八潮市の道路陥没事故で爆笑動画…“炎上連発”中町綾を起用したCanCamに《格が落ちた》SNS嘆き
チャンネル登録者数172万人超えの人気兄妹ユーチューバー「中町兄妹」がまたもや炎上している。中町兄妹が2月2日に公開した動画内で、1月28日に発生した埼玉・八潮市で起きた道路陥没の痛ましい事故の話題に触れつつ、妹の中町綾(24)は工事現場の落下事故などに巻き込まれないように避けているとし、「日々どう生きるかを学んでいて。でも、秒で死んだらおもろいよね」「余裕で穴落ちて死んだんだけど、みたいな」と発言。その話題に対し、兄妹そろって手を叩き爆笑する姿に批判が殺到した。
その後、中町兄妹はこの動画をひっそり削除。9日に「道路陥没事故に関する発言について」という動画という動画をアップし、正式謝罪をしたが、妹の綾の炎上は今回が初めてではない。
2023年4月にも、ユーチューバー・ジュキアがアップした動画で、店の前にいた飲食店従業員から「こんにちは」と声をかけられた綾が店を見て、「人気無っ!!」と大声を発し、店主が悲しそうな表情を見せる一部始終が映り込んだ。この発言が、店側への配慮を欠くものとして炎上し、その後、綾が店に直接謝罪をし、店の手伝いを1時間する“禊ぎ”を行った。
そんな炎上癖のある綾をモデルとして起用しているのが、人気女性ファッション誌「CanCam」(小学館)だ。今回の痛ましい陥没事件をネタに爆笑した綾をモデルとして起用するCanCamに対し、《中町綾をモデルとして起用してるCanCam、ほんと格が落ちたなぁ》と嘆く声が続出している。
■総フォロワー500万超えの綾の訴求力を期待した?
「中町綾さんは、24年10月号からCanCam専属モデルになり、昨年8月31日に東京・新宿で開催されたCanCam×韓国コスメイベントにもゲストとしてステージに登場するなど、人気ユーチューバーかつ、SNS総フォロワー数500万超えの訴求力を期待した起用であることがうかがえます。ですが、綾さんの裏表がなさそうな明るいトークに親近感を抱く視聴者がいる一方、今回のような常識外れの発言も度々見られ、それに伴う炎上も目立ちます。そのため綾さんがCanCam専属モデルに決定した時も、《なぜ?》と戸惑う声も読者の一部からは上がっていました」(ファッション誌編集関係者)
CanCamは1982年創刊。好感度やモテを意識した赤文字系ファッション誌の代表として、特に蛯原友里(45)、山田優(40)、押切もえ(45)がモデルを務めていた全盛期は、最高で100万部近い部数を記録した人気雑誌だ。
「CanCamはいわゆる、コンサバと呼ばれるモテと上品さを兼ね備えたファッションが似合うモデルを多く起用してきました。ただ、中町綾さんはギャルっぽさがあり、CanCamモデルのラインから外れていると感じていた読者も多かったようです。実際、綾さんのファン層は中高生から大学生くらいまでがメインで、20代半ばをコアターゲットとするCanCam読者層とはあまり噛み合っていません」(同)
歴史ある人気ファッション誌が、フォロワー数だけでモデルを起用してはいけないようだ。
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最近の炎上事件は■関連記事に詳しい。それにしても、あの痛ましい陥没事故で大爆笑できる中町兄妹の感覚は、一般には受け入れ難いようだ。
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