「俺もいいトシのおじさんですから」燃える恋愛より穏やかな関係を求める52歳男性の達観

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-04-12 06:00
投稿日:2025-04-12 06:00
「冷酷と激情のあいだvol.241〜女性編〜」では、カツノリさん(52歳・仮名)との交際を検討している瞳さん(47歳・仮名)の葛藤と罪悪感をお届けしました。
 瞳さんの“事情”を一切知らないまま、アプローチを続けているカツノリさんは、今の状況をどう受け止めているのでしょうか。

52歳、好みじゃないけど

「昔の同僚からの紹介で瞳さんと知り合いました。まぁ正直、そこまでタイプではなかったんですけど、俺ももういいトシだし、この見た目でしょ? 会社の若い子にもしょっちゅう「おじさんっぽい」っていじられてます。

 だから高望みはできませんよ。ありがたく紹介話を受け入れて、会ってみました」

 穏やかに微笑むカツノリさんは、52歳。たまたま昔の同僚との飲みの席で『カツノリさんに合いそうな人がいる』と提案され、軽い気持ちでOKしたそうです。

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なぜか心惹かれる女性

「特別に心に響く出会いではなかったですね〜。だけど、瞳さんはなぜか不思議と惹かれる女性だったんですよね。

 理由はわからないけど、また会いたいなって思わせる魅力がある人なんです」

 まだ恋愛関係に発展するかまではまったく考えていないものの、引き続き何度かはデートを重ねてみたいと話すカツノリさん。

 最近では、瞳さんからのレスポンスやノリに良い兆しが見られるそうで「いわゆる“脈あり”ってやつなんだと思いますね」と、照れながらも自信を滲ませます。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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