不倫に喫煙…加護亜依の「自称・天真爛漫」ってなに? 『しくじり先生』で見せた違和感

堺屋大地 コラムニスト・ライター・カウンセラー
更新日:2025-02-11 06:00
投稿日:2025-02-11 06:00

「純粋でまっすぐな天真爛漫なのだ!(キリっ)」←???

 しかし、2023年にはSNSで《純粋でまっすぐな天真爛漫なのだ!(キリっ)》と「純粋」「天真爛漫」と自己評価していましたし、今年1月にもSNSで《知ってる人は知ってると思うけどね、実は超真面目》と自分が「超真面目」であることをアピールしていました。

 そんな加護ちゃん様の歴史や言動を振り返り、筆者は気づきました。彼女は“「天真爛漫」と「ビッチ」という矛盾を両立させるプロフェッショナル”なのだ、と。

 独身時代に既婚男性と不倫騒動を起こしたり、何人もの芸能人とカラダの関係を持ったり、暴力団男性との韓国旅行疑惑があったり、セクシー女優デビューするつもりがあったり…。加護ちゃん様には、どう考えても「ビッチ」としか思えないような要素がわんさかあります。

 その一方で、本人は堂々と「天真爛漫」だと宣言しているため、一見すると矛盾しまくっているように感じるかもしれません。

 けれど、「天真爛漫」を辞書で調べると[飾らず自然のままの姿があふれ出ているさま。生まれつきの素直な心そのままで、明るく純真で無邪気なさま。]となっています。

矛盾を両立させるプロフェッショナル

 飾らず自然のままで、生まれつきの素直な心そのままでいるから、好きな男が既婚者であろうと関係を持ったり、イケメンがいれば関係を持ちたくなったり、お金に釣られてセクシービデオに出演しそうになったりするのではないでしょうか?

 加護ちゃん様は37歳という中年女性になった今でも、いつでも明るく、非常に無邪気に見えます。

「天真爛漫」と「ビッチ」は相反する要素のように思えるかもしれませんが、厳密に言うと矛盾はしておらず、加護ちゃん様ぐらいになると余裕で両立させられるのでしょう。

 ――加護ちゃん様にはこれからも天真爛漫なまま、唯一無二の芸能生活を爆走していってもらいたいものです。

堺屋大地
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コラムニスト・ライター・カウンセラー
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は「日刊SPA!」(扶桑社)、「smartFLASH」(光文社)にてコラムを連載中。そのほか「現代ビジネス」(講談社)、「文春オンライン」(文藝春秋)、「集英社オンライン」(集英社)、「女子SPA!」(扶桑社)などにもコラムを寄稿。LINE公式サービスにてチャット相談を受け付けており、恋愛カウンセラーとして年間1000件以上の相談を受けている。
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