ジョブズもニーチェも散歩好き 64歳プロ童貞が「毎日同じルート」を歩くワケ

山口明 プロ童貞・現代アーティスト
更新日:2025-05-31 08:56
投稿日:2025-05-10 06:00

iPhoneも進化論も散歩中にひらめいた?

 必死に考えても思いつかなかったのに、なぜか考えるのをやめてリラックスしている最中に突然アイデアが浮かんだり、問題の解決法にたどり着いたりすることってあるよね。

 実は、脳は覚醒時には「目の前の課題」を優先して処理しようとするけれど、リラックス時には記憶の奥深くを探索して、無意識にさまざまな要素をつなぎ合わせたりしているらしい。オレが散歩中にいろいろと思い付くのは、そんな脳のメカニズムが関係しているのかな。

 過去の偉人たちも、そんな散歩の効能について知っていたようで、ダーウィンやニーチェ、カントなんかも「散歩が好きだった」と言われている。スティーブ・ジョブズなんて外を歩きながら会議していたくらいだから、iPhoneも進化論も散歩中にひらめいたのかもね。

 だから、行き詰まったら散歩に出かけてみよう。お金がかからず誰にでもできる上に、新たなアイデアやイノベーションまで降りてくるなんでいいこと尽くし。もしなんにも頭に浮かんでこなかったとしても、健康になることは間違いないんだから、家で悶々としているよりよっぽどいいよ!

 それではBye Bye、次回も夜露死苦!!

【アキラのオマコラ(オマケコラム)】

 シャンソンの原曲にポール・アンカが英語の詞をつけて、1969年にフランク・シナトラがカバーして大ヒットした「マイ・ウェイ」。言わずもがな、その後もエルヴィス・プレスリーにシド・ヴィシャス、そして日本では布施明や勝新太郎までカバーしている名曲中の名曲。

 そもそもカバー曲って人のものを「ちょっと拝借」する行為なのに、皆さんそれを忘れたかのように自身の人生を重ね合わせて堂々と歌って、完全に自分のものにしているんだから、すごいよね。

 これって借りた物を返さない、いわゆる“借りパク”ってやつかな…。だけど、こういう図々しさこそが本家を超えて大ヒットする名カバー曲を生むのかもしれない。どのカバーも甲乙つけがたいもんね。

山口明
記事一覧
プロ童貞・現代アーティスト
1960年生まれ。プロ童貞しかし、あるときは現代アーティスト。そしてまたあるときはオナニストにして予言者。しかし、その実体は無職のオシャベリ・クソジジイ。毎日、地元MAD CITY(松戸市)の平和を守る為、猫背&早歩きでパトロール。本日も童貞戦線異状なし!!
著書の「ワイルドチェリーライフ山口明 童貞力で一億総クリエーター時代を生きる」が発売中。代理人による公式Xも更新中。

ライフスタイル 新着一覧


「なめられてたまるか」出産直前、夫は女と沖縄へ…密会場所に乗り込む“元ギャル妻”の計画
「明日の本社への出張さ、やっぱ早朝に出て新幹線で行くわ」  1カ月前から予定されていた夫・慶士の大阪出張。 ...
「ウチは犬派だ」で険悪に…義両親との会話がハードモードすぎ! 帰省時のテッパン会話5つ
 お盆の帰省で、頭を悩ませるのが義実家との付き合いです。義実家とは年に数回、長い休みの時しかにしか会わないという方も多い...
65歳の男が「完璧な人間=幸せ」じゃないと気づいた瞬間。やっぱり人間は好きなことでしか頑張れない
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳...
スナックで見た! 実際にあった“ホステス同士”の陰湿なバトル「京都の女、嫌いなんだよねー」にヒヤッ…
 夜の世界を描いたドラマや漫画、きっとみなさんも一度は見たことありますよね。  その中に出てくる女同士のケンカって...
“毒親”に我慢しないで。酒で暴力、友人と肉体関係…絶縁を決意した5人のエピソード
 実の親子であっても分かり合えなかったり、親に苦しめられたりする人もいるもの。場合によっては、縁を切る選択がふさわしいケ...
賃貸の壁、将来の不安…独女が「ひとりで生きていく」ってどうすれば? これからの“住まい”を考える
「アラフィフ独女、51歳、フリーランス」この3点セットで生きていると、ふとした瞬間に「このまま、ひとりで歳を重ねていくの...
41.8度だってよ! 暑すぎて働けない…夏のやる気ゼロ→私がモチベUPできた対処法4つ
 夏本番。朝から照りつける日差し、ムワッとした湿気、汗が止まらない毎日…。そんな中で「今日も仕事か…無理かも」と思ってし...
ゴクリ…日本最大級“にゃんたま”様に出会ってしまった。撮影困難な生きる伝説にひれ伏す!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
大切な“お盆”は何を供える? 花屋がオススメする4選。ホオズキにはご先祖様を導く願いが
 もうすぐお盆がやって参ります。  お盆の時期は地方によって7月か8月に分かれますが、お盆とは、仏教でいうところの...
中年の会話は「あれ、あれ」のオンパレード。それでも“物忘れ”は悪くないと感じた女同士のとある会話
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
この夏「帰省しない」派は4割。理由は“夫の態度”にある? 妻が悩む2つのケース
 大型連休になると訪れるイベント、“義実家への帰省”。せっかくのお休みなのに、「帰省のことを考えるだけで憂鬱」という声は...
1時間の「孫を見せて~」攻撃がキツ…。電話魔の義母に妻がついた“大胆なウソ”
 令和を迎えた今の時代にも、姑の行動に深刻な不快感を示す妻もチラホラ…。一方、激しい対立をするほどの事柄ではなくても妻が...
神か? タクシーが来ず大ピンチ→おばちゃん登場! 25歳の女性が海外で救われた話
 日本とは違った体験や景色が味わえる、それが海外旅行の魅力。しかし、その“違い”が思わぬトラブルを呼ぶこともあるんです。...
【芸能クイズ】ある“美人女優”の発言、兄の恋人に「お前が挨拶しろよ」と言ったのは誰でしょう?
 テレビやネットでふと耳にした、あのひとこと。記憶の片隅に残る発言の背景には、ちょっとした物語があるのかも?  ネ...
90分間、尿意と戦った女性の悲劇。どこも“使用不可”…我慢できるか!? 日本と違う海外のトイレ事情
 日本とは違った体験や景色が味わえる、それが海外旅行の魅力。しかし、その“違い”が思わぬトラブルを呼ぶこともあるんです。...
島のスター!にゃんたま「小虎」に密着。その視線の先には何があるの?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...