これぞ「ぽっちゃり」街コン! 黒沢かずこ似の30女が参戦したら、鬼のように楽しかった話。色気より食い気よね

世田谷乃たらこ
更新日:2025-05-02 10:15
投稿日:2025-05-02 06:00

30女、婚活はじめます。

 はじめまして、世田谷乃たらこと申します。30歳でフリーランス(とは名ばかりのフリーター寄り)ですが、この度婚活を始めることにしました。

 恋愛的な大波乱やトラブルなく30代に突入。ふと「あれ?私このままだと結婚できなくね? 人生で一回くらいは体験したいんだけど」と気付き、慌てて重い腰を上げることに。その奮闘記を記録します。

【関連記事】マチアプ界隈に異変。会う前の「通話デート」が増えている!女性が好感を持たれるトーク術とは

10キロ増!「ぽっちゃり」条件を余裕でクリア…

 現代の出会いの主流といえばマッチングアプリでしょうが、「太っているから」という何とも情けない理由で、それだけは避けたい。

 何年も見ないふりをしていた体重計に乗ってみると、最後に記憶していた数値より10キロも増えていて卒倒。体重、身長ともに森三中の黒沢かずこさんとほぼ同じなのですが、黒沢さんからユーモアとチャーミングさを抜いたデブが私です。

 主流のマッチングアプリなんて写真の印象が大きいだろうし、その写真を盛りまくって会ったとして、良い結果に発展するとは思えない。なによりビジュアルによって差別され、心の傷を負いたくない……。

 これらの点を勘案して、私が目を付けたのが「ぽっちゃり街コン」です。

「ぽっちゃり街コン」とは、ぽっちゃりした女性と、ぽっちゃり好き男性をターゲットにした街コンのことです。間違われやすいですが、男性はぽっちゃりしている必要はありません。「ぽっちゃり好き」であればOK。

 反対に女性は厳格なルールがあり、「身長-体重=100以下」であることが条件(私が参加した街コンでは)。つまり、身長が160だった場合、60kgより軽い女性は参加できないということ。

 ちなみに私は計算するまでもなく、余裕でクリアしました。虚しい。

「食べ飲み放題」という魅力的なワード

 でも、自認が「ぽっちゃり」の細い女に場を荒らされないで済むため「ぽっちゃり」というあいまいな概念を数値で定義してくれるのは、ほんまもんのデブからしたらとても助かります。

 自分の中でハードルを下げたところで、意気揚々とぽっちゃり街コンを吟味。ちょうど翌日に枠が空いている「ぽっちゃり街コン」があったので即申し込み。

 女性の枠が余っていたからか、参加費はなんと500円で、しかも「食べ飲み放題」という私が最も好きなワードが並んでおり、勝手に盛り上がりは最高潮へ!

 でもまあこういうのは勢いが大事で、翌日の私はかなりブルーでした。

世田谷乃たらこ
記事一覧
30歳で婚活を始めたライター。最近メキメキと太ってきたことが悩みだが、特にダイエットもせずに悩んでいるだけ。婚活パーティーと飲み会が趣味。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


生活費の対価に“夜の営み”を求める夫「当たり前でしょ?」
「冷酷と激情のあいだvol.96〜女性編〜」では、結婚後に夜の生活への執着が強まった夫・タケシさんに苦痛を覚えている妻・...
並木まき 2022-06-25 06:00 ラブ
彼から「信頼できる彼女」と思われたい! 特徴5つに勝機あり
 恋人関係を継続させるためには、お互いの信頼関係が必要不可欠! どんなに愛情があっても、信頼できない相手とは一緒にいるこ...
恋バナ調査隊 2022-06-24 06:00 ラブ
良さげ♡“現場百回”ライターが「脱マンネリ」デートをご提案
 大人になると、お金のなかった学生時代に比べれば、自由に行ける場所も増えれば自由に使えるお金は増えているはず。それなのに...
ミクニシオリ 2022-06-24 13:28 ラブ
「生理は隠さない」がベター!彼を傷つけないお誘いの断り方
 彼との久しぶりのデートやお泊まりの日、生理がきてしまうとがっかりしてしまいますよね。しかし、男性にはわからない体調不良...
恋バナ調査隊 2022-06-23 06:00 ラブ
年下男子たちは見た!マッチングアプリの“ナシ”なアプローチ
 マッチングアプリで年下男子を求める年上女性が増えています。見事年下男性とデートできる女性もいますが、なかにはなかなかデ...
内藤みか 2022-06-23 06:00 ラブ
「見ててくれるだけでいい!」強欲“ヤリモク男”たちのLINE
 スマホ1台で簡単に異性と交流できるマッチングアプリ。なかには「素性を明かさず利用できる」というメリットを武器にして、女...
恋バナ調査隊 2022-06-22 06:00 ラブ
一緒にいて疲れない彼女の3大要素 男の前では演じるのもテク
 大人の男性に「どんな女性がタイプ?」と聞くと、「一緒にいて疲れない子」と答える人の多いこと……。仕事や趣味に忙しく、少...
恋バナ調査隊 2022-06-22 06:00 ラブ
結婚生活にうんざり!夫婦間のストレスは「へそくり」で解消
 夫婦の結婚生活に、激しいストレスを感じている女性は多いようです。どの夫婦も結婚式ではあんなに幸せそうだったのに、なぜそ...
恋バナ調査隊 2022-06-22 06:00 ラブ
「荷物持って」甘え方しくると地獄…“愛され女子”何が違う?
 恋人や気になっている人に甘えたいけれど、年齢が上がっていくうちに甘え方がわからなくなってしまう「甘え下手症候群」になっ...
若林杏樹 2022-06-22 06:00 ラブ
シャイな男性の意外な脈ありサイン…雑談LINEが途切れません
 シャイな男性たちは、恋をしてもなかなか感情を見せてくれません。奥手な男性を好きになると「私に興味がないのかな」と心配に...
恋バナ調査隊 2022-06-21 06:00 ラブ
恋人未満の「オフレ」って?メリット&デメリットを徹底解説
 近頃「キスフレ」や「ソフレ」など、男女間の“恋人ではない新しい関係性”が話題になっていますが、中でも“体の関係はいっさ...
恋バナ調査隊 2022-06-21 06:00 ラブ
出戻ったら旧友の役所職員とばったり!子の戸籍問題に直面!!
 ステップファミリー5年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
「元彼の夢」無意識でも未練あり? 6つの内容から“吉凶”判別
 今は別の男性と付き合っているのに、なぜか元彼の夢を見てしまうことってありますよね。忘れた頃に突然夢に出てくると、いった...
恋バナ調査隊 2022-06-20 06:00 ラブ
【寝顔問題】彼とお泊りでヨダレもすっぴんも見られたくない
 大好きな彼とのお泊まりデートや旅行は、女性にとって最大の楽しみですよね。でも、中には「寝顔を見られたくない!」と、心配...
恋バナ調査隊 2022-06-20 06:00 ラブ
結婚したら「毒夫」に豹変した…大丈夫? 5つの特徴と対処法
 結婚前は優しくて頼れる男性だったのに、結婚した途端「こんな人だったの?」と幻滅してしまう女性は少なくありません。しかし...
恋バナ調査隊 2022-06-19 06:00 ラブ
別れ話は「事前準備」がすべてです 上手な切り出し方って?
 彼氏と別れたいと思ったとき、避けては通れないのが“別れ話”。とはいえ「彼を傷つけたくない」という不安があると、別れ話を...
恋バナ調査隊 2022-06-19 06:00 ラブ