恋は「狩られる前に、狩れ!」ファーストサマーウイカ、トキめいた芸能人と“推し活”も告白

望月ふみ
更新日:2025-05-21 16:14
投稿日:2025-05-17 06:00

関西の父の娘、つまり“関西の娘”を演じました

――オール阪神師匠との親子役です。大阪出身のウイカさんにとって特別なことなのでは?
※本作には俊樹が働く鉄工所の社長役でオール巨人師匠も出演

 関西人なら、弟子入りしたわけでなくても、阪神師匠、巨人師匠と師匠呼びしてしまう、街中で見かけたら思わず声をかけてしまいたくなる存在です。勝手に身近に感じてしまう、象徴的な存在。そんな方の娘役は、関西の父の娘、つまりは“関西の娘”くらいの喜びです。

――たしかに。

 師匠方は生き様、存在自体から「関西」が体現されているというか、滲み出ていて。同じ空間にいると自分の関西成分が何倍も増幅されるというか、引き出されるような感覚でした。関西人じゃなくても、師匠方としばらくご一緒したら知らない間に関西人になっちゃうんじゃないですかね。いや冗談冗談(笑)。

恋は全て先手必勝。「狩られる前に、狩れ!」

――続いて本サイトならではの「コクハク」をお願いします。駒子は幼なじみである俊樹への思いを秘めたままですが、ウイカさん自身の初恋エピソードはいつ、どんな相手でしたか?

 幼稚園のときのヨシくんです。ちょっとやんちゃな感じの子で、足が速くて。幼稚園生なのに朝から食パンを2枚食べていたんです。金髪で眉毛のないお母さんが、「ウイカちゃん! ヨシはな、朝から食パン2枚食べるねん!」ってガシャガシャの声で言っていて。それを聞いて、「かっこいー!」となりました。

――(笑)。好きだということは、ヨシくん本人には。

 伝えていたと思います。自分の親も、ヨシくんのお母さんも知っていたので。朝から食パンを2枚食べる、足の速い、襟足チョロ毛のヨシくん。幼稚園でも唯一無二というか、浮いている稀有なキャラに惹かれたんだと思います。それが初恋です。

――ちなみにウイカさんが告白された経験は?

 ないと思います。告白されて付き合ったこともなければ、断ったこともないです。全て先手必勝。「狩られる前に、狩れ!」です。

――かっこいい(笑)。芸能人で初めてドキドキした人は誰になりますか?

 奥田民生さんと阿部サダヲさんです。お二人とも切り抜きをノートに貼っていました。あと当時は、ガラケーでチラシを撮って一度画像データにしたものを写真屋さんに持っていくと、プリントシールみたいにしてもらえたんです。

 それで奥田さんと阿部さんのお手製のシールを作って、携帯に貼っていました。奥田さんはUNICORNが復活する前のソロの時期で、阿部さんも大人計画を見てトキめいていたんですが、当時はグッズの入手などは難しくて…。自分で手作りしていました。

――阿部さんとは『不適切にもほどがある!』(TBS)で共演されていました。ご本人にそのことは。

 ここまで詳細には言ってないですが、大人計画が好きとか、やんわりとはお伝えしました。

――いわゆる推し活ですね。いまだと自分でアクリルスタンドなどを作ったり。

 そうですね。奥田民生さんと阿部サダヲさんが、私の最初の推し活です。

望月ふみ
記事一覧
70年代生まれのライター(ときどき撮影)。映画やドラマ、タレント本などのエンタメ関連記事を執筆。現在はインタビューが中心で、月に20本ほど取材。ねこ検定上級、2級愛玩動物飼養管理士取得と愛猫家街道をばく進中。

X

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


「あんぱん」嵩らの“腹痛”は史実とちょっと違う? 懐かしい2人の登場には狂喜乱舞! 生きていてよかった…
 東京に到着したのぶ(今田美桜)たちは、さっそく聞き込みを始めるが「ガード下の女王」はなかなか見つからない。みんなで屋台...
桧山珠美 2025-07-11 18:33 エンタメ
「あんぱん」メイコ、夢はお嫁さんでいいのか? 健太郎(高橋文哉)ともう1人の“三角関係”を妄想する
 東京出張の前日。みんなで取材する代議士の資料を確認していたのぶ(今田美桜)は、岩清水(倉悠貴)が話す「ガード下の女王」...
桧山珠美 2025-07-10 18:34 エンタメ
timelesz、新体制が“古参ファン”に受け入れられる日は来るのか? 旧ジャニ「シャッフルメドレー」不参加の賛否
 7月5日、櫻井翔(43)が総合司会を務める音楽特番「THE MUSIC DAY 2025」(日本テレビ系)が放送され、...
こじらぶ 2025-07-10 11:50 エンタメ
石田ひかり53歳、今を生きる女性に伝えたい“楽しく生きていく”ためのメッセージ|映画『ルノワール』
 1986年のデビューから、映画『ふたり』『はるか、ノスタルジイ』や、連続ドラマ『悪女』、連続テレビ小説『ひらり』、『あ...
望月ふみ 2025-07-10 11:50 エンタメ
『あんぱん』ツダケンの“にゃあ”が秀逸だにゃあ!「月刊くじら」には色々とツッコミどころもあるが
『月刊くじら』創刊号は2日で2000部を売り切り、好調な滑り出しを見せる。嵩(北村匠海)は『月刊くじら』編集部に異動に。...
桧山珠美 2025-07-09 17:00 エンタメ
【10万いいね】鈴木えみ、20年前→現在の比較写真が“美しすぎる”と絶賛「変わらなすぎ!」「今の方が可愛い説まである」
 ファッションモデルから俳優業まで、幅広い分野で活躍する鈴木えみさん(39)。2025年7月7日に自身のInstagra...
春ドラマの評判を調査!本命『最後から二番目の恋』は2位。1位は意外な快進撃。日常系が人気、刺激疲れか?
 2025年の春ドラマが、次々とフィナーレ。今期はSNSでバズった顔ぶれも多く、ドラマファンからしても楽しいシーズンだっ...
「あんぱん」嵩は受かるのか…って次週予告編でネタバレか? アンパンマン声優の姿もチラリ
 のぶ(今田美桜)の家で暮らすことになったメイコ(原菜乃華)は、夢に向かって一歩を踏み出す。そしてのぶも、月刊誌の刊行に...
桧山珠美 2025-07-05 08:00 エンタメ
『あんぱん』のど自慢といえば「ひよっこ」有村架純を思い出す。メイコが歌うのはどの歌なのか?
 夕刊の話がなくなり、時間を持て余すのぶ(今田美桜)だったが、夕刊の代わりに月刊誌を出せることに。岩清水(倉悠貴)と歓喜...
桧山珠美 2025-07-03 18:11 エンタメ
TOKIO 国分太一騒動で危うい“料理イケメン”たち「男子ごはん」での気になる発言
 またひとり、旧ジャニーズのタレントが消えてしまいました。今度はTOKIOの国分太一(50)です。今月20日、無期限の活...
東海林(津田健次郎)はエラいのかポンコツなのか? ともあれ“ツダケン”の魅力的な演技に惚れ惚れ
 高知新報が夕刊発行の申請をし、のぶ(今田美桜)は編集長を任された東海林(津田健次郎)と先輩記者の岩清水(倉悠貴)と共に...
桧山珠美 2025-07-01 18:19 エンタメ
【再募集】2025春ドラマどうだった?面白かった&ガッカリを教えて!『あんぱん』『最後から二番目の恋』『対岸の家事』etc
 引き続き、2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。続々と最終回を迎えた4月よりスタートの春ドラマ、あなた...
「あんぱん」竹野内豊らが退場→津田健次郎と倉悠貴が新たに補充。イケメン好きにも優しい朝ドラに感謝したい
 闇市で渡された東海林(津田健次郎)の名刺を頼りに、高知新報にやってきたのぶ(今田美桜)。しかし、東海林は全く記憶にない...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
さや香、バッテリィズ…意外と多い「不仲コンビ」にグッとくる理由。仲良し芸人だけが正解なのか?
 千鳥MC『相席食堂』(ABC/テレビ朝日系)の6月3日放送回にて、「カウンセリング相席」と称した、お笑いコンビ・流れ星...
『あんぱん』嵩(北村匠海)に“たっすいがー”の面影はない。のぶへの言葉が胸を打つ「正しい戦争なんか、あるわけがないんだ」
 空襲の焼け野原でひとり佇むのぶ(今田美桜)の前に、嵩(北村匠海)が現れて再会を果たす。釜次(吉田鋼太郎)から事情を聞い...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
国分太一活動休止で消えた「TOKIO再集結」の光…木村拓哉に見せていた別の顔
 6月20日、複数のコンプライアンス違反があったとして、TOKIOの国分太一(50)が無期限の芸能活動休止を表明した。出...
こじらぶ 2025-06-25 07:50 エンタメ