注目俳優・樋口幸平はプーさんのシールで“恋”を知った。告白したい風景はどこ?【NEXTブレイクイケメン】

望月ふみ
更新日:2025-05-14 08:07
投稿日:2025-05-14 06:00

「自分がされて嬉しかったこと」を意識したい

――樋口さんは学生時代、サッカーに夢中だったと聞いています。そのほかに、どんな高校生活を送っていましたか?

 楽しいことが大好きで、友達にも恵まれていました。楽しい学園生活を送っていたと思います。

――たとえば文化祭などは。

 文化祭はサッカーの選手権とかぶっていたのですが、1度だけ参加することができました。みんなと一緒に参加できた文化祭はすごく楽しかったです。

――『MADDER』には「考える葦」ならぬ「考える足」という校訓が登場します。樋口さんが大切にしていることわざや言葉があれば教えてください。

 高校サッカーの時のスローガンだった「ひたむきに、ひたすらに」という言葉を今も大切にしています。僕がどんな状況になったとしても、「ひたむきに、ひたすらに」やり続けることで、見てくれる人は見てくれていると思うので、ずっと大切に、そうしてやっていきたいと思っています。

――こうなっていたいという先輩像はありますか?

 自分がされて嬉しかったことを人にしていける人でいたいです。たとえば僕が10代の頃、全くセリフもない役をやっていたころ、ガチガチだったときに、話しかけてくれた先輩方がいらっしゃいました。

 今後、僕が助けられる場面があれば助けたいし、それがチーム全体の良さにもつながっていくと思います。この仕事はみんなと一緒に作っていく仕事ですし、「自分がされて嬉しかったことを」は、意識していきたいです。

初恋の感覚は、プーさんのシールをもらったドキドキ

――最後に「コクハク」ならではの質問をさせてください。いまだからできるコクハクや初恋エピソードなどがあれば教えてください

 初恋は小学校のときにプーさんのシールをくれた女の子です。

――そんなに具体的に言って大丈夫ですか?

全然、大丈夫です。僕、そのとき特にプーさんが好きだったわけでもないんですけど、その子から急にプーさんのシールを渡されて。そのとき「嬉しい」と感じたんです。それで「この嬉しさってなんだろう…。恋だ!」となりました。

――シールをもらって嬉しかった。つまりこれは「恋だ」と。かわいいです。

 小学生の頃です。そのシールのドキドキが僕の初恋です。

――もうひとつ、先ほど王道の学園ドラマは「キラキラ恋する学園ドラマ」のイメージとのことでしたが、今後そうした作品に出演して、王道の告白シーンがあるなら、どんなシチュエーションを妄想しますか?

 放課後、学校の教室に残って、夕日をバックに「好きです」と言いたいです。あとは、学校を抜け出して海で告白するとか。そういうエモい、ステキな場所で告白したいです。

――場所にこだわりたいんですね。ドラマではなく自分自身の理想もそうですか?

 そうですね。割と場所を気にするかもしれません。言っちゃえ精神ってありますけど、それって場所が後押ししてくれることもあると思うんです。そこに行っても言えない人は言えないし、そこに行かなくたって言える人は言えるでしょうけど、でも僕は環境も大切にするかな。場所によって、さらにパワーをもらえることも僕はあると思います。

◇ ◇ ◇
ドラマ『MADDER その事件、ワタシが犯人です』関西テレビ毎週木曜深夜ほか、放送中
オフィシャルサイト https://www.ktv.jp/madder/

チェキプレゼント応募要項

 樋口幸平さんのサイン入りチェキを2名にプレゼントいたします。

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 2025年5月29日(木) 23:59

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望月ふみ
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70年代生まれのライター(ときどき撮影)。映画やドラマ、タレント本などのエンタメ関連記事を執筆。現在はインタビューが中心で、月に20本ほど取材。ねこ検定上級、2級愛玩動物飼養管理士取得と愛猫家街道をばく進中。

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