専業主婦なんてもってのほか! 正社員じゃなくなった途端、モテなくなっちゃう婚活の超リアル

内藤みか 作家
更新日:2025-04-17 06:00
投稿日:2025-04-17 06:00
 正社員の時には、婚活アプリに男性からのアプローチがたくさん届いていた……それが退職して無職になった途端、激減したという女性がいます。

 仕事をしていない女性の人気が薄い理由を探ってみました。

共働き以外は考えられない

 日本では共働きしている夫婦はおよそ7割といわれています。残りの3割は片方だけが働いている世帯で、その場合は経済的な負担がどちらか一人にだけにかかることに。

 婚活中のアラフォー男性Mさんは「専業主婦希望とプロフィールにある人とは絶対に会わない」と断言しています。

 Mさんは早期リタイアして悠々自適な老後を送ることを目指し、それなりの額を貯金しています。必要な額を早く貯めて会社を辞め、株式などの配当で生きていきたいのだそうです。

 ですので結婚相手にも「正社員は当たり前、できれば僕と年収が変わらない人」を希望しています。共働き以外は考えられないのだとか。

いつまでも働かない女性と苦い経験が…

 Mさんは過去に婚活サイトを通して知り合った無職の女性と交際し、苦い経験を味わったことがあるのです。

 お相手は「退職したばかりで今は求職中」と話す女性でした。しかし、何カ月たっても彼女は一向に就職する気配がありません。

 やがて彼女は「結婚してあなたの子どもを育てたい」と言い出しました。そして「もう働きたくない」と口走ったのです。最初から自分に養われるつもりだったのではとMさんは呆れ、それきり二度と会わなかったといいます。

【読まれています】年下男にモテるアラフィフ女達 褒めより気を遣う“たった1つ”のNG行為

女性からの“養われたいオーラ”に敏感に

 近頃の男性は、女性の“養われたいオーラ”に敏感です。女性を養うということは、男性だけが働かなくてはならないということで、それがイヤだからです。

 妻と子どもを抱えて自分だけが馬車馬のように動き続けることに納得がいかないと、Mさんも言います。

 交際女性が再就職ではなく、Mさんのところに“永久就職”すると勝手に決めていたことに腹が立ったと彼は言います。妻と2人で頑張って働き、同時期に一緒にリタイアするのがMさんの理想だったので、彼女だけがラクをしようとしたことが許せなかったのです。

望むのは苦楽をシェアできる女性

 彼女を養ったら生活費がかさみ、自由になるお金が少なくなることに躊躇する男性は少なくありません。パートもしたくないというのでは、男性側はズルいと感じてしまうかもしれないのです。

 昭和の時代は専業主婦も多く、「家のことは私にまかせてあなたはお仕事頑張って」と言う女性も多かったのですが、令和の現代は、共働きで「貯蓄を増やすために一緒に頑張ろう」と、苦楽をシェアするスタイルが増えました。

 Mさんは働く女性と結婚したいと改めて考え、その後は無職の女性を避けるようになったのだとか。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


義母からってアリ!? 私が「プロポーズ」をやり直してほしい5つの理由
 大好きでかけがえのない存在である彼氏からのプロポーズは、一生の思い出になるでしょう。でも、そのプロポーズに納得いかなか...
恋バナ調査隊 2025-07-29 08:00 ラブ
33歳の“できる風”男が語った夢に呆然…「好きなことで生きていく」に騙された!
 いまやマッチングアプリやSNSでの出会いは当たり前。でも、相手の背景が見えにくいぶん、隠された真実に後から気づくケース...
おがわん 2025-07-28 11:45 ラブ
「それ以上でも以下でもない」結婚を“合理的”に決める40歳男性の計算。物価高を乗り切るためには正解?
「冷酷と激情のあいだvol.256〜女性編〜」では、同棲8年目にして、突然パートナーであるカズマさん(仮名)から、“ペア...
並木まき 2025-07-26 11:45 ラブ
「納得がいきません」未婚主義の彼から突然のプロポーズ。同棲8年目で決意した男の呆れた仰天理由
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-07-26 11:45 ラブ
これ、うちの夫? マチアプで妻が発見。ミニスカ姿にまんまと釣られ…仕掛けた“おとり捜査”の行方は
 世の中が不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-07-25 11:45 ラブ
どこでもいいよ…って丸投げは困る! 経験者が語る“カップル旅行”で喧嘩になる7個の理由
 いよいよ夏本番。旅行を計画しているカップルも多いのでは。今の彼との結婚を考えているなら、旅行がおすすめ。これまで見たこ...
恋バナ調査隊 2025-07-25 08:00 ラブ
芸能界志望のイケメンに近づくチャンスは? 年上女性がハマる「恋愛」と「応援」の落とし穴
 最近、芸能人を目指す男性が、これまで以上に増えています。美容意識が高く、ファッションや髪型にも気を使うイケメンたちです...
内藤みか 2025-07-24 11:45 ラブ
「ディズニー女は無理」ってなんで!? マーケター男の独特すぎる“マチアプ”攻略法に仰天。顔出しNGは美形説も
 世田谷乃たらこと申します。30歳でフリーランス(とは名ばかりのフリーター寄り)ですが、この度婚活を始めることにしました...
論破男にイラ~!妻たちが明かした「夫の嫌いなところ」それでも離婚しない理由ってなあに?
 情熱的な恋愛を経て結婚したはずの夫。結婚生活が長くなり「気づけば嫌いになっていた」なんて人も多いのではないでしょうか。...
恋バナ調査隊 2025-07-23 08:00 ラブ
65%が妻からの提案。夫婦のリアルな寝室事情…夫と寝るのが吐き気がするほど苦痛です
 子どもが成長してきて、上の子はすでに自室で寝るようになり、そろそろ下の子も「ベッドが欲しい」と言い出すようになりました...
豆木メイ 2025-07-22 11:45 ラブ
ついていけないよ~!年下彼氏がいる女性の嘆き5つ。体力お化け男子との“お泊り”でめまいが…
 年下彼氏と交際中のアラサー・アラフォーは、体力の差に驚くこともある様子。中には「好きだけどついていけない…」と悩みにな...
恋バナ調査隊 2025-07-22 08:00 ラブ
もう限界!私の「離婚スイッチ」が入った5つの瞬間。致命的なのは浮気や借金だけじゃない
 現在、3組に1組が離婚するといわれている日本。離婚を切り出すのは妻からのほうが圧倒的に多いのだとか。そこで今回は、妻た...
恋バナ調査隊 2025-07-21 08:00 ラブ
「臭いチェックありがと」夫婦のイチャイチャLINEを見せてください♡  熟年も新婚もノロケるものなのね…!
 あなたの家庭では、LINEでどんな会話が繰り広げられていますか? 夫婦のLINEは2人だけにしかわからない世界観が確立...
恋バナ調査隊 2025-07-20 08:00 ラブ
妻が自覚しない“致命的な浪費癖”。「金をドブに捨てるのと同じ」と憤る45歳男性の願い
「冷酷と激情のあいだvol.255〜女性編〜」では、外回りの仕事をする夫・ユキノリさん(仮名)の暑さ対策への出費に悩む、...
並木まき 2025-07-19 11:45 ラブ
「暑さ対策は無駄遣い!」外回りの夫に激怒する40歳女性、子どもの塾代のため節約したいのに
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-07-19 11:45 ラブ
イケメン遭遇率No.1は「永田町のカフェ」って本当? 彼らに響く“意外な言葉”を評論家が伝授
 東京・永田町。大企業のビジネスマンから議員関係、有名大学の学生まで大勢の人が行き交う。「私にとってはローマ(笑)。全て...