イケメン率“断トツNO.1”ドラマはTBS日曜劇場「御上先生」
今期ドラマでダントツ楽しみなのがTBS日曜劇場「御上先生」(21時~)です。主人公の御上孝を演じる松坂桃李(36)、最近ますますイケメンぶりが増してきたと思いませんか? 映画「娼年」(ファントム・フィルム配給、2018年)以来、松坂桃李に魅せられています。松坂から溢れ出るエロティシズム、もうたまりませんぜ。
もっとも今回は文科省から派遣された高校教師という役柄なので、残念ながら濡れ場は期待薄ですが…。そこはそれ、あの「娼年」のリョウが高校教師になったという脳内裏設定でエロ要素を補完しつつ、楽しんでおります。
「ゆとりですがなにか」組との絡みにニヤニヤ
もうひとり、文部科学省の同期であり、ライバルの槙野恭介役の岡田将生(35)もいます。松坂と岡田といえば、クドカンドラマ「ゆとりですがなにか」(日本テレビ系、2016年)を思い出さずにはいられません。好きだったドラマの2人の共演にはニヤニヤが止まりません。
そういえば、あのドラマの松坂は小学校の先生、なおかつこじらせ童貞の役でした。で、教育実習生としてやってきた吉岡里帆といい感じになるのでした。その吉岡も今回、松坂が担任を務める3年2組の副担任を演じていて、そこもニヤニヤポイントです。
エリート官僚役・櫻井海音は生徒でも十分いける
ほかにも、文科省チームのボスに及川光博、松坂が出向する隣徳学院3年の学年主任に迫田孝也と、おなじみの日曜劇場劇団の専属俳優(?)も出演。今回も敵か味方か、悪か善かと視聴者を惑わすポジションを担当。さらには理事長役の北村一輝や、文科省の後輩役・櫻井海音などの新顔にも注目したいところです。
ミスチルJr.の櫻井は現在23歳、文科省のエリートというよりはまだまだ生徒役でいけそうな気がしますが…。そのほうが露出も多かったのにと思うと少し残念。イケメンの出し惜しみはご勘弁を、です。
ネクストブレイク必至のイケメン生徒たち
とかなんとかいっても学園ドラマの主役はやっぱり生徒たち。今回の生徒役は上物が揃っています。なかでも1番目立っているのが、クラスメートからも一目置かれる存在の神崎拓斗を演じる奥平大兼(21)。おくだいら・だいけんと読みます。私も今のいままで、おくひらかと思っておりました。名前だけでも覚えてあげてください。
どこかで見たぞ、と思ったら、松岡茉優と芦田愛菜の「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日テレ系、2023年)にも生徒役で出演。重要な役どころでした。あれから2年経っても、まだまだ高校生が似合います。小栗旬も結構な年まで高校生役を演じていたので、むしろ、喜ばしいことです。いずれ、芸能事務所の社長になるかもしれない逸材です。
今回の役どころは報道部の部長。父も新聞記者で、本人もジャーナリスト志望です。彼が教師同士の不倫を学校新聞でスクープしたことで、女性教師(常盤貴子)を退職に追い込みました。御上に「なぜ退職したのが女性教師のほうだけだったのか」などと言われ、自分が正義だと思ってやったことの裏になにが潜んでいるのか、真実を知るために奔走します。
ほどなく御上とは良き相棒になるのでは、と予想しますが、ことはそんなに単純ではなく、これはもう見続けるしかありません。
DNAの成せる業?
そんな神崎になにかとまとわりつく人懐っこいクラスメート、次元賢太役を演じているのが窪塚愛流(21)。都内随一の進学校なので、生徒のIQはそれなりに高い設定なので、台詞も何やら小難しいのですが、そんななかで、窪塚は唯一の癒しイケメンです。
彼の父親、窪塚洋介は、反町隆史の「GTO」の生徒役で人気を博したものですが、その息子もまたこの生徒役から広く世間に知られることになるのは間違いないでしょう。そういえば、窪塚も奥平と同じく、「最高の教師」にも出演していました。あの頃よりも演技が格段に巧くなっているのは窪塚DNAの成せる業でしょうか。
ほかにも、冬木竜一郎役の山下幸輝(23)、和久井翔役の夏生大湖(23)、宮澤涼役の豊田裕大(25)、村岡渉役の山田健人(20)、特守陣役の八村倫太郎(25)あたりはネクストブレイク必至のイケメンとして要注目の存在です。自分なりの推しを見つけつつ、これまでとは一線を画す令和の学園ドラマを堪能しましょう。
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