ジョブズもニーチェも散歩好き 64歳プロ童貞が「毎日同じルート」を歩くワケ

山口明 プロ童貞・現代アーティスト
更新日:2025-05-10 06:00
投稿日:2025-05-10 06:00

iPhoneも進化論も散歩中にひらめいた?

 必死に考えても思いつかなかったのに、なぜか考えるのをやめてリラックスしている最中に突然アイデアが浮かんだり、問題の解決法にたどり着いたりすることってあるよね。

 実は、脳は覚醒時には「目の前の課題」を優先して処理しようとするけれど、リラックス時には記憶の奥深くを探索して、無意識にさまざまな要素をつなぎ合わせたりしているらしい。オレが散歩中にいろいろと思い付くのは、そんな脳のメカニズムが関係しているのかな。

 過去の偉人たちも、そんな散歩の効能について知っていたようで、ダーウィンやニーチェ、カントなんかも「散歩が好きだった」と言われている。スティーブ・ジョブズなんて外を歩きながら会議していたくらいだから、iPhoneも進化論も散歩中にひらめいたのかもね。

 だから、行き詰まったら散歩に出かけてみよう。お金がかからず誰にでもできる上に、新たなアイデアやイノベーションまで降りてくるなんでいいこと尽くし。もしなんにも頭に浮かんでこなかったとしても、健康になることは間違いないんだから、家で悶々としているよりよっぽどいいよ!

 それではBye Bye、次回も夜露死苦!!

【アキラのオマコラ(オマケコラム)】

 シャンソンの原曲にポール・アンカが英語の詞をつけて、1969年にフランク・シナトラがカバーして大ヒットした「マイ・ウェイ」。言わずもがな、その後もエルヴィス・プレスリーにシド・ヴィシャス、そして日本では布施明や勝新太郎までカバーしている名曲中の名曲。

 そもそもカバー曲って人のものを「ちょっと拝借」する行為なのに、皆さんそれを忘れたかのように自身の人生を重ね合わせて堂々と歌って、完全に自分のものにしているんだから、すごいよね。

 これって借りた物を返さない、いわゆる“借りパク”ってやつかな…。だけど、こういう図々しさこそが本家を超えて大ヒットする名カバー曲を生むのかもしれない。どのカバーも甲乙つけがたいもんね。

山口明
記事一覧
プロ童貞・現代アーティスト
1960年生まれ。プロ童貞しかし、あるときは現代アーティスト。そしてまたあるときはオナニストにして予言者。しかし、その実体は無職のオシャベリ・クソジジイ。毎日、地元MAD CITY(松戸市)の平和を守る為、猫背&早歩きでパトロール。本日も童貞戦線異状なし!!
著書の「ワイルドチェリーライフ山口明 童貞力で一億総クリエーター時代を生きる」が発売中。代理人による公式Xも更新中。

ライフスタイル 新着一覧


子どもを産まない、欲しいと思えないのは人間失格? 51歳独女ライターの恐怖と願いと幸せ
 パートナーなしの51歳独女ライター、mirae.(みれ)です。この歳で独身だと「子どもは欲しくないの?」「子どもがいた...
夢の中へ行ってみようか
 その景色は、上を見上げた時にあるものだと思い込んでいた。  常識に縛られるな。
冬の港でイケニャンを発見! クールなたたずまいと“たまたま”にシビレる!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【女偏漢字探し】「姑」の中に紛れ込んだ漢字は?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第88回「金運アップ」
【連載第88回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「手あたり次第やらないとww」腹ん中でアラフォーの婚活バカにしてる? 爆死ワードがまぶされたLINE3選
 たとえ冗談を言える仲であっても「言ってはいけない言葉」は存在するもの。そんな爆死ワードを使えば、大切な友達や恋人を失う...
“即完売”のセザンヌ福袋5点セットで残念だったアレ。2948円→脅威の770円だったけれど【福袋メイク編】
 メイクが完成しちゃうアイテム5品が入ったセザンヌの2025年福袋「ラッキーパック」。A~Cの3種類で今回Aを購入しまし...
穏やかな主婦が知った「浮気より刺激的」なもの。人生初のパチンコで味わった「異世界のような」快感
 2年前に都内から引越し、湘南・辻堂で暮らす沙耶。注文住宅の家で専業主婦をする悠々自適の生活を送っている。しかし、刺激の...
夢の湘南「一軒家暮らし」で私が失ったのは何? 不便さの忠告に聞く耳持たず…腐っていく自分にゾッとする
 2年前に都内から引越し、湘南・辻堂で暮らす沙耶。注文住宅の家で専業主婦をする悠々自適の生活を送っているが、どこか物足り...
インスタでは好評なのになぜ? 「丁寧な暮らし」をする35歳女のホームパーティーに誰も来ないワケ
 吹き抜けの天窓から降り注ぐ昼下がりの穏やかな日差し。  熊田沙耶はまぶたを開け、シャバーサナから覚醒した。 ...
席は空いてるのに何故? ママが客を帰した「意外な理由」 もし断られてもめげないで!
 新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞご贔屓に。さて、新年最初のどろんぱは「お断り」の話から。  年始...
尊いが大渋滞だよ♡ 魅惑の“たまたま”9連発!2025年もよろしくにゃん
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 昨年12月にご紹介したもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“...
「40代は初老」ってガチだったわ…現実を直視する加齢を実感した悲しい瞬間6選
 40代になると、だんだん体の「老い」を実感するようになるもの。さらに追い打ちをかけるようですが、実は40歳を過ぎると「...
実家に帰省したけど、うんざり! お年玉くれ圧、きょうだい比較、価値観の押し付け…なぜ私だけ?
 年末年始にやることといえば、実家や義実家への帰省。楽しい団らんを過ごした人もいる一方で、「帰省、やっぱりしなければよか...
触りたい! フワフワ“たまたま”について行きます、どこまでも♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「花屋で売っている花」と「スーパーで売っている花」意外と知られていない一番の違いとは?
 昨年の元旦に能登半島大地震が発生し、複雑な思いでこのお正月を迎えた人は、ワタクシだけではないはず。今年1年の無事を心か...