永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

更新日:2025-04-29 17:03
投稿日:2025-04-29 17:00

 今年上半期の芸能ニュースで、最も世間を騒がせたことになるであろう女優永野芽郁(25)の「二股不倫」騒動が、妙な展開を見せている。4月24日の週刊文春が永野と俳優田中圭(40)の15歳差不倫疑惑を報じ、さらにTBS系ドラマ「キャスター」で共演中の韓国人俳優キム・ムジュン(26)も永野はひとり暮らしの自宅マンションに泊めていたと伝えられ、CMスポンサー11社の動向に注目が集まったが、28日現在まで放送見合わせや降板などの発表はなされていない。

「嵐の前の静けさなのでしょうか。清純派のイメージが好感度の高さに繋がっていた分、初のスキャンダルが不倫と二股のダブルなのですから、大きなイメージダウンは疑いようがありません。それでスポンサー各社も『強い懸念』は示しているのですが、じゃあCM差し止めなどかというと、その判断は時期尚早としている。二股不倫報道後の『キャスター』もスポンサーの花王は普通にCMを流し、ドラマでは韓国人キム・ムジュンと永野が共演して会話したりしてましたし、視聴者も混乱し、ドラマに集中できなかった向きが少なからずいたようです」

 そう首を傾げるのは、スポーツ紙芸能デスク。

 報道直後、永野は出演しているCM1本あたり1億円以上の違約金が発生する可能性があり、過去の類似事例を参考にすると契約金の2~3倍、計20億円近い損害賠償請求されるケースを広告業界では取り沙汰されていた。もちろんスポンサー各社の今後の対応次第だが、永野をはじめ田中、キム・ムジュンの各所属事務所が「交際等の事実はない」と口を揃え、疑惑を否定したことで、お咎めなしになるということなのだろうか。昨今、不倫疑惑への風当たりは強まるばかりで、広末涼子(44)が4月8日に静岡県内で自動車事故を起こし、傷害容疑で現行犯逮捕されたときも、TVの情報番組は事件以前の不倫沙汰にさかのぼって報じていた。広末の報じられ方との違いに戸惑う視聴者もいるようだ。

■雪崩を打って降板ドミノがはじまる「Xデー」も

「今は様子見であることは一部スポンサーも認めています。おなじ芸能界からもGACKTさんが『めげずに2人にはこれからも活躍して欲しい』とエールを送るなどしてますし、ファンのコメントも賛否両論とまではいかないまでも、擁護論も少なからずありますから。5月16日に公開を控える永野さん主演映画『かくかくしかじか』の配給元ワーナー・ブラザース映画も公式SNSを更新し、世論の風向きを読んでいるところだと思いますよ」(広告代理店関係者)

 永野はこのまま記者会見もせず、活動自粛もせず、活動継続ということか。永野はニッポン放送のラジオ番組「オールナイトニッポンX(クロス)」(月曜深夜24時)のレギュラーを務め、映画公開となれば初日舞台挨拶も予定されているだろう。そうした番組や舞台でも不倫疑惑をスルーし、活動継続の強行突破作戦を選んだということか。

「もっと言えば、永野さんは事務所が強くて今、抜群に売れています。田中圭も酒癖は最悪ですが所属事務所の売れっ子ですし、業界内外の付き合いも関係者が怠らずやっています。TV局からしたら、この2人を叩いても自局で視聴率を稼いでいるタレントですから、何の得もない。CMでも人気のタレントですから、叩くことで大手代理店から文句がくる恐れもある。そういう忖度や損得勘定でしょう。今後は、2019年からアンバサダーを務めるPRADA(プラダ)が試金石になるとの見方は一部で出ていますね。日本企業より制約が厳しくはっきりしている海外ブランドが『NO』を出せば、雪崩を打って降板ドミノがはじまる『Xデー』となるかもしれませんね」(前出の広告代理店関係者)

 これまでの芸能スキャンダルにはないような、永野の強行突破が成功するかどうか要注目である。

  ◇  ◇  ◇ 

■関連記事「永野芽郁と橋本環奈…"元清純派"の2人でダメージが大きいのはどっち? 二股不倫とパワハラ&キス」なども必読だ。

エンタメ 新着一覧


大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋
 18日に更新されたタレント・ウエンツ瑛士(39)の公式YouTubeチャンネルに、元AKBでタレントの指原莉乃(32)...
2025-04-22 17:03 エンタメ
SUPER EIGHT大倉忠義が歩む“シン貴族”への道 「鳥貴族」40周年で父子初のコラボ
 SUPER EIGHTの大倉忠義(39)が21日、都内で行われた、焼き鳥チェーン「鳥貴族」の40周年記者発表会に登壇。...
2025-04-22 17:03 エンタメ
【独自】亀山千広BSフジ社長“台風夜のお色気ホムパ疑惑” 「帰宅指示」を出しながら自分はハイヤーで…
 元フジテレビ専務の大多亮氏(66)が関西テレビ社長を辞することを4日に発表したのに続き、今度はフジテレビ時代にライバル...
2025-04-21 17:03 エンタメ
中森明菜「奇跡」とも称された復活ステージまでの心技体 「初心を忘れるな」恩師の教え今も…
 中森明菜(59)の復活が話題である。19日、20日と2日連続で大分スポーツ公園での野外音楽フェス「ジゴロック2025~...
2025-04-21 17:03 エンタメ
「あんぱん」なんて贅沢!今が旬、河合優実の“目で語る”表現力と色気に驚く。俳優・ソニンのEE JUMP感を消した演技も見事
 なりたい夢を見つけたのぶ(今田美桜)は、女子師範学校合格に向けて猛勉強をし始めるが、成績が思わしくなく頭を抱える。同じ...
桧山珠美 2025-04-21 14:23 エンタメ
怪演・市原隼人に「ヤバい超大物」2人が熱烈ラブコール。迫真すぎる“ガンギマリ”の演技がモテる理由か
 大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)にて、盲目の大富豪にしてゾクッとする異様な雰囲気を放つ鳥山検校を怪演...
堺屋大地 2025-04-21 06:00 エンタメ
セレブママの心をくすぐる幼稚舎の“おしゃれパワー”  早実初等部とアクセスや環境は大差ナシ
【お受験のリアル】#4  早実初等部vs慶応幼稚舎(4)   ◇  ◇  ◇ 「小学校選びは母親の意向で決まる」と...
2025-04-20 17:03 エンタメ
テレ朝「華丸丼と大吉麺」に感じた新しい可能性…ゲップな出そうな食べ歩き番組の“最終兵器”か?
【桧山珠美 あれもこれも言わせて】  相変わらずテレビは食べてばかり。何かの本に食べることと性行為は同じというようなこ...
2025-04-20 17:03 エンタメ
広末涼子は世間と時代の破壊者たれ!キルケゴールを読みこなす彼女の一面から見えるもの
【週刊誌からみた「ニッポンの後退」】 「広末涼子は菩薩である」  これは作家・五木寛之が幾千万の戦後のコピーの中でも...
2025-04-20 17:03 エンタメ
八代亜紀さんヌード写真付きCD発売で騒動に…故人の尊厳や遺族の思いを守る法律はあるのか
【「表と裏」の法律知識】#278  2023年12月に亡くなられた歌手の八代亜紀さんの追悼アルバムに、プライベートなヌ...
2025-04-20 17:03 エンタメ
ラランド・サーヤは「名誉男性」なのか? お笑い界の“女すぎる”という悪口に思うこと
 ラランド・サーヤが参加するバンド「礼賛」が大阪で行ったライブで、痴漢行為が発生。被害女性がSNSで被害を訴えたことで発...
帽子田 2025-04-20 06:00 エンタメ
広末涼子の復帰は早くて3年先…どうやって生活費を稼ぐのか
【城下尊之 芸能界ぶっちゃけトーク】  高速道でトラックに追突事故を起こし、搬送された病院で看護師にけがを負わせたとし...
2025-04-19 17:03 エンタメ
石橋貴明の謝罪後もフジ社員の記憶から消えぬ「局Pのセクハラ芸」と女性アナへの類似事案
 フジテレビ女性社員らへのセクハラ報道について、とんねるず石橋貴明(63)は16日に所属事務所を通じて謝罪コメントを出し...
2025-04-19 17:03 エンタメ
広末涼子を待つ経済的苦境で気になる“虎の子”の存在…暴行逮捕で再び活動自粛のピンチを救うのか?
 静岡県内の新東名高速道路でトレーラーに衝突する事故を起こし、搬送された島田市の病院で37歳の看護師にケガをさせたとして...
2025-04-19 17:03 エンタメ
SNS投稿の新フォーマットになる可能性もある…長瀬智也の「ニュース形式投稿」に独特の趣あり
 元TOKIOの長瀬智也(46)が4月18日に自身のインスタグラムに投稿した文章の“変わりダネ”ぶりが話題を呼んでいる。...
2025-04-19 17:03 エンタメ
「あんぱん」松嶋菜々子の“毒”さえチャーミングにする厄介な美しさ。ドキンちゃんにも見えてしまった
 8年間音沙汰のなかった登美子(松嶋菜々子)が突然帰ってくる。登美子に対してわだかまりが残ってはいるものの、自分の漫画を...
桧山珠美 2025-04-19 06:00 エンタメ