30女、婚活はじめます。
はじめまして、世田谷乃たらこと申します。30歳でフリーランス(とは名ばかりのフリーター寄り)ですが、この度婚活を始めることにしました。
恋愛的な大波乱やトラブルなく30代に突入。ふと「あれ?私このままだと結婚できなくね? 人生で一回くらいは体験したいんだけど」と気付き、慌てて重い腰を上げることに。その奮闘記を記録します。
10キロ増!「ぽっちゃり」条件を余裕でクリア…
現代の出会いの主流といえばマッチングアプリでしょうが、「太っているから」という何とも情けない理由で、それだけは避けたい。
何年も見ないふりをしていた体重計に乗ってみると、最後に記憶していた数値より10キロも増えていて卒倒。体重、身長ともに森三中の黒沢かずこさんとほぼ同じなのですが、黒沢さんからユーモアとチャーミングさを抜いたデブが私です。
主流のマッチングアプリなんて写真の印象が大きいだろうし、その写真を盛りまくって会ったとして、良い結果に発展するとは思えない。なによりビジュアルによって差別され、心の傷を負いたくない……。
これらの点を勘案して、私が目を付けたのが「ぽっちゃり街コン」です。
「ぽっちゃり街コン」とは、ぽっちゃりした女性と、ぽっちゃり好き男性をターゲットにした街コンのことです。間違われやすいですが、男性はぽっちゃりしている必要はありません。「ぽっちゃり好き」であればOK。
反対に女性は厳格なルールがあり、「身長-体重=100以下」であることが条件(私が参加した街コンでは)。つまり、身長が160だった場合、60kgより軽い女性は参加できないということ。
ちなみに私は計算するまでもなく、余裕でクリアしました。虚しい。
「食べ飲み放題」という魅力的なワード
でも、自認が「ぽっちゃり」の細い女に場を荒らされないで済むため「ぽっちゃり」というあいまいな概念を数値で定義してくれるのは、ほんまもんのデブからしたらとても助かります。
自分の中でハードルを下げたところで、意気揚々とぽっちゃり街コンを吟味。ちょうど翌日に枠が空いている「ぽっちゃり街コン」があったので即申し込み。
女性の枠が余っていたからか、参加費はなんと500円で、しかも「食べ飲み放題」という私が最も好きなワードが並んでおり、勝手に盛り上がりは最高潮へ!
でもまあこういうのは勢いが大事で、翌日の私はかなりブルーでした。
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