エラーだらけにグッタリ…「並ばない万博」は苦難の連続でした。大阪万博と格闘した半年間【事前準備編】

小政りょう ライター
更新日:2025-04-20 06:00
投稿日:2025-04-20 06:00

1年前から楽しみにしていた万博よ…

 4月13日に開幕した2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博。テレビなどのメディアでは大盛り上がりで特集が連日報道されています。

 実は筆者、首都圏在住ながらも1年以上前からこの万博を楽しみにしていました。今か今かと待ちわび、万博と向き合ったこの半年、その軌跡をレポートをします。まずは事前準備編です。

【関連記事】アラフィフ独女が見たフジテレビ問題。氷河期世代の私が感じた世代間の「当たり前」のズレ

いざ、チケット購入。ここから苦難の連続だった

 賛否両論はあるものの、ミャクミャク様のどこかミステリアスでオシャレな造形にひとめぼれした筆者。どうせ行くことになるならと、約1年前に開幕券なる開幕2週間入場限定のチケットが激安(大人通常7500円が4000円)だったため、ノリで購入したことが始まりでした。

 大好きなミャクミャク様にさえ会えればいい…そう思っていましたが、いざ行くとなると、事前準備にここまでかかるとは思わないくらいの大変さがありました。

 叫ばれている「並ばない万博」というスローガンは、つまり並ぶに値する予約・予約・予約・抽選・抽選・予約の連続だったのです。ことあるごとに予約を急かすメールがやって来て、まだまだ先なのに急かされる現実——行く前のワクワクより「何か漏れていないか」「ちゃんと申し込みできているのか」などという不安やピリピリ感が支配します。

 MBTI診断は計画的なINTJ型、旅は分単位でスケジュールを決めるタイプの筆者ですが、これは時間的心身的にかなりの負担でした。

 ちなみに、これまでに筆者が予約購入したチケットの日程を公開すると…

【1】チケット購入:2024年3月
【2】記念チケット購入:2024年9月
【3】入場日時予約:2024年10月
【4】駐車場予約:2024年10月
【5】駐車場バス予約:2025年3月
【6】2カ月前抽選予約:2025年1月(当落発表2月)
【7】7日前抽選予約:2025年3月(当落発表4月)
【8】空き枠先着予約:来場3日前の0時より
【9】夕飯食事予約(くら寿司アプリより):15日前
【10】イタリア館予約(外部予約システムより):6日前

※来場予定:2025年4月(開幕直後)

 これだけの予約が必要となります。それに加え、東京からの参戦となると、宿泊ホテルの予約も必須です。私は車で行くため駐車場と駐車場までの帰りのバスを予約しましたが、公共交通機関を使う方は行き帰りのシャトルバス予約が必要な方もいたでしょう。

小政りょう
記事一覧
ライター
映画・テレビの制作会社等に出入りもするライター。趣味は陸上競技観戦

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「おめでた?」それセクハラ! 上司からの面倒くさいLINEを晒します。ダジャレ連発はキツイって…
 どんな職場にも気の合わない人はいますよね。たいていはスルーしたり、距離をおいたりすればいいと思うのですが、相手が上司だ...
セルフレジ、正直めんどうじゃない? “地味にストレス”な瞬間8つ。機械の注意がうるさ~い!
 コンビニやスーパーを中心に、急速な勢いで普及しているセルフレジ。様々なメリットがある一方で、セルフレジについてもやもや...
猫の“鼻チュー”させてよ~! ずっこけ“にゃんたま”の恋は実るかな?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
こっそり教えます! 実は私が“詐称”してること7つ「経験人数2人は大ウソ」「インスタ料理は母親作」
 あなたは、なんの偽りもなく生きていますか? 自分をよく見せたくて、あるいは相手に話を合わせたくて嘘をついてしまうことは...
【漢字探し】「孆(エイ)」の中にまぎれた一文字は?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
「飲み物買ってきて」私は“付き人”ですか?? ママ友からのびっくりLINE3選。図々しさに絶句…
 ママ友がいないことをネガティブに捉える人もいますが、いたらいたで違う悩みや厄介事が増えるかもしれません。今回は、図々し...
「代官山のトレースだね」地元同級生からの“皮肉”が刺さる…“私は違う”と信じた女が虚飾に気付く瞬間
 都内から鈍行電車で2時間ほどの港町の故郷に朱里はUターンし、古民家を改装したギャラリーカフェをオープンする。しかし、知...
「Google☆1つ」の屈辱。感度の高いカフェは“地元民”に理解されないの? Uターン女が頼った最終手段
 都内から鈍行電車で2時間ほどの港町の故郷に朱里はUターンし、古民家を改装したギャラリーカフェをオープンする。元イラスト...
「クソださ…」田舎を自分の力で変えてやる――理想の“カフェ”を開いた女の野望と誤算。おじさんのたまり場にしないで!
 根上朱里が生まれ育ったのは、東京から鈍行列車で2時間ほど揺られた終点にある港町だ。  近年は都内から気軽に行ける...
ドキッ。無意識にやってるかも…“警戒される人”8つの特徴。その笑顔、怖がられてるよ!
 人に距離を置かれる、人と深い関係になれないなど、人間関係で悩みを抱えているそこのあなた。もしかしたらあなた自身の言動が...
ヤバッ!「また友達いなくなるよ」一言で音信不通。LINEで“送らなきゃよかった”禁断ワード3選
 大切な人とケンカになったときは、ちょっと距離を置いて冷静になるべきかも。感情的になったまま会話を続けると、相手を傷つけ...
婚活疲れの最終手段、 “地方移住”は希望だったのに…女性が見た厳しい現実「介護要員は嫌」と嘆き
 このまま婚活や恋活をしていてもいい人が見つからない……そう感じる女性は、別の方向性を模索します。特にアラフィフは焦るあ...
すみません、汚れがごっそり取れました!「100均お掃除グッズ」でベランダすっきり大作戦、スタート♪
 ようやく涼しくなり網戸をして1日中窓を開けたくなる季節になりました。夏の間放置していたベランダを見て、思わずため息……...
“大人の社交場”ってなんだ? ホステスが「高級クラブも場末スナックも本質は同じ」と思うワケ
 大人のみなさんは“大人の社交場”という言葉に対してどんな印象をお持ちですか? 秘密の会合っぽい・リッチな雰囲気など、わ...
ヒィッ!私の生活が記録されていた…怖~い隣人エピソード5選。子どもへの詮索はなに?
 これからご紹介するのは“怖い隣人”の話。男女5人に、恐怖体験や悩んでいることを教えてもらいました。隣にどんな人が住んで...
これぞ「国宝ω」 “にゃんたま”に宿る聖なるパワー、みんなに届け~!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...