大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋
18日に更新されたタレント・ウエンツ瑛士(39)の公式YouTubeチャンネルに、元AKBでタレントの指原莉乃(32)がゲスト出演。「芸能界を辞めたい」と発言し波紋が広がっている。
動画の冒頭で指原が「なにか話したいこととかテーマとはないんですか?」と水を向けると、ウエンツが「芸能界いつまでいるのか聞こうと思ったけど」と質問。すると指原は「本当に辞めたい。許されるのなら辞めたい。でも自分にはこれしか出来ないなって思ってるし、自分がじゃあ今から一般職に飛び込んで何か出来るかっていったら出来ないのも分かってるから飛び込まないけど、でももう怖い」とまくし立てた。
さらに同日、タレントのSHELLY(40)の公式YouTubeチャンネルにも登場。ここでも自ら「今すごく後悔している」と切り出している。
指原は10年以上前のことと前置きし、「若い子にキスしたりっていうアイドル同士のコミュニケーションがあって、エピソードトークのネタにしていて、ファンの人がそれを『サシハラスメント』って呼んで私もそれが面白いと思っていて」と告白。「大人になってからは一切言っていないし、そういう絡み方も絶対にしないようにしている」とも付け加えた。
■友人のYouTubeで過去のハラスメントを謝罪
指原は2008年にAKB48のメンバーとしてデビュー。途中HKT48に移籍も、16年にはAKB48選抜総選挙で史上初の2連覇を達成。19年の卒業後はアイドルのプロデュース業などに携わっている。
「22年には地上波レギュラーを8本抱えていましたが、現在は視聴率の低下などで『坂上&指原のつぶれない店』(TBS系)など3本に。しかしいずれもMCで、卒業生のなかではタレントとして確固たる地位を築いています。ほか、カラコンやコスメのプロデュースなど多才でMC業を引退しても問題ないほど稼いでいるといわれています。しかし今、彼女が『辞めたい』というのはタレントとしての限界とは別の理由ではないか、とみられています」(週刊誌記者)
SHELLYの動画でも自ら言及した通り、指原は元タレントの中居正広氏(52)を発端としたフジテレビ問題が浮上する前から、後輩アイドルへのハラスメント行為が批判されているからだ。
今回の騒動が波及し中居氏の引退に続いて「とんねるず」の石橋貴明(63)の過去のセクハラ行為が炎上。芸能界からフェードアウトの可能性が取りざたされている。
「中居氏と同じくMCとして盤石だった指原ですが、現在のハラスメントを許さない風潮によって、改めて『サシハラスメント』を追及される状況にある。指原は自虐しながら"ブスいじり"をする芸もありましたから。MCのこなし方は石橋に類似した部分も指摘されていたほど。芸能界で共演の多かった中居氏や休業状態の『ダウンタウン』松本人志(61)など、大物の"後ろ盾"がなくなった今、自ら過去の反省を告白したのではないかといわれています。ウエンツの動画内でも唐突に『ウエンツさん何もないんだったら何もないって言った方がいいですよ』と意味深な言葉をかけています。ウエンツ自体も中居氏と公私の関わりがあったとしてネット上で噂されましたから……」(前出の記者)
ウエンツは指原の問いに「マジ?なんか俺本当にそれ全然気にならなくて」と答えているが、交友関係が取り沙汰されたタレントは火消しに忙しくなりそうだ。
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