注目俳優・樋口幸平はプーさんのシールで“恋”を知った。告白したい風景はどこ?【NEXTブレイクイケメン】

望月ふみ
更新日:2025-05-14 08:07
投稿日:2025-05-14 06:00

 乃木坂46の五百城茉央さん主演で放送中のドラマ『MADDER その事件、ワタシが犯人です』(関西テレビ)。東大進学率No.1の学園で起きた小さな事件をきっかけに、やがて本当の殺人事件が発生し、未曽有の連続殺人へと発展していくミステリーエンターテインメント。

 本作で五百城さん演じる主人公・仲野茜のクラスメートで、エリートのひとり江藤新を演じる樋口幸平さん(『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』『体感予報』)にインタビュー。

 初出演となった学園ドラマへの参加の感想や、樋口さんの「コクハク」エピソードを聞きました。

【関連記事】樋口幸平さん「サイン入りチェキ」を2名にプレゼント!

念願の学園ドラマ出演。想像とは違った?

――本作の出演が決まったときの感想から教えてください。

 台本を読んでいるだけでも面白かったのですが、正直、最初は「これを映像にするって、どうやるんだろう」という疑問もありました(笑)。完成した映像を見たら、かっこよくて、ミステリアスで、音楽もすごく良くて、映像のテンポもスピード感も良くって、すごくかっこいい作品になっていました。僕が演じた江藤という役は、話が進んでいくにつれてどんどん人間味が出てくる、楽しんでもらえる役じゃないかなと感じました。

――学園ドラマへの出演は初めてですね。

 学園ドラマにはずっと出演したいと思っていて、出演が決まった時はすごく嬉しかったのですが、僕が想像してきた学園ドラマとは少し違ったテイストでした(笑)。この作品はなぞ解きもあって、コメディも感動もあって、いろんな要素が入った学園ドラマで、すごく嬉しいです。

――参考までに、想像していた学園ドラマとは、どんなイメージだったのでしょう。

 キラキラ恋する学園ドラマみたいなのが、僕の中での王道でした。でも『3年A組』とか『御上先生』とか、学園ドラマにもいろんなものがあるからこそ、みんなが見たいと思えるのだと思います。

 今回の『MADDER』もステキだったし、どういったタイプの学園ドラマに出演させていただいたとしても、楽しみたいですし、今回この作品に出演できたことで、より一層、学園ドラマにまた出たいと思うようになりました。

カメラの外では関西弁で!

――カメラ外での五百城さんとのやりとりを教えてください。

 僕も五百城さんも同じ兵庫県出身ということもあって、最初から打ち解けることができました。

――地元の方と一緒だと、方言になりますか?

 なりますね。五百城さんと話すときは関西弁になってました。

――江藤を演じる立場から、後半の見どころを教えてください。

 江藤から主人公の茜に向ける感情が強くて。それが疑っている目なのか、劣等感から来るものなのか。一体どんな気持ちなんだろうというカットが、どんどん多くなると思います。そうした表情からも江藤を楽しんでもらえるんじゃないかと。

 後半になるにつれて、江藤の心情の答えを見つけてもらえたらと思います。特に6話7話では、それまで江藤自身が演じてきた彼のメッキが、剥がれていく姿を見られると思います(笑)。

望月ふみ
記事一覧
70年代生まれのライター(ときどき撮影)。映画やドラマ、タレント本などのエンタメ関連記事を執筆。現在はインタビューが中心で、月に20本ほど取材。ねこ検定上級、2級愛玩動物飼養管理士取得と愛猫家街道をばく進中。

X

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


「あんぱん」脚本家が“1番書きたかったこと”に目からウロコ! すべては聡明なお子様のおかげ…
 ある日、嵩(北村匠海)にファンレターをくれた小学生の佳保が、祖父の砂男(浅野和之)と柳井家にやってくる。笑顔で迎えるの...
桧山珠美 2025-08-28 15:25 エンタメ
「あんぱん」八木(妻夫木聡)と蘭子(河合優実)カップル、オトナの視線の絡み合い…朝から見ていいんですか?
 八木(妻夫木聡)のひらめきで嵩(北村匠海)の詩とイラストが入った陶器のグッズは追加注文が来るほど売れていた。それでもも...
桧山珠美 2025-08-28 15:03 エンタメ
坂口健太郎に逆セクハラ騒動。永野芽郁にmiwaとも…BLACKPINK リサだけじゃない“女性に押される”男の特徴
 BLACKPINKのリサ(28)が国境を越えて、大炎上中だ。今年2月にリリースしたソロデビューアルバム『Alter E...
田中麗奈、45歳。心も体も変化するなか、ずっと変わらない“芝居”への気持ち
 多くの人の心をつかんだ「なっちゃん」のCMの初代キャラクターに始まり、映画『がんばっていきまっしょい』『はつ恋』、近年...
望月ふみ 2025-08-24 11:45 エンタメ
『あんぱん』のぶ、山に登って「ボケー!」は“征服欲”の成せる業か? アンパンマンの原型がついに爆誕
 のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)の別居生活が続く中、登美子(松嶋菜々子)から嵩の名前の由来を聞いたのぶは、ひとり山へ向...
桧山珠美 2025-08-28 15:04 エンタメ
ラウール、22歳の色気が破壊級!「愛の、がっこう」は“代表作”になると断言してもいい
 夏ドラマも中盤にさしかかりました。そのなかでも回を重ねるごとに盛り上がっているのが、木曜劇場「愛の、がっこう」(フジテ...
【芸能クイズ】松本人志が福山雅治と「HEY!HEY!HEY!」で作った“オリジナル料理”の名前は?
 テレビやネットでふと耳にした、あのひとこと。記憶の片隅に残る発言の背景には、ちょっとした物語があるのかも?  ネ...
「あんぱん」羽多子らの“あの言葉”にあんぐり…のぶも感動してる場合か。落語家の年齢も気になる
 嵩(北村匠海)は「まんが教室」という番組に出演してほしいという健太郎(高橋文哉)の頼みをしぶしぶ承諾する。そして第1回...
桧山珠美 2025-08-28 15:06 エンタメ
「あんぱん」のぶ、議員のコネ入社なのに“クビ”の謎。急成長したアキラ君と老けないオトナ達に酔いそう…
 嵩(北村匠海)が書いた詞にたくや(大森元貴)がメロディーをつけて生まれた「手のひらを太陽に」は、「みんなのうた」でも紹...
桧山珠美 2025-08-28 15:06 エンタメ
スキャンダル続出の花田優一、美女にモテまくるのは何故? 不誠実男に学ぶ「悪名は無名に勝る」メリット
 元横綱・貴乃花光司と元フジテレビアナ・花田景子を両親に持つ“親の十四光り”の花田優一。  現在、元テレビ東京アナ...
堺屋大地 2025-08-17 11:45 エンタメ
「あんぱん」八木(妻夫木聡)と蘭子(河合優実)、“何か”が始まっちゃう? 嵩は作詞能力をいつ見抜かれたのか
 舞台公演は成功裏に幕を閉じる。数日後、なぜかぼんやりした様子の嵩(北村匠海)。そこに、また一緒に楽しい仕事をしようとた...
桧山珠美 2025-09-04 12:26 エンタメ
カズレーザー、山里亮太…芸人はなぜモテる? 業界人が分析する「メロい」現象が起こりやすい納得の理由
 カズレーザーさんと女優の二階堂ふみさんが結婚した。週刊誌にも撮られなかったどころか、噂すらなかったので世間はびっくり&...
帽子田 2025-08-15 11:45 エンタメ
島崎遥香31歳、40代を迎えても「幸せの更新」方法は変わらない。カテゴライズせず“ぱるる”として生きていく
 昨年、初めての著書『ぱるるのおひとりさま論』(大和書房)を出版するなど、このところ「ひとりが好き」「結婚願望はナシ」と...
望月ふみ 2025-08-14 11:45 エンタメ
ドラマ『しあわせな結婚』の奇妙な違和感。松たか子らの“ちぐはぐさ”は計算どおりなのか?
『光る君へ』『ふたりっ子』『大恋愛』などで知られるベテラン脚本家・大石静さんの完全オリジナル作品として、夏ドラマの中でも...
「あんぱん」六原永輔=永六輔の“言葉”に違和感が…。いせたくや(大森元貴)らの記憶力も凄すぎる
 のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)は互いに隠していたことを打ち明け、新たに前を向く。それから7年の歳月が流れ――、未だ漫...
桧山珠美 2025-08-13 18:06 エンタメ
【芸能クイズ】ヒントは有名コンビ!「佐藤嘉彦・粋子」が本名な芸人は誰でしょう?
 テレビやネットでふと耳にした、あのひとこと。記憶の片隅に残る発言の背景には、ちょっとした物語があるのかも?  ネ...