アラフィフになって“恋愛圏外”だと実感。そんな女性2人がシニアコミュニティーに参加したら…

内藤みか 作家
更新日:2025-03-13 06:00
投稿日:2025-03-13 06:00

体験入居での交流タイムで熱烈に勧誘される

 まずはホームに体験入居してみたNさん、そこでは入居者との交流タイムもありました。入居者は70代や80代が多く、なかには90代も。

 Nさんが住むことになったら最年少だそうで「若い人が来てくれたら嬉しいからぜひ」と男性入居者に勧誘されたそうです。

 土地勘がないとSさんが言うと、「うまい寿司屋があるからご馳走してあげる」「街を案内してあげるよ」などと尽くしてもらえそうでした。

 その男性は「毎日暇で、カネも時間も余ってるから誰かの助けになりたい」とのことでした。

シニアと関わって自己肯定感アップ

 SさんもNさんも、シニアコミュニティーに足を踏み入れた途端、「若い」と言われ、大歓迎されました。早い時期からシニアに関われば、チヤホヤしてもらえる可能性が高そうです。

 しかしリタイアしたかたが多く、そんな高齢者との恋愛は考えられないという人も多いかもしれません。

 もちろん、無理してシニアと恋愛関係になる必要はありません。肝心なのは、シニアコミュニティーでモテを実感することなのです。SさんもNさんも、おしゃれや化粧に気を使うようになったとまんざらでもなさそうな様子です。

 シニアと関わり、たくさん「若い」と言ってもらうことで、自己肯定感をアップさせてみてはいかがでしょうか。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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