永野芽郁が「清純派」って誰が言った? 批判するのはお門違いなワケ。江頭2:50への“涙”も大正解!

堺屋大地 コラムニスト・ライター・カウンセラー
更新日:2025-05-02 06:00
投稿日:2025-05-02 06:00

自ら清純派と宣言していたわけではない

 そして芽郁様が自ら「私は清純派です!」なんて宣言したことは一度もない、というのも重要なポイント。彼女の発言や行動を世間が勝手にピュアっぽいと勘違いしていたにすぎません。なので「騙された!」「裏切られた!」と批判するのもまったくもってお門違い。

 こういった前提を踏まえて『オールスター感謝祭』で泣いてしまった芽郁様を思い出してみてください。なんだかとっても庇護欲を掻き立てられませんか? 多くの男性が恋愛的庇護欲をくすぐられていたはず。

 そもそも芽郁様は、芸能人である前にひとりの人間……というか、生物です。

 江頭さんに追いかけられて流れた芽郁様の涙は、きっと恋愛的生存本能によるもの。男性の庇護欲を掻き立てて「好き!」と思わせることは、生物として大正解でしかありません。

 そう、つまり芽郁様は“男の恋愛的庇護欲を掻き立てるプロフェッショナル”というわけです。

庇護欲を掻き立てるのは、圧倒的に正義

 キム・ムジュンさんも田中圭さんも芽郁様との恋愛関係は否定していましたが、彼女の魅力に惹かれ、吸い寄せられていたのかもしれません。

「若者の恋愛離れ」が叫ばれており、恋愛にガツガツすることがダサいといった風潮も出てきている昨今。しかしスケールの大きい話になりますが、男女が恋愛をしなければ人類は将来的に滅亡してしまいます。

 ですから、芽郁様を批判しているみなさんに言いたいことはひとつ。

 彼女のように恋愛的生存本能が高いほうが、人類という種の存続を考えた場合、圧倒的に“正義”である――このことを、どうかお忘れなく。

堺屋大地
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コラムニスト・ライター・カウンセラー
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。
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