06:00 ラブ
彼に嫉妬させたいはNG! 3つの“匂わせ”失敗例から学ぶこと
 彼が全然プロポーズしてくれない、もしくは彼が全然付き合おうと言ってくれないと悩んだ時、ついやってしまうことがあります。...
内藤みか 2022-01-06 06:00 ラブ
恋愛と仕事が両立できない人の共通点&うまくいくポイント5つ
 恋愛も仕事も上手に両立させている人を見ると、「羨ましい」と思う女性も多いでしょう。仕事に没頭することで恋愛どころではな...
恋バナ調査隊 2022-01-05 06:00 ラブ
彼のことが好きすぎる…勘違いしやすい“好き”と“依存”の違い
 恋愛関係において、恋人も自分も思い合っている状態が好ましいですよね。お互いのことを大事にできたり、助け合える仲でありた...
若林杏樹 2022-01-05 06:03 ラブ
別れを考えてるの? 既婚男性が冷める5つのサイン&対処方法
 誰を好きになろうが、誰と付き合おうが自由ですが、既婚男性との恋愛は別です。彼の妻や子供など、誰かを傷つける可能性のある...
恋バナ調査隊 2022-01-04 06:00 ラブ
逆プロポーズをしたのに断られた…男性心理&5つの対処方法
 彼との交際が順調に進んでいると、自然と結婚を意識するようになるでしょう。しかし、中には、女性から勇気を出して逆プロポー...
恋バナ調査隊 2022-01-03 06:00 ラブ
イケメンなのに…残念彼氏の特徴&本当のイケメンにする方法
 イケメンの彼氏ができれば、友達に自慢したくなる人が多いでしょう。でも、付き合ってみたら「魅力的なのは、見た目だけだった...
恋バナ調査隊 2022-01-02 06:00 ラブ
会ったばかりで? ハイスペ男性に交際を迫られ困惑する女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-01-02 05:56 ラブ